和歌山ビジネス朝飯会発足前のプレ企画に出席しました。平成24年11月、12月に続いて三回目の出席です。正式な朝飯会の発足は平成25年3月からの予定で、幹事メンバーの皆さんで運営や企画案を練ってくれています。和歌山市の朝の勉強会を盛り上げたいと考えています。
さて本日は大谷芳弘さんが講師となり「お金をできるだけかけずに会社を宣伝する方法」について話を伺いました。大谷さんとは前回の朝飯会で同じグループとなり、「次回は私が講師をします」と話してもらっていたことから、今日を楽しみに待っていました。期待通りの内容で朝の目覚めとしては有意義なものになりました。
広報力は不思議なもの、びっくりするものを提供することが基本です。興味が沸かないものや驚かないものをマスコミが取り上げる訳がないからです。ではその不思議さや驚きをどう演出するのかがノウハウとなります。大谷さんは日本でただ一人だけのマジックによる広報を行える人物です。
プレスリリースは、どの層に訴えかけるのか、その狙いを明確にすること、切り口を決めること、対象とするメディアを決めること、情報発信の時期を間違わないこと、それに基づきプレスリリース文を作成すること、プレスリリースを配信すること、マスコミからの対応を受けることの流れがあります。
話の内容を全て掲載することは控えますが、聞いて納得できましたし、活動で参考にできる内容でした。普段は約5時間で伝えるべき内容なので40分程度の時間で全てのノウハウを把握することはできませんが、その広報力の一端を知ることができました。
今回はプレスリリースで訴えるポイントについて記します。
ポイントはYTTのストーリーを記載することです。YTTとは業界用語ですが、YはYesterday、TはToday、最後のTはTomorrowの頭文字です。つまり昨日、今日、そして明日をストーリーに仕上げることがポイントなのです。
言葉を変えて記すと、「どんな過去があるのか」。つまりここに至った歴史をストーリーにすることです。この製品を開発するまでの苦労話や挫折を乗り越えたきっかけなど、感動のあるものが必要です。
そして「今どんな取り組みをしているのか」を次に訴えます。新製品を市場に投入しようとしている段階であるとか、市場から評価されている点などを記します。
最後に「これからどうするのか」という将来の展望に踏み込みます。和歌山市内の材料だけを活用した新製品を全国展開することで、この製品だけではなくて和歌山市の魅力を訴えたいなどの将来の目標を語ることが必要です。売って終わりではなくて製品にはこの先の夢が必要なのです。製品だけが訴求する対象ではありません。経営者、開発責任者も訴えるべき対象ですし、会社そのものや新製品をアピールするイベントなども訴求対象となります。
多くの人が求めているのは、感動するもの、面白いもの、好奇心を満たしてくれるもの、価値のあるもの、そして新規性のあるものです。これら市場が求めているものと宣伝する対象を組み合わせることでマスコミが関心を示してくれるのです。
最後にあとひとつだけ記します。マスコミが会社を取材する時のインタビューのポイントです。何の事業をしている会社ですかから入ります。次に御社の特徴、強みは何ですかという問いがあります。強みを三点示すことで印象が強くなります。
取材者は強みとして答えた三点の中からひとつだけ取り上げてくれます。強みである○○について詳しく教えて下さいと聞かれます。
そして将来の夢、目標を教えて下さいと締め括ります。やはり過去と現在、将来の展望へとストーリーは創られていくのです。
プレスリリースのやり方を通じて広報力の強化と人物のそれに関わる人物のあり方などを学ぶことができました。
和歌山バイオサイエンス連絡協議会の平成24年度会計監査を行いました。収入と支出の全てを拝見させていただき、問題なく適切に処理されていることを二人の会計監査で確認しました。2月上旬に総会が開催されるので、そこで結果報告をさせてもらいます。
和歌山市内の4つのライオンズクラブの合同例会が開催されました。4クラブとは、和歌山葵、和歌山東、和歌山中央、そして和歌山ゴールドのライオンズクラブです。毎年新春に4クラブの合同例会を開催しています。やはり他のクラブと交流することでライオンズクラブの強さや楽しさを実感することができます。そして交流機会を通じて他クラブのことや会員同士の親密度が高まり同朋意識が芽生えるのです。
私からは和歌山ゴールドライオンズクラブの指名委員会の構成と地区年次大会代議員の指名報告、そして上半期のアクティビティの報告を行いました。皆さんの協力を得られているので順調にクラブ運営ができています。
早いものでクラブ会長としての任期は6月末までの半年間となりました。後半戦の活動に向けて弾みがつきました。
- 桐章会新春の集いに関して司会者と進行内容の打ち合わせを行いました。シナリオ案に基づいて内容をチェックしていきました。
- 高校入試の時期が近づいてきました。今年の公立高校と私立高校入試に関して打ち合わせを行いました。頑張れ、全ての中学三年生。頑張りが結果になるように応援しています。