平成25年消防出初式が和歌山城砂の丸広場で開催されました。消防関係者の皆さん約2,500人が参加した盛大な式典です。年末年始も変わることなく和歌山市の安全を守ってくれている皆さんです。平成24年の和歌山市内での火災は凡そ110件あり、いち早く現場に駆け付けてくれるのが消防団の皆さんです。誇らしい姿と堂々とした行進に接し、新春の安心につながりました。
お三味線の新春弾き初めがありました。この行事も毎年恒例のものですが、やはり参加すると新春を感じることができます。約2時間を掛けてお三味線の音色を聴かせてもらいました。今回は杵屋先生が開催しているお三味線教室の生徒さんも参加して、演奏と演奏の間に生徒さんが演奏を披露してくれました。習い始めて10回程度のお稽古ですが、もう舞台で弾くことができているのに驚きました。お稽古の成果があったようで出演者は笑顔になっていました。
初心者が舞台に立つことは緊張するものです。舞台に立てるだけのお稽古の時間を確保できていなかったとしたら緊張は増します。どうしても仕事をしながら、学校に通いながらのお稽古ですから、十分に練習時間を確保できないのです。新春のお披露目の舞台に合わせてお稽古をしてきたと思いますが、少ない時間で楽曲をやり遂げたことは素晴らしいことです。お稽古が少なければしり込みして、舞台に立つことから逃げたいと思いますが、皆さん共、堂々と演奏してくれました。私達はその演奏に拍手でお礼をしました。
これからもお稽古を続けて、また来春も舞台に立って欲しいものです。新春は日本文化がとても良く似合います。
和歌山県内公立高校の先生が訪ねてくれました。とても熱心に指導している先生で、教育に関する話を交わしました。滋賀県や大阪府でいじめや体罰による自殺者の問題が新聞を賑わしています。教師の務めは、決してそんなことが起きないように生徒と信頼関係を築くこと。そして人としての生きる道を示すことです。勉強も大事ですし、社会で生きる知恵を授けることも大事です。社会は共同生活の場です。一人が得をするばかりの社会ではありません。近くの人を助け、また助けられる、そんな与え続ける関係で社会は成り立っています。いじめは強い方からの一方的な関係ですし体罰は指導の強要ですから、まともな現代社会に起きてはならないことです。
勉強とスポーツ、そして友人関係と教師と生徒の師弟関係を身に付け、人を傷つけることがないように、そして正しく強く生きることを学び高校を卒業させて欲しいことを伝えました。
やさしさに基づいた厳しさは必要ですが、結果を出せなければ体罰を加えるというやり方は不必要です。人間関係を教える、社会で生きるために必要な隣人とのコミュニケーション能力を高めるための厳しい指導は必要ですが、暴力で訴えることは絶対にいけません。
生徒を大人に育てるための教師はとても大事な職業であり、それだけに生徒と信頼関係があり、尊敬される存在でいて欲しいものです。教育は県にとって最も重要な政策であり、それを担っている教師の役割はとても重大なのです。若い教師が他山の石としてこれらの問題を捉え、学校教育で活かしてくれることを期待しています。
バナナエフエムのパーソナリティの宇和千夏さんのライブがありました。「ぜひ来て下さぁい」とお誘いをいただいていたので行ってきました。会場は満員で、宇和さんのファンでいっぱいでした。楽しい会話と楽しいライブで挑戦する気持ちにさせてくれるライブでした。ライブ出演者が新年の抱負を話してくれたように、何かに挑戦する人は目標を掲げています。スポーツ選手やミュージシャンは結果が出やすい職業ですから、具体的目標を掲げることが必要です。具体的目標がなければ結果は出ないからです。
宇和さんは歌、ダンス、作詞、ピアノなどに挑戦し続けていて、ライブ活動も始めています。これらの分野の初心者ですが、もうプロのようなステージを繰り広げています。その理由は自分が楽しんでいることにあります。緊張よりも楽しんでいる。ステージの会話と態度からそのことが判ります。
お客さんも、身近な存在である宇和さんと一緒に楽しむことができるのです。会場がいっぱいで写真撮影できない状態であったことで、会場の盛り上がり方が分かってもらえると思います。