瑞宝双光賞を受賞された中西睦明さんの功績をお祝いする会が開かれました。会場のアバローム紀の国は、中西先生をお祝いする220人でいっぱいになりました。中西先生は昭和30年から平成6年に退職するまで教職を続けていました。教育は勿論ですが、卓球部の顧問をしていて、赴任した中学校の卓球部は強豪校に仕上げた実績があったことを知りました。中でも全国大会で三位になった年もあり中学校の卓球界には欠かせない先生だったのです。そして最終は伏虎中学校校長先生に就任し、それまで懸案であった姉妹校提携を締結しています。その姉妹提携は現在も続いていて交流を図っています。
しかし今回受賞された理由は教員時代の実績も去ることながら、退職後の社会における活動が評価されたことも知りました。退職後は地域社会に貢献する取り組みを始めています。現役時代は厳しい先生で有名だったのですが、退職後はやさしい中西さんへと変貌を遂げています。手品や日中交流のお手伝いなどの貢献活動を通じて和歌山市発展に尽くされました。それが平成24年11月9日の栄えある瑞宝双光賞叙勲につながったのです。
お祝いする会には多くの教え子や地域貢献活動で知り合った仲間が駆け付け、全員がお祝いに参加するような会となりました。私は詩吟の会の皆さんと一緒に一番目の舞台に立ち一緒に「宝船」を吟じました。その間、舞台では書道の実演を行い書と詩吟を組み合わせた演出となりました。少しでも中西先生に対するお祝いの気持ちが表現できたのではないかと思っています。
中西先生の人柄と役割を表現すると「つなぐ」になると伺いました。人と人をつなぐ、地域活動をつなぐなど、つなげる活動をしてきたことから、それが現在の個性になっているのです。人と人をつなぐことは、それが社会の発展につながるものです。社会を構成する人が出会い何か変化が起きる。それがつなげる意味なのです。
これからもつなげる活動を通じて社会貢献を続けてくれると思います。中西先生、おめでとうございます。
和歌山フラメンコ協会顧問役員会が開催されました。森久美子会長以下、役員が揃い平成25年の活動方針を確認し、活性化方策をについて議論を交わしました。
私からは、平成24年度の活動は充実していたこと、主要行事には参加できたこと、そしてスペインのジャパンウィークによる舞台が盛大だったことと、その成果を和歌山市長に報告したことなどを伝えました。そして平成25年も活動を評価してもらっての表彰を目指し、昨年のスペイン公演に続く東京公演を実現させたいことも話しました。
和歌山フラメンコ協会としては、会員の皆さんにフラメンコをより楽しんでもらえる工夫と、会員以外の皆さんにもフラメンコの楽しさを知ってもらえる活動を行うことを決めました。森先生のスタジオで舞踊団と生徒さんのフラメンコを行うので、それを鑑賞してもらえる機会を作り、まずフラメンコを見てもらうことを企画しました。技術は向上させることと同時に少しでもファン層を拡大したいと考えています。
そして平成25年の活動は次の通り決定しました。
8月3日は和歌山市主催の紀州踊りへ参加します。8月4日、5年に一度の舞台「みんな花になれライブ」を和歌山市民会館で行います。10月20日はフラメンコディナーショーとして「空へ〜鶴の恩返し〜」をホテルグランヴィア和歌山で開催します。12月はクリスマスパーティを行います。また5月と11月には森先生のスタジオでアンダルシアライブを予定していますが、もし5月に東京公演が実現すれば、アンダルシアライブは11月だけとなります。
良いフラメンコの舞台を目指すために、また明日から始動します。勿論、今日も顧問役員会の前に舞踊団の皆さんは練習を行っていることを付け加えておきます。