一般質問四日目の今日、早いものでもう一般質問も中日を越えました。一般質問は県政の課題がリアルタイムで議論されるのでとても勉強になります。そして質問者の意図と当局の考え方などを知ることができる機会になります。三人の議員の質疑を議場で聞かせてもらいました。その中で、食育や洪水対策、オスプレイの和歌山県内の飛行やがん対策についての議論が交わされました。
午後6時からは和歌山ゴールドライオンズクラブ例会を開催しました。地区GMT委員長の吉村ライオンをお迎えしてライオンズクラブの現状について学習する機会を得ました。
さて例会に際しての私の挨拶は以下の通りです。
皆さんこんばんは。仕事でお疲れのところ例会に出席いていただきありがとうございます。早いもので本年度の活動も終盤戦となり、本日は指名例会となりました。後ほどになりますが、来年度の理事の立候補、続けて指名を行うことにしていますので、よろしくお願いいたします。
さて3月に入りました。この季節は卒業と入学が交錯する時期です。3月1日は公立高校の卒業式がありますし、今週末は公立中学校の卒業式があります。そして一ヶ月もすると卒業して寂しくなった学校に新しい生徒が入学してきます。出会いと別れの季節がこの時期です。卒業した高校生は4月から進学、社会人として舞台に立ちます。19歳の大人が社会に登場してくることになります。社会人としての先輩である私達、そしてライオンズクラブとしては、新しく高校を卒業した皆さんを迎えることになります。この生徒達を温かく見守り、社会人しての役割を自覚してもらい、そして成長のお手伝いをすることも青少年育成の目的に適うのだろうと思います。社会に奉仕する私達ライオンズメンバーが学校を卒業した若い人達を育成する役割を担っているのです。規範となるような活動を継続することを春の日に思います。
さて星林高校の校長先生が昨年末に元福岡ソフトバンクホークスの小久保選手にお会いしています。校長先生はその人柄に惚れて、小久保さんのホームページを見たそうです。そこに小久保さんが水滸伝を好きな本であると書かれていました。校長先生は、人柄の素晴らしい小久保さんが読んでいる本とはどんなものだろうと思い、水滸伝を購入しました。この中で水滸伝を読んだことのある人はいますでしょうか。挙手、ありがとうございます。読んだことのある人は一人だけですね。私も読んでいないのですが、水滸伝は19巻もある大作だそうです。しかし正義や責任感、社会を変えるための行動力、仲間意識など学べることがあると伺いました。正に私達ライオンズクラブが打ち合わせるべきことが描かれているようです。
是非、社会人の先輩として青少年育成の役割を担いたいと考えていますし、若い人の成長を支援することを通じて社会の発展に寄与したいものです。
もうひとつ触れさせてもらいます。昨年の記念行事から国体推進室と付き合いを行っています。結成10周年の記念式典について話をしているのですが、その中で国体までに県内の機運を盛り上げるための清掃活動や国体関連イベントへのボランティアの協力などの依頼もあると思います。平成27年度に開催される紀の国わかやま国体に向けて、ライオンズクラブとして協力することは地域社会への貢献となりますし、ライオンズクラブの活動を認識してもらえる絶好の機会となるものです。
国体慣例の支援活動は本年度、来年度と続くものであり、平成27年度までの2年間、和歌山県と協同する活動になると思います。新年度に向けての課題となりますが、関係を保ちながら盛り上げたいと思いますので、協力方よろしくお願いいたします。
そして後ほど報告をいただきますが、地区から吉村GMT委員長にお越しいただいています。ライオンズクラブの現状について勉強したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
挨拶は以上です。そして例会では吉村委員長の報告を受けました。活動の本質は社会貢献にあります。その中で楽しく仲良くすることでクラブ活動を盛り上げていくことが本来の活動です。ライオンズクラブは、知り合って友となり、語り合って尊師を得、共に汗して同志となることを目指すべきです。仲の良いこと、学ぶこと、汗を流すことが基本的活動ですから、私達のクラブもそれを目指したいものです。
- 来月、和歌山市内の大型の住宅展示場が完成することになります。竣工式典に関しての協議を行いました。
- 地域開発に関しての協議も行いました。話を伺うと大規模な開発ですから地元活性化になるような話をしました。
- 住宅造成に関して安全対策について協議しました。開発予定の住宅地に隣接する位置に堤防があり、その場所の安全確保について協議を行いました。
- 和歌山県に観光客に来てもらうための対策に関する協議を行いました。各自治体とも観光客の誘致活動を行っていますから、県としてインバウンドも着地型観光も統一的な取り組み方ができないものか議論しました。今までと同じようなことを実施していても誘客にはつながりません。平成25年度から3年間は、和歌山県として大型観光イベントを予定しています。成果が上がるような取り組みをしたいと考えています。