活動報告・レポート
2013年3月4日(月)
一般質問二日目
一般質問二日目

先週金曜日から県議会一般質問が始まっています。今日も三人の議員が登壇し知事や当局と議論を交わしました。同僚議員の一般質問を議場で聞かせてもらうことは勉強になります。県政の課題とこれからの方針など、県の考え方や取り組み方が分かるからです。また議員が調査して踏み込んだ内容についても理解できます。調査と研究内容について学ぶことができています。

本日は御坊警察署工事の問題、秋葉山プールの問題、ラジオ通じるプランの取り組みについてなどが議論されています。

私は教育委員会と質疑に関する打ち合わせを行いました。公教育におけるいじめ問題と防止するための対策などについて協議を行っています。これまでの議論を踏まえて明日、一般質問となります。

ライオンズクラブ
ライオンズクラブ

第三回ガバナー諮問委員会が開催されました。地区ゾーンチェアパーソンの召集によって開催されたものです。地区の活動方針と各クラブの活動報告を中心に議論と意見交換を図りました。

中でも今回の提言の中で、里親への理解と支援がありました。和歌山県内に要保護児童は380名います。その中で90パーセントが施設に、残りの10パーセントの児童が養育家庭、つまり里親家庭で生活しています。しかし施設や里親家庭にいられるのは18歳までとなっているため、社会人として自立するための課題がたくさんあります。大学に進学したとしても学費と生計費をアルバイトで稼ぐ必要があるため、心身とも疲れてします中退を余儀なくされる子どもいます。

参考までに最近の高校生の大学進学率は54パーセントですが、要保育児童の大学進学率は11パーセントになっています。厳しい環境の中で生活と勉強をしている児童を支援するための提案がなされました。その中で今回は大阪府で開催される里親の世界大会に対する支援の要請を受けたものです。日本で里親の世界大会が開催されるのは初めてです。それ以上にアジアで世界大会が開催されることが初めてなのです。平成25年9月13日から16日までの期間、大阪国際交流センターで開催されることになっています。和歌山県下の里親をしてくれている皆さんに、研修機会として参加してもらいたいと考えての支援です。

ライオンズクラブとして支援できることは支援したいと考えています。

また和歌山ゴールドライオンズクラブの活動報告として、2月の献血例会と3月にも献血例会を計画していること。他クラブ訪問として泉南中央ライオンズクラブの例会訪問を実施して運営方法や親睦など効果があったことも報告しました。

また4月13日に開催予定の結成10周年記念式典の報告と皆さんに対して出席のお願いを行いました。

学校現場の問題

公教育でのいじめの問題について話し合いました。話し合った相手や場所は伏せたいと思いますが、いじめにあった生徒も、ご家族も、その苦痛と心労は想像することができない程、辛いものを感じました。まず、最初は味方がいないこと、いじめの問題の事実をなかなか分かってもらえないこと。学校や教育委員会との信頼関係を築くことが容易ではないこと。つまり生徒と生徒の家族が、強い気持ちを持って立ち向かうことを求められるからです。味方がいないところからいじめとの戦いのスタートです。支援者、理解者が現れるのは時間の経過と共になります。

教育委員会や行政、そして政治家もそうですが、皆さんが安心安全して暮らせる生活を築いていくことが大きな役割です。安心で安全な暮らしができる郷土を待っているのです。

学校でいじめの問題が発生していれば、生徒やご家族は安心して学校に行くことはできません。信頼できる教師、信頼できる学校、そして話を聞いてもらえる学校であり、悩み事に即座に対応してくれる教師と学校でいて欲しいものです。いじめにあって学校に相談するのには相当の勇気と決断、そして家族での話し合いが必要だからです。

対応が遅かったり、事実関係の調査に問題があるとすれば、当該教育委員会や県教育委員会が問題解決に乗り出してもらいたいのです。個人の問題でもありますが、学校の体質の問題が潜んでいる可能性もあるからです。

学校内でのいじめはあってはならないことです。勉強ができる環境、楽しい学校であるためには安心して学べる学校であるべきです。和歌山県において、いじめの問題は調査に入っているところです。いじめがあれば隠すことなく、表に出して学校と教育委員会、保護者や行政関係者も交えて解決に当たりたいところです。

遅くまで話し合いを続け、この問題に対応していくことを確認しました。