活動報告・レポート
2013年3月19日(火)
公立高校入試発表
公立高校入試発表

和歌山県内の公立高校の入学試験の結果発表がありました。難関を突破した受験生に拍手を贈ります。4月から始まる高校生活を楽しんで下さい。受験生の笑顔に接するとこちらまで笑顔になりますし、厳しい冬に努力をしてきた過程を思うと嬉しくなります。春到来、新学期までゆっくりして下さい。

実行委員会

夕方からは和歌山ゴールドライオンズクラブ結成10周年記念実行委員会を開催しました。実行委員長からは「残りの期間が短くなってきたので詳細を今回とあと1回位で詰めて欲しい」と挨拶があり、式典と祝宴のタイムスケジュール、出席者、シナリオなどのチェックをしていきました。そして私達のクラブの役割分担も決めていきました。

席順に関しては、各クラブの中に私達のクラブメンバーが1人か2人入り交流を深める方式を検討しています。またおもてなしのための料理についても試食して満足度を高めるように工夫することを決定しました。

記念誌も完成に近づいてきました。会長、実行委員長、来賓の挨拶文も揃い巻頭にはめ込みました。後はクラブメンバーの写真などの掲載を残すだけになっています。一つのイベントの完成形が見えてくるとゴールが近づいていることを感じます。ゴールまでは遠いのですが、見えてくると達成感を感じ始めるようになります。4月13日に向かって実行委員会として走り抜けます。

懇談会

実行委員会に引き続いて予定していた懇談会に参加しました。尊敬している経営者と病院を経営している医師と三人での懇談会を行いました。優れた経営者の感覚に触れられる機会は貴重です。会社は設立しても3年が経過すると10社のうち7社が消え去り、10年が経過すると1社が残る程度だと伺いました。そして個人になると社会で必要とされる役割を得られる確率はもっと低くなり、100人に1人程度だそうです。ここに会社が社会で生き残ることや名を成す難しさを感じます。

生き残るための秘訣は継続することになります。最初は誰でも初心を忘れないでこの先も長く行動し続けることを思いますが、時間の経過と共に初心は忘れないとしても最初のころの情熱は小さくなって行きます。それは事業とは常に右肩上がりではないことや困難に直面することが要因です。そして社会からの信用や資金力の壁もあります。社会で認知されていない個人が仕事をしようとしても信用力がありませんから、簡単に組んではくれませんし提携もしてくれません。金融機関も同じで簡単に資金融資をしてくれる訳はありません。信用力と自己資金は事業をするために持っておくべきもので、それは継続する力から得られるものです。信用を持つためには年月を必要とします。資金を貯めるためには働いて貯める以外にないのです。

信用なし、資金なしとして状態は、事業を決意するまでの間の働きや人脈形成が足りなかったというべきです。それでは第三者からの信頼と資金提供を得られることはありません。最低限の準備を行ってから実行することが第一のハードルです。そこから初心を忘れないで継続することが必要となります。

また忙しい人は経営を続けていくことに適していません。忙しいといいうことは仕事に追われていることに他ならず、本当は暇、つまり時間に余裕を持たなければなりません。忙しさの原因はネガティブな事象に対応していることです。ネガティブな事象とは借入金の返済が遅延していることや取引先やお客さんからの苦情やトラブル、人間関係の縺れなど、後追いの仕事です。これらの解決には時間を要しますし、解決してもマイナスからゼロの地点に戻すだけです。生産性や達成感などやりがいを感じる仕事とは大きな差があります。時間にゆとりを持つとはネガティブ要因を取り除くことです。

そのためには任せるしくみを作ることです。一人の経営者が全てを知り仕切ることはできませんから、組織のしくみを作り任せられる人に任せることです。経営者が働き続けて達成する一人の売り上げは、純利益で5千万円程度が限界だそうです。それ以上の事業規模を目指すのであれば、しくみを作り人材を育てること以外にありません。そこが難しいこところです。それができるのは経営者の人間力、人間の大きさ、直感というか嗅覚が絶対に必要です。人に任せられない小さな人間には経営は適していないのです。

明るく元気で、人を活かし、育てられる人が経営者として生き残っていくと感じます。

その他
  • 就職問題について話し合いました。平成25年4月に入社する人が社会に出る時期が迫ってきました。事前準備や心構えに関して話を行いました。
  • 入浴剤などを製造している人と協議をしました。事業拡大に伴い製品に添加するための原材料を入手することの相談があり対応しました。結果、薬品会社から原材料のサンプルを預かられることになりました。