活動報告・レポート
2013年2月28日(木)
シルバーユニオン笑の会
シルバーユニオン笑の会
シルバーユニオン笑の会

和歌山市で生きていることを楽しもうと積極姿勢の人たちの会がシルバーユニオン笑の会です。各月に例会を開催して、会員相互の親睦と研修を行っています。例会では会員が専門分野を活かして講師を務め、活動を通じた学びなどについて報告しています。

本日は和歌山フラ協会の岡本広子さんが講師を務めてくれました。テーマは専門分野の「ハワイアンフラの話」です。私達はフラダンスと言っていますが、フラとはダンスの意味を持っていることからフラが正しい呼称です。ハワイのフラなのでハワイアンフラと呼んでいます。

岡本さんはハワイでフラの魅力を感じてから学び始めました。ハワイアンフラの歌が流れるとワクワクしてくると言います。何事も好きであることが続けられる秘訣であり、好きだからこそ歌を聴くとそれだけで毎回感動体験をしています。ハワイアンフラの歌は両親や先祖を大切にする歌詞が多く、歌を通じて人生で大切なものを気付かせてくれるようです。ハワイアンフラの歌で人生を学んでいるのが岡本さんです。

今でもハワイから二ヶ月に一度、先生に来てもらって練習を続けています。本物を学ぶことが本物体験であり感動があるのです。岡本さんが学んだ歌や踊りを、和歌山フラ協会の会員に練習を通じて伝えています。伝えているのは踊りの形ではなくて心です。歌と歌詞が持つ意味を伝え、その感情にあわせた振り付けを伝えているのです。歌に感動しなければ動きはついてこないので、大切な心の部分を皆さんに伝えているのです。

しかしハワイ語は難しいので歌詞を覚えるのも歌うのも苦労があります。歌詞を覚えるために自宅の壁やトイレ、お風呂などに書いたものを貼っています。家の中のどの場所にいてもハワイ語の歌詞が見られる状態にしているのです。常に歌詞に触れることで覚えようとしています。

忘れては覚える、忘れては覚える、の繰り返しです。そうして歌や演奏を覚えているのです。覚えるのは大変ですが、苦労して覚えてしまうと忘れなくなると聞きました。

岡本さんがそれほどまでに好きなハワイアンフラの歌は、100パーセントハッピーソングだそうです。辛いことがあってもハワイアンフラの歌を聴くと前向きになれるそうです。一日中聴き続けていても心地良い感じがあるそうです。自分が感じたことを踊りで表現して楽しむ、そして幸せになれるのですから素晴らしい毎日を過ごしています。

生徒さんにも、ハッピーソングを歌うことや踊ることは楽しいという気持ちを伝えています。

今日の講演のために昔のノートを見返したり本を読んで忘れていたハワイ文化やハワイアンフラの歴史などを思い出してくれました。三日間、寝られなかったと笑っていましたが、人前で思いを伝えるためには予習をして自分の言葉で話すことが必要です。講演から岡本さんの心が伝わってきました。

ハワイアンフラは人の100倍は練習を続けてきた自信があるので、知識は忘れていたとしてもその思いは決して忘れていないと語ってくれました。好きであること、自分に自信を持っていることがハワイアンフラ推進の原動力であり、素晴らしい日々を演出しています。ハワイアンフラのことは知りませんでしたが、話を伺って関心を持ちました。

シルバーユニオン笑の会

そして話を終えた岡本さんからの言葉です。「話を聞いてくれた皆さんからオーラをもらえた。話をさせてもらうことでオーラを受け取れたので話をする機会をいただいて感謝しています」。素晴らしい締め括りに感動しました。

そして和歌山フラ協会の生徒さん達がハワイアンフラを踊ってくれました。話を聞いてから鑑賞すると感情が透いて見えるようで、これまでと違って見えました。

以上が講演会の内容です。

そして私からも議会報告をさせてもらいました。話の内容は現在開会中の県議会で今回一般質問として取り上げる項目と考え方を伝えました。新エネルギーの問題や学校でのいじめの問題などを取り上げて議論を交わすことを話しました。皆さんに政治を身近に感じてもらえる機会となれば嬉しい時間です。

一般質問打ち合わせ

明日、一般質問内容の通告を行いますが、当局と議論と質疑に関する打ち合わせを行いました。新エネルギー、和歌の浦の振興、学校教育の問題などを中心にあるべき方向性について議論を交わしました。議論の途中段階であり、誤解があるといけないため詳しい内容は控えますが、課題の整理と今後の対応方針などが示せると良いと考えています。

その他
  • 道路と歩道の問題に関して打ち合わせを行いました。自動車を運転しながら車道から歩道を横切って営業店舗に入る場合の進入路の間口の問題です。車道から歩道に進入する開口部は6メートルと決められています。道路の形状によっては進入し難い場所があり、営業している店舗の場合、お客さんが入れない場合もあるのです。それに対応する方法を検討してきましたが実現は困難になりました。今後の方針も含めて調整しました。
  • 和歌山ゴールドライオンズクラブ10周年記念式典に関する取材対応を行いました。結成10周年となる年のこれまでの活動と記念式典について説明を行いました。