活動報告・レポート
2013年1月12日(土)
初釜
初釜
初釜

新春恒例の初釜に参加しました。新年明けて最初のお茶会は清新な気持ちになります。一年を通じてこの気持ちを持ち続けることができたら、もっと日々を大切に思い充実した毎日になると思いますが、全て思うようにいかないのが人生です。

さて毎年参加している初釜ですが、心からおもてなしの気持ちで迎えてくれます。それは師匠から挨拶がありましたが、その言葉から受け取ることができます。

「こうして初釜に参加してくれたことは前世からのご縁があったからです。出合う人には出会うようになっていますし、出会わない人には出合わないようになっているのが人生です。こうしたご縁をいただいてここに集まったことを大切にしたいと思います。ゆったりと初釜をお楽しみ下さい」というあいさつでした。

ご縁があって出会っているのです。人とのご縁を感じるのがお茶の席であり、ここでいただいたご縁を大切に思う気持ちを醸成するのがお茶の心であるように思います。

ゆったりと時間を掛けてお茶を点てる、そしてお茶をいただく所作は日本人だけが分かる世界です。無駄と思うようなことが無駄でないと理解しているのは日本人です。合理的精神の持ち主には理解できないと思います。ゆったりとした時間の中で、お迎えする立場の人と歓迎を受ける立場の人は、所作の中で会話をしているのです。それを感じることができるのでお茶の席は楽しいのです。

そして新春に出会えることに感謝したくなります。新春において初釜の席に着ける人はそれほど多くないと思います。稀な機会をいただけることが幸せなことなのです。

特に師匠のこのお茶の席は1,000回を越える歴史があります。これまでも多くの人との出会いと別れが会ったのです。師匠の言葉から人との交わりを大切にすることを感じることができます。今日会うのもご縁、別れ行くのもご縁です。一度契ったご縁ですから、絶妙のタイミングで交わりがあります。

古人が心を通わせ誓いを立てたお茶席の心情を楽しめました。時間がゆったりと流れていることを感じられる一時です。慌しい日常とは対極にある一時があることが嬉しいことなのです。初釜に参加できた喜びを感じています。

役員会

後援会役員会を開催しました。毎月一度開催している後援会役員会ですが、平成25年の初会合を行いました。議題は1月19日の新春の集いの進行、役割分担、そして参加してくれる皆さんをお迎えする体制について議論を行いました。

進行表は固まりアトラクションも決定しました。受付や会場係りも決まり、本番を迎えるだけになりました。

役員の皆さんには心から感謝しています。新春の大切な一時を、事務所に来ていただく時間に充当してくれたからです。人のために時間を割くことができる気持ちに感謝しています。ここまでの思いが詰まった新春の集いですから、是非とも成功させたいと思っています。

新年会

午後7時からは新年会に招待を受け出席いたしました。約50人の出席者の皆さんとお会いして、また皆さんの挨拶を聞かせてもらって、新年の希望を感じることができました。新しい年は希望に溢れています。この希望を長続きさせるためにも経済と雇用を確保する政策を進めたいものです。

プチ同窓会

そして本日最後の新年会は、高校時代のクラスメートが集まるプチ同窓会です。卒業してから長い年月が経過していますが、あの頃と同じように熱い思いを持てていることを嬉しく思います。議論するテーマは変わっていますが、そのテーマにつぎ込む思いは同じです。今日のテーマはエネルギー政策。金融緩和による円高をどこまで容認できるのか。1970年代のSFの世界が40年経過してどこまで実現しているのか。そんな熱い議論を交わしました。

また最近読んだ本や作者についても意見交換を行いました。関心を持てる本のタイトルもあり、これから読んでみようと思っています。

これまで生きてきた1970年代と1980年代。この時代はこの先にまだまだ希望を感じる時代でした。大人になった時には社会は良くなっていると信じられる時代でした。それはその通りになっています。1970年代よりも快適で豊かな社会になっていることから証明できます。

しかし2010年代からこの先はどうなっているのか、読むことができません。この時代を幸せにするためには、今大人である私達が希望を持ち発展させる意気込みを示すべきです。

まだまだこれから。そんな言葉を信じてそれぞれの役割を果たしたいと感じています。