建設会社の経営者が訪ねてくれました。昨年から仕事が増え始めているけれど、大阪府下での仕事が多く和歌山県内での仕事は少ないと話してくれました。それには理由はあるようですか、市場の閉鎖性も問題のひとつだと伺いました。技術力には差がないようなのですが、新規参入には壁があるようです。公共工事が増えていくと予想できる中、考えるべき問題かも含まれています。
市内の某地域自治会長と打ち合わせを行いました。ひとつは自治会の研修会開催についてのことです。大地震や津波から身を守るため広川町まで津波防災研修に行くことを計画しました。自治会員の皆さんに参加してもらって防災意識を高めることを目的にしています。本年度事業として3月末までに実施するよう計画することにしました。
三日間あった戎さんの最終日は津秦天満宮に行ってきました。商売に関わる人だけではなくて、地元の受験生も参拝に来ていました。新春に祈願する人の夢が叶うように。宮司さんと話しながら、訪れる人を見てそんなことを思いました。
新春恒例の電機連合の新年会にお招きをいただきました。電機会社で働いている皆さん達と交流機会をいただき意見交換を行いました。冒頭、挨拶の機会を頂戴しました。挨拶の概要は以下のとおりです。
新年おめでとうございます。皆さま方には昨年も大変お世話になりました。政策研修会や懇談の機会を何度もいただき、勉強と交流をさせてもらいましたし、本日もお招きいただき挨拶させてもらえることに感謝しています。
ご存知のとおり、国では補正予算での公共工事や金融緩和などの経済対策を打ち出そうとしているようです。そのため現在89円になるなど、昨年から10円以上の円安の進行や、株価の上昇など金融市場は活気を取り戻しつつあります。株価が上がり円安が進行していることで気持ちが経済回復に向かって喜びを感じるようになっています。このことは喜んで良いことなので今後の動向を見守りたいと思います。
さて国では経済対策に向けた動きがありますが和歌山県の経済対策についてひとつ紹介して挨拶にさせていただきます。和歌山県の中小企業の比率は99.9パーセントとなっています。大企業が少なく地場産業が圧倒的な比率で構成されています。円安による輸出関連企業の支援は直接的には大企業に対してのものであり、中小企業向けのものとは限りません。そのため和歌山県としては中小企業向け支援策が必要となります。昨年9月に立ち上げた中小企業振興に関る条例案検討会によって、今まで以上に県内中小企業支援策を行おうとしています。私は経済警察委員会委員ですから、この検討委員会委員に入りたいと希望して参加しているところです。平成25年12月議会で条例制定案を提出するため、昨年9月から議論を開始しています。
中小企業向けの融資制度もありますが、実効性があるのかどうか検証が必要だと感じています。この融資制度に関して、融資枠が900億円ありますが実績はそれほど多くありません。問題なのは運転資金や設備資金への融資は156億円となっていることです。制度があるのに使われていないところに問題があります。真の支援策に結びつけるための条例案を検討していますので、これを仕上げて県内地場産業の支援を行うことで、県の経済対策にしたいと考えています。
そして大事なことがあります。この条例案は委員だけで作り上げるものではないということです。皆さんとも連携を保ち意見を取り入れながら条例を作成していくことで実効性のあるものになるので、皆さんからも意見をお願いし良い県条例を作り上げたいと考えています。
今回はひとつの政策だけを話しましたが、引き続き皆さんと共に和歌山県発展に向けて活動を行いますので、よろしくお願いいたします。
- 桐章会新春の集いについて話がありました。10名の方に呼び掛けてくれて参加してくれることになりました。感謝申し上げます。当日、お会いできることを楽しみにしています。また呼び掛けたけれども都合で参加できない方もいるので、日を改めて月内に懇談会を計画してくれました。集まり易い日曜日の夕方から実施することで決定しました。
- 茶道の先生宅を訪問しました。明日、新年お茶会が開催されるので今日のうちに挨拶に伺いました。先生は平成16年頃に、自ら主催するお茶会を1,000回達成することを宣言しています。そしてもう目標の1,000回達成しているのです。お招きする準備やおもてなしなど、ご苦労された話を伺いました。本当に素晴らしいお心です。1,000回以上の会を重ねてきたお茶会です。平成25年新年のお茶会をとても楽しみにしています。