県議会定例会一般質問の最終日です。県政の課題を議論してきた本会議一般質問から舞台は明日からの予算特別委員会へと移ることになります。平成25年度予算案について議論が深まっています。本日は高速道路や洪水対策、風力発電、関西広域連合の報告などが行われました。とても熱心で良い議論が交わされています。
今回感じることですが、部長答弁に具体的なものが多く、これまでの成果と平成25年度に向けたやる気を感じることができます。これまでのところ県議会は順調に審議が進んでいます。
台風12号、所謂、紀伊半島大水害により飼い主と別れてしまい、被災犬となっている犬がいます。現在被災犬は2頭、和歌山県動物愛護センターで保護されています。2年間も保護してくれていることに感謝しています。被災犬は当初7頭いたのですが、飼い主が見つかったのが3頭、里親になってくれる人が表れたのが1頭、1頭が病死、現在まで保護されているのが2頭です。
東日本大震災でも被災犬がそれぞれの県で保護されているように、和歌山県でも保護してくれているのです。通常の捨て犬などであれば飼い主が見つからなければ一定期間が経過すると殺傷処分されてしまいますが、被災犬として配慮してくれいるのです。
ただ2年が経過していることから飼い主を見つけることは困難な状況になっています。災害発生直後から、そしてこれまでも公益社団法人日本愛玩動物協会和歌山県支部が中心になって飼い主を探してくれていたのですが、見つけることが厳しくなっています。そこで平成25年に入ってからは里親を探す活動に移りました。しかしなかなか里親を見つけることができていません。
時期的に、里親を探さなければいつまでも保護してくれる訳ではなくなってきました。このまま里親が見つけられなければ、最悪の事態も考えなければなりません。日本愛玩動物協会和歌山県支部では里親探しの力などを掲示してもらえるお店などに協力依頼をしていますが、時間的余裕がなくなっています。多くの皆さんの協力を得て災害を生き抜いた犬たちの生命を守りたいと思います。
関心のある方は公益社団法人日本愛玩動物協会和歌山県支部までお問い合わせをお願いいたします。
予算特別委員会に続いて開催される経済警察委員会について打ち合わせを行いました。企業誘致や就労機会の創出、中小企業金融や観光振興などの項目で話し合う機会を持ちました。打ち合わせをした結果、経済警察委員会では、経済関係で産業を支える人づくりプロジェクトと観光地を初めとする公衆トイレの温水洗浄便器設置などの改修について、経営革新支援事業について。警察関係では学校でのいじめ問題に対応するしくみについてなどを取り上げることにしました。その他の項目について取り上げるかどうかは明日から検討に入ります。
当局の皆さんから丁寧な説明をいただき意見交換を図ることができました。新しい政策に向けての意欲が感じられますし、新政策でなくても継続して事業を発展させようとする意欲も感じました。熱意のあるこれらの取り組みは、きっと花を咲かせることになると確信しています。その少しでもお手伝いができるなら、やりがいのある仕事でもあり関われることを幸せに思います。
- 企業家育成セミナーについて情報をいただきました。日本マイクロソフト社の支援を受けて実施するのはKAPIONパートナーズです。起業しようと思っているのと実際にやるのとでは、天と地ほどレベルが違います。思っていることをやれるように持っていくセミナーになる点が特徴です。セナミー開催を楽しみにしています。
- 知人のお店の記念式典の案内をいただきました。前回に引き続いて今回も出席させてもらう予定です。