活動報告・レポート
2013年3月24日(日)
帰国
帰国

午前6時40分に関西空港に到着しました。昨日の午後11時59分にクアラルンプール空港を出発して一夜飛行していたことになります。予定通りに関西空港に到着しましたが、成長過程の国を視察できたことに感謝の気持ちが高まっています。伸びている国は活力があり、そして接する皆さんが明るいのです。今は遅れていても国の将来を信じていると気持ちか明るくなると思います。国民性もあると思いますし言語の違いもあることから全てではありませんが、接する中からそう感じました。

マレーシア人はマレー語と英語は話すことができます。教育を受けているマレー人の全ての人は英語が話せます。普通に英語で会話している光景があり、話せない方が不自然です。通常は、ここに中国語を加えた三ヶ国語が話せるようです。

日本からマレーシアに移住している日本人が増えているのですが、その理由のひとつに高等教育があります。小さい頃から実践的な英語教育を受けられるので、日本人として母国語と英語、そして中国語を学べる環境があります。小学生以下の子どもがいる家庭が治安が良くて語学力を身に付けられる教育を受けられるマレーシアを選択することは不思議ではありません。国際人として活躍を願っている親からすると、ビジネス英語まで発展する可能性のあるマレーシアの教育を受けるために移住している現実があります。日本からの人材流失といえる事態に発展しなければ良いのですが。

国は人材への投資、つまりレベルの高い教育が重要ですし、国際時代に入って久しいのに外国語教育が実践的でない日本よりも普通に英語が使える教育を受けさせたいと思うのが親の気持ちです。マレー人が英語を使いこなしている状況に接して、語学教育の問題についても考えさせられました。

日進中学校

日曜日の今日。日進中学校の旧校舎のペンキ塗りをPTA役員と先生が行っていました。そんな時間帯に中学校を訪問しました。目的は学校と地域との交流機会を持つしくみを作ること。地元の皆さんが中学校に入ってくれるようになれば、生徒は構内でも先生以外の大人の目があることから常識的な行動を取ると思います。授業を抜け出して校内でさぼっている生徒がいたとしても、地域の大人が「何しているの」と声を掛けることから生徒に変化があると思います。人は誰かから注目されていると社会規範に反した行動は取れなくなります。授業中に教室にいないのは規範を逸脱した行為です。しかし先生に注意されても効き目は薄くなる時期があります。それは先生とは毎日会っているので、慣れてしまっているからです。それよりも第三者からの挨拶や注意の方が効き目のある場合もあります。

別に生徒を叱らなくても注意しなくても良いのです。大人が声を掛けて生徒に人生観を伝えることが勉強になるのです。仮に1時間授業をさぼるのであれば、大人に人生観を聞いている方が実になります。

そして日進学校は花壇が多くて整備されています。卒業式や入学式を花でいっぱいにしようとするPTAの願いが詰まっています。花壇がきれいに保たれているので春の一日はとても華やかで校舎がきれいに映ります。しかし敷地が広いのでPTAやPTAのOB、そしてクラブ活動で管理し切れないのです。そこで地域の人に花壇作りに参加してもらうことで地域との交流と花壇の整備が図れます。

地域の皆さんと一緒に花を育てることによって、生徒の気持ちが変わることも期待しています。

元々見える場所の花壇はきれいに管理されています。手入れは交代で行っていますし、花の選び方も考えています。PTAと学校が一緒になって美化に務めていることが分かります。校内を花でいっぱいにしたいと思うPTA役員さんや先生の気持が伝わってきました。

チューリップも入学式で生徒を迎える日を楽しみにしているようです。

写真展

三田フォトクラブ写真展に行きました。今回で13回目を迎えています。一年間を通じて撮影した会員の皆さんの作品が飾られています。この日のために撮影を続けているのです。

写真が上達するためにしていることを会員から伺いました。方法はありますが、まず常にカメラを持って写真を意識することです。スポーツ選手が毎日道具に触れているように、写真を撮る場合にも常にカメラを持っている必要があります。道具に慣れること。身体の一部のように扱えるようになること。そしてシャッターチャンスを意識することからも大切なのです。

そして一流のプロの作品を見ることです。展示会に出掛けることと作品集を見ることで勉強になります。富士山の作品集を見せてもらいましたが、プロだから撮影できる技術や構図がありました。その視点が勉強になるのです。

他にも歩くことや、ズームを使っても良いけれどそれよりも主題に近づくことも、上達のために必要なことだと伝えてくれました。

報告会

夜は午後8時から議会報告会を行いました。先に終了した平成25年2月定例会の報告の後、意見交換を行いました。主な意見は次の通りです。

都市計画税を支払っているけれど、都市計画もないし利便性も高まっていないので、都市計画税を廃止することや値下げすることを求めたいという意見かありました。特にこの都市計画税対象の地域は少しの雨でも浸水します。浸水対策も講じられていないのに都市計画税の徴収は不必要だという見解もあります。同様に市街化地域に指定されていることから農地でも固定資産税が高いのです。この市街化地域の指定も外して欲しいという意見がありました。

そしてゲリラ豪雨による地域の排水についても意見がありました。配水管の口径を大きくすることや排水する河川を改修することなどの意見です。これらの意見は取りまとめて所管と協議する予定です。