活動報告・レポート
2013年2月5日(火)
絵手紙展
絵手紙展
絵手紙展

和歌山市内で絵手紙展が開催されています。案内を頂いただき会場を訪れました。その会場はとても大勢の人で賑わっていました。その来場者よりも多くの作品が展示されていて、「前回よりも多くの作品が展示されていますね」と尋ねたところ、「皆さんが熱心に作品を作ってくれたので前回よりも多くなっています」と答えてくれました。

絵手紙という作品は、絵と習字と言葉でできています。描く対象に応じた言葉を見付け、丁寧に個性的に書き込むことで作品は仕上がります。そこには型や制約はありませんから自由に書き綴れば良いことになっています。そのため心情がストレートに表れている作品が多いように感じます。

和歌山市在住の作者が名古屋市に住むお孫さんのことを思った作品があります。作者の中では、お孫さんはいつまでも小さい頃の姿なのですが、気がつくと中学三年生になっているという心を描いています。描写と心情がとても良く分かります。小さい頃は両親の実家を行き来していたのに、子どもが大きくなると実家に行く機会が減少して行きます。中学生になると、あれほど好きだったおばあちゃんやおじいちゃんと会うことが、どうしても少なくなります。子どもは成長過程にありますから変化に富んだ毎日が過ぎていきますが、祖父母にとってお孫さんとの思い出はいつまでも懐かしいものであり待ち望んでいるものです。その距離感がとても伝わってきます。

このような作者の本音が表現されている作品ばかりなのです。ひとつずつ拝見していると、それぞれの光景が想像できるのです。

作者の生きている様や心情が伝わってくる絵手紙に心が和みました。一日の中にも心がホッとする瞬間は必要です。そんな時間を与えてくれました。温かい気持ちになれる絵手紙展に案内していただいたことに感謝しています。

絵手紙展

そして絵手紙の先生や生徒の皆さんとお会いして話をすることができました。その時間はとても貴重なものでした。その中で政治に関しての話だけを抽出します。大災害への備えをして欲しいこと。働いて年金を掛けてきた人と生活支援を受けている方との受給額の受取額のバランスを取るべきであること。そして自分の能力の全てを出して休日も関係なく働いている人が所得を得ていることは社会のあるべき姿として正常なものであること。怠けている人が懸命に働いて所得を得ている人に対して「社会は不公平だから政府は是正すべき」という意見がありますが、それはおかしいことだという意見などがありました。

所得を得られるということは、社会に必要な財を提供しているか、サービスを提供しているからです。社会が必要と思っていない生産物を提供しても所得にはつながりません。まして何の生産性もなければ所得は得られないのです。それが民主主義の原則ですし、日本は民主主義の社会ですから、その原則に沿った生産活動や生き方をすべきです。

主にみっつの意見について意見交換をすることができました。機会を見つけてこれらの議論を深めたいと考えています。本当に素敵な展示会に案内してもらったことを感謝しています。

再開発

和歌山市のある地域の再開発事業に関しての打ち合わせを行いました。都市開発には時間を要するものですが、反対意見や制約条件が多くて本当に進みません。時期を逸してしまうと、この先も再開発できない状況に陥ります。簡単な例をいうと、相続などで当事者が変わり地権者や権利者が複数人になってしまうと、まとまらないということです。またそこで事業していた人はその土地に愛着がありますが、東京や大阪などで就職してしまった子ども達が相続したとしても、先代ほどその場所に愛着はありませんから再開発計画があっても乗ってきてくれないのです。

戦後から続いてきた事業は世代交代の時期に入っています。この時期に計画を進展させることが再開発につながります。今がその時だという気持ちで話し合いや計画を進めたいものです。

ライオンズクラブ
ライオンズクラブ

泉南中央ライオンズクラブの夜間例会訪問を行いました。和歌山ゴールドライオンズクラブとしては本年度二回目の他クラブ例会訪問となるものです。参加したのは11名で、泉南中央ライオンズククラブ始まって以来の最大のクラブ訪問だと聞かせてもらいました。

何でも一番になることは嬉しいことです。二番以降だと忘れられますが、訪問者数などで印象を与えられるといつまでも覚えてくれているものです。

山上会長以下の皆さんが温かく歓迎してくれ楽しい交流機会を得ることができました。他クラブの例会訪問をすると例会の流れは同じであっても雰囲気や進行は少しずつ違います。自分達のクラブにないものを得た場合は、例会やクラブ運営に反映させたいと考えています。

さて例会での私の挨拶の主旨は以下の通りです。

こんばんは。本日は私達和歌山ゴールドライオンズクラブの例会訪問を受け入れていただいたことに感謝申し上げます。山上会長を初めとするクラブ会員の皆さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。私達は本年度で結成10周年を迎えている和歌山市地域の9リジョン1ゾーンの中で最も新しいクラブです。結成10周年のクラブが44年という歴史と伝統のある泉南中央ライオンズクラブと交流の機会を持てることは喜びであり楽しみでもあります。今日の例会訪問で学びを得たいと考えています。

もう既にひとつ学びがありました。配布してもらっているレジュメに前回の例会の議事録が添付されていることです。前回の議事や決定事項を思い出してくれることになり、見習うべきことだと感じました。

このような学びと気付きを得て帰りたいと思いますので、楽しくお付合いをしていただきますようお願いいたします。

さて本日訪問させてもらった理由がもうひとつあります。それは2年前の6月の暑い日でした。私達のクラブでアクティビティを計画しました。東日本大震災の被害を受けて和歌山市に避難してきた家族や子ども達を和歌の浦の海に招待をして、地引網とバーベキューを実施しました。その時、泉南中央ライオンズクラブさんからも応援をいただきました。とても暑い中、一緒になって子ども達の楽しみを応援してくれたことを私達は覚えています。そのお礼を二年越しとなりましたが、させていただきたく存じます。ありがとうございました。そんな理由もあり、今日の例会訪問を楽しみにしていたものです。

最後にもうひとつ。フェイスブックでライオンズクラブの情報共有をしている会員も多いと思いますが、私と山上会長もフェイスブックで友達になっています。昨日も情報交換をさせてもらっています。そんな仲間と交流できる例会訪問なので、最後まで楽しく参加させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。そして本日は受け入れしていただき本当にありがとうございます。

例会での気付きがありましたが、例会終了後、泉南中央ライオンズクラブの三役の皆さんと約30分、意見交換の時間をいただきました。 ライオンズクラブ アクティビティの考え方や記念式典について意見を聞かせてもらいました。泉南中央ライオンズクラブは毎年記念式典を実施していることを知りました。通常のアクティビティ以外に記念式典を実施するのは大変な労力奉仕です。私達のクラブではここまで見習うことはではませんが、その精神や取り組み姿勢に大いなる刺激を受けました。例会訪問させていただき本当に良かったと考えています。