活動報告・レポート
2013年2月23日(土)
訪問活動

本日は終日、訪問活動を行いました。寒い中、対応してくれた約40人の皆さんに感謝しています。意見交換した内容は、これからの活動に反映させたいと考えています。以下、主な意見を記します。

和歌山城は和歌山市のシンボルですが観光地としては全く物足りないと感じています。県外から来たお客さんを和歌山城に案内しているのですが問題点があります。それは天守閣の入場券売り場について、天守閣下の売店について、お城内のトイレについてなどが他のお城と比較して劣後していると思います。トイレの汚さは全国のお城の中でもトップクラスです。トイレをきれいにしておくことが観光地としての最低条件です。このトイレだと再び使いたいと思いませんから、和歌山城を訪れてくれたお客さんの印象は相当悪くなると思います。トイレの改善を要望します。

また売店の品揃えは物足りません。コンビニが生活の中で定着している時代であり、そんな世代が社会人になっています。豊富な品数とサービスレベルに慣れた人がここを訪れた時、買いたいと思わないと思います。他のお城に行けば欲しいものがありますが、和歌山城の場合は欲しいものが見当たりません。

他府県から来てくれた人に対して恥ずかしい思いをしています。和歌山城内の公共施設の改善を要望します。

→和歌山城のトイレは未だに男女供用です。男女供用のトイレのある観光地は少ないと思います。現在、改修に向けて準備仲ですので後暫く期間をいただきたいところです。また和歌山県の施策として観光地などの公衆トイレを改修する計画があります。対応できないかを含めて検討します。
また売店についての意見は他からも寄せられています。意見提起をしている点もありますので結果をお待ち下さい。

エネルギー不足は社会問題だと思っています。産業界も家庭も電気利用金が値上げされると競争力低下、生活水準の低下などの問題が発生します。現代社会で必要な電力を賄える設備があるのにも関わらず、それを使用しないでいることに問題があります。結果として産業界や消費者に影響が来ているのです。社会で許容され現実に存在しているものを使わないのは社会の損失です。

今は電力不足と産業界の国際競争力の確保に向けて現実的な対応を行い、将来に関しては再生可能エネルギーや天然ガス、シェールガス、そしてその先にメタンハイドレートなどを組み合わせたエネルギーを利用することを検討して欲しいと思います。

→電気料金の値上げは産業界が歓迎するものではありません。国際競争力を保つためには従来と同水準の料金を維持すべきだと考えています。ただ現在は化石燃料頼りの電源構成となっていることから、原油価格や天然ガス価格の上昇と円安のため発電に必要な燃料費は増え続けています。
また関西における電力不足と値上げの問題から、工場立地を含めたサプライチェーンが遠隔地や海外に流失することも懸念されています。関西の経済力や地位が益々低下することにつながります。安定した電源確保と安価な料金は産業界にとっても消費者にとっても必要なものです。先進国でありながら経済活動の基礎が崩れている社会であることが問題なのです。私達にできることは対応したいと考えています。

現代社会でエネルギーが不足する時代が来るなんて予想もしていなかったです。戦後の電力不足の経験から、日本を支える経済活動には電力を安定させることが前提にしてきた経緯があります。エネルギーの多様化を図り供給力を安定させてきました。ところが主力エネルギーが停止した状態に陥っていることがいけないのです。再生可能エネルギーの普及に向けての取り組みもありますが、現在のところ主力電源には成り得ません。新しい燃料による代替も時間がかかることから政府には現実的な対応をして欲しいと思います。

→わが国のエネルギー需給率は4パーセントであり、先進国中一番低い数字になっています。エネルギー供給体制が脆弱だと産業界の競争力を失わせてしまいます。日本再生は先ず経済再生から始まりますから、最初のハードルを乗り越えるためにエネルギーを安定させたいと考えています。