当初予算を審議する平成25年2月県議会定例会が開会しました。予算が可決されるとそれに伴って、平成25年度の県行政の方針が決ります。なお当初予算の審議前に平成24年度補正予算案が審議されることになります。大方の年度であれば、2月議会での補正は事業実施後の予算残などの精算が主な補正ですが、この議会では昨日の予算説明会の報告で掲載したとおり平成25年度は13ヶ月という考え方で補正予算を組んでいます。主に公共事業予算を補正して経済対策に資することになっています。
さて知事からの議案説明による主なものは次の通りです。
和歌山県としてはこの機会を逃さないようにするため県の補正予算と国の補正予算を活用して公共事業の追加を政策に盛り込んでいます。補正予算と当初予算を合わせて全体として13ヶ月予算を組み、景気の下支えをしながら県経済を回復基調へと軌道に乗せたいと考えています。中でも成長分野においては県内企業の活力強化や観光、道路網のネットワーク化などの公共インフラ整備促進を図ることにしています。
そして将来この地域を支える人づくりは重要な施策です。教育6本柱として、道徳教育、学力の向上、郷土教育、良き職業人の育成、国際人の育成について取り組みを発展させることにしています。
これらの政策を推進するための予算は5,672億円ですが、平成24年の補正予算約385億円を組み入れた13ヶ月予算では6,057億円となります。対前年度比5.4パーセント増の予算となり、実質的には5年連続の積極型予算となります。
特に投資的経費に関しては、国体関連施設の完成に伴う事業費の減少がありますが、防災対策に関する事業など、必要な公共事業を可能な限り前倒しにすることで13ヶ月予算として約1,488億円、対前年度比17.3パーセントの増額予算としています。経済再生に向けて下支えになるような取り組みをする計画です。
これを受けて議案に対して会派としての議論を行いました。積極予算であり公共投資が増えることについては大いに賛成です。公共事業の前倒しや道路建設によって需要を生み出してもらえるように仕向けたいと話し合いました。
さて今議会での一般質問について通告を行いました。私の登壇日は3月5日、火曜日の午前11時からを予定しています。質問項目はこれから詰めていくところですが、以前も取り上げた和歌山南インターチェンジ計画、エネルギー問題、学校でのいじめの問題、世界遺産の追加認定に向けての取り組みなどの一般質問を考えています。
平成25年度が和歌山県にとって経済再生の基になるような年度にしたいと考えています。経済警察委員会でもその議論を交えていく予定です。
和歌山ゴールドライオンズクラブ献血例会を行いました。寒い中でしたが、多くの皆さんから献血への協力をいただきましたこと感謝申し上げます。会員と共に和歌山レオクラブからも8名の会員が参加してくれて有意義な例会になりました。
私も400mlの献血を行い少し社会貢献のお手伝いができました。前回は11月に献血をしていますから三ヵ月後の今日は献血をすることができました。しかし献血の回数が多いため、次回は今年8月以降でなければ出来ないことになりました。このように限度回数いっぱいまで献血ができることは嬉しいことです。
またお手伝いをしてくれた和歌山レオクラブの若い会員も献血PRと共に自ら献血をしてくれました。
そして活動の中で血液センターの職員さんとも話をしたのですが、高校生に献血をしてもらえるしくみが必要だということです。血液は年中不足しています。輸血を必要としている人のためにも血液の確保が必要ですが、献血してくれる若い人が比較的少ないので、高校生にも関心を持ってもらいたいと話し合いました。
社会の中で自分の血液が生かされていることが実感できますし、血液成分の把握もできます。最近の高校生もダイエットをしているので献血に来てくれても血液を採取できない人が多いのです。血液成分の比重などが低いと献血できないのです。健康で成長盛りの高校生の血液の成分が良くないというのは問題です。ダイエットが行き過ぎると栄養分が不足するので、将来の健康と体力に不安を残します。 献血を通じて高校生に健康の講義もできるので、是非とも高校での献血活動をしたいものですが、高校内で実施するにはハードルがあります。この問題も検討していきたいと話し合いました。