活動報告・レポート
2013年1月22日(火)
料理飲食業組合総会
輸出関連

輸出関連企業の役員と懇談する機会がありました。「円安に振れているので傾向としては良い方向ですね」と質問したところ、「この水準では円安とは思っていません。円が適正水準まで行ってくれることを期待しています」という回答でした。

各企業は利益を得られる円ドルレートを設定しています。長く円高の傾向にあることから、1ドル80円前後に設定しているところが多いのかと思っていますが、本当は100円程度まで円安が進行することが望ましいのかも知れません。これからの円の水準がどの程度まで適正化されるのかを企業は注視しています。

料理飲食業組合総会
料理飲食業組合総会

和歌山市料理飲食業組合総会に出席させていただきました。毎年、この新春に開催されているものですが、今年の活動計画などを成立させた総会となりました。飲食業会は厳しい時が続いていますが、役員の皆さんは元気いっぱいで、今年の飛躍を話し合いました。

私の挨拶の主旨です。

皆さんと共に総会に参加させてもらっていることに感謝しています。新春の総会に参加すると一年の経過がとても早く感じます。平成24年の総会において、飲食業組合の東京での全国大会参加の決議がされたことから私も参加させてもらいました。昨日のことのように思います。今年は宮崎県での総会になりますが、有意義な研修会にして欲しいと思います。今年も飲食業界を取り巻く環境は厳しいものがありますが、経済対策によって少し回復も感じるところもあります。実態を先行している回復基調に合うようにするためには地方経済の回復が不可欠です。今年も一緒に活動させてもらえる機会を楽しみにして挨拶とさせていだきます。

参加した飲食店経営者から心に残る話をたくさん聞かせてもらいました。

  • 地方都市の飲食店は小さい規模で経営しています。ですから自分の店だが繁盛すれば良いと思うのは間違いです。余程のことがない限り、継続して自分の店だけが流行ることはないのです。自分の店にお客さんが来てもらうためには、和歌山市全体が活気を取り戻してもらう必要があります。人が元気にまちに出ることやお互いの飲食店を盛り上げるようにイベントを打っているのはそのためです。自分だけではなくて飲食業界を盛り上げるためにイベントへの参加や和歌浦ベイマラソンなどの前夜祭の企画を行っています。
    ですから全体を活性化させまちに出る人のパイを増やすことから始めています。
  • 良くなるという期待感があることでまちは元気になります。アベノミクスが成功するかどうかは判りませんが、少なくとも期待感はあります。国民はその期待感を待っているのです。期待できる人に政治家になってもらわなければ国も地域も沈んでしまいます。安倍総理や橋下維新代表に期待が集まるのは、何かやってくれるだろうという期待感があるからです。期待感を抱かせない政治家は不要です。
  • ボトルアップだけに頼っている組織は何もしない、責任を負わないという組織です。中小の経営者はトップダウンが必要ですし、政治家もやるべきことに関してはトップダウンです。何人もの役職が判を押して責任から逃げる姿勢を持っている組織では、何も変わりませんし何も始まりません。決められる組織が何かを実行する組織なのです。
  • 夢を語るのが政治家です。私達は夢に期待するのです。苦しくても夢があるから今を生きられるのです。今は苦しい、そしてこれからも苦しいと思っていて、元気に生きることはできません。夢に期待して私達は明日に向かって生きるのです。夢を語り、決断力と実行力を兼ね備えた政治家の登場を和歌山市でも期待しています。
  • 引き算の人生というものがあります。何歳までも生きると思っているからお金を使わないのです。男性であれば人生80年と思うと引き算をすれば残りの人生の年月が分かります。70歳だとすれば後10年生きる覚悟を持って手持ち資金を10年間で使い切るような暮らしをすれば豊かな人生を過ごせるのです。120歳まで生きると思っているからお金を使わない生活になるのです。引き算のできる人生というものがあります。お金を使わなければ若い人たちにお金は回りません。高齢者がお金を貯め込んで使わないので市場でお金が回らないのです。お金のある人がお金を使わないでいて、それで生活が厳しいと言っている社会は好転することはありません。
ライオンズ理事会

和歌山ゴールドライオンズクラブ緊急理事会を開催しました。議題は結成10周年記念式典の予算と実施内容の検討です。開催月日は平成25年4月13日と決定しているので、実施内容を詰める話し合いを行いました。そのための予算案を協議して概算を決定することができました。詳細は実行委員会の各部会で話し合い、案を決定していくことになります。

また同じクラブ会員の貴志八郎さんがお亡くなりになったことを受けて、明日の通夜式と明後日の告別式の受付と立礼などの役割分担を決定しました。現役の会員ですし、結成10周年記念式典実行委員会委員長ですし、1月の新年から共に活動を行っていたので訃報を聞いて信じられない思いがあります。昨日、幹事と二人で葬儀場にお悔やみに伺いましたが、信じられない思いがいっぱいです。

会員の皆さんと共に明日と明後日、最後のお別れに臨むことになります。貴志ライオンに心から感謝し、本当にお疲れ様と伝えたいと思っています。本当にありがとうございました。これからも私達の仲間であることに変わりありませんし、旅立った次の世界でも会員でいて下さい。

その他
  • 和歌山市内の通学道路の安全確保について所管課と協議を行いました。小学生の子どもが自動車にはねられた事故が発生するなど、当該危険道路の改修に関して話し合いました。
    地元見守隊からの意見に基づいて対応しています。
  • 通学道路内の交差点が昨年末から歩車分離信号に変更している箇所があります。歩行者の横断のための時間設定をしていることから自動車用信号の待機時間が長くなりました。そのため渋滞が酷くなってしまったのです。県道と交差する和歌山市道の渋滞が発生していることを地元は問題視しています。このことに対応しています。
  • 都市計画道路の工事が進行している県道があります。工事が進捗していることは歓迎すべきことですが、今後の計画地点の中に現在の県道に自動車が入れないように封鎖される箇所が発生することが分かりました。地元でお店を経営している人を中心に営業を継続できる道路にして欲しいと要望があります。所管課と協議を開始しています。