活動報告・レポート
2013年2月24日(日)
訪問活動二日目

本日も昨日に引き続いて訪問活動を行いました。約30軒の皆さんの自宅を訪ねて懇談させてもらいました。寒い中にも関わらず対応してもらった皆さんに感謝しています。主な意見交換の内容は次の通りです。

会社勤めをしていた経験がありますが、会社の歴史を伝えなければならないと思います。退職者は会社の自分がいた会社の味方ですから、会社を離れても自分の会社のように思っています。これからも社会でなくてはならない存在でいて欲しいと思っていますし、困ったことがあれば支援したい気持ちは持ち続けています。

→いつの時代も会社と社会との関係の中で困難があったと思います。戦後からの復興過程での社会から期待された会社の役割、公害問題が発生した時、工場を擁する会社は悪のように言われた時代、規制緩和により対応しなければならない時代、そして国際社会に対応している時代など、現役社員は会社の発展が社会で役立つものであると信じて仕事をしてきたことを伝えてくれました。
社会で存在している会社やしくみは、社会が必要としているから存在し続けているのであって、社会から不要と思われて存在しているものはありません。ところが時代の変化と共に不必要だと言われているものがあります。それは極端な議論です。多くの先輩方が苦労して築いてきたものがあり、それが社会を支えてきました。過去の仕事を否定するような言動は時代を築いてきた先輩達に失礼なことです。今の社会で許容されているものを大事にしながら、変えるべきものは変わるように関係者は動いているのです。
社会の流れにブレーキを踏むような動きをしている会社であれば、社会から不要とされる時代です。会社は社会の変化に対応しようとしていますし、常に社会の役に立つことを求めるのが使命です。
会社の歴史は現役社員でも知らないことがあります。人は歴史を学ぶべきなのと同様に、会社の歴史を知り学ばなければなりません。歴史は物語そのものであり、物語があるから社員もお客さんも感動してもらえるのです。数字やデータ、そしてマニュアルなどから感動を伝えることはできません。感動は物語から生まれるものであり、感動するエピソードのある会社は社会から必要とされます。
先人が会社で経験してきた歴史を聞かせてもらえました。やはり実体験に基づいた物語は人に心に訴える力があります。

和歌山県は再生可能エネルギーの適地がたくさんあります。小水力を設置したいと考えています。大規模水力の可能な地点は中々ありませんが、小水力であれば適地を探せばあると思います。ソーラーや風力にも取り組んでいますが、小水力にも取り組みたいと考えています。

→再生可能エネルギーの中で小型風力と太陽光発電、太陽熱利用、雨水を庭のタンクに貯めてトイレやお風呂での利用を家庭で行っているIさんは、地球環境問題に先駆けた取り組みを行っています。市内に出掛けるのもハイブリッドカーや電気自転車で移動しているように徹底した行動をとっています。
実践している人の意見は、新しいアイデアを行動に移す用意がありますから本気の意見です。再生可能エネルギーが和歌山県に必要な取り組みであると一貫して提言してくれているので、これらの意見を県政に届けたいと考えています。

議会活動の様子はテレビなどで見ています。議会報告書を拝見して、県民の代表としてよく取り組んでいることが分かります。厳しい時代ですが後退することなく活動をしてくれることを期待しています。

→いつも励ましてくれているのがKさんです。テレビ放送や議会報告書などはきっちりと見てくれています。皆さんに支えられて活動できていることを実感できるのが、皆さんの自宅への訪問活動です。来週も続けて行う予定です。