活動報告・レポート
2012年12月29日(金)
健康談義
事務所片付け

事務所の片づけを行いました。一年間お世話になった事務所と事務員さんに感謝しています。書類や資料類のたまっていたものを整理しました。その時、その時には必要な資料ですが、時間の経過と共に不必要になっているものがあります。

それは情報とは初期には価値があるのですが、時間の経過と共にその価値は下がることも関係しています。記者発表をした後やインターネットに公表した情報は普遍的になっていますから、鮮度のある情報ではなくなります。一年や半年経過した情報は社会に普及している情報ですから、処分しても問題はなくなっているのです。

事務所に空けた空間には平成25年も新しい情報が入り、そして社会に広がっていくことになります。常に情報が行き交う事務所でありたいものです。

健康談義

国レベルの知識と機能を持ったプログラムによって、健康に関する身体測定をしてくれました。最初に身体測定をして左右のバランスを教えてくれました。左利きなので手足ともに左の筋量が右の筋量よりも多くなっています。バランスが崩れるほどの違いはありませんが、できるだけ左右のバランスを保つような運動を心掛けることが必要だとアドバイスをいただきました。

身体の左右のバランスが崩れると肩凝りが発生したり、腰痛が起きたりします。バランスが崩れていると身体が修正しようとするためどちらかに力が入り、その結果、部分的に痛みが生じるのです。

バランスを保つことが健康づくりの第一歩だそうです。有名な話としてテキサス・レジャーズのダルビッシュ投手のバランス感覚を教えてくれました。右の本格派のダルビッシュ投手は150kmのストレートを投げますが、左投げでも130kmのストレートを投げるそうです。極めて優れた左右のバランスを持っています。

女子ソフトボールの上野投手も左投げでも速いボールを投げることができると聞きました。バランスがあることで本来の利き腕で速いボールをコントロール良く投げることができているそうです。

プロ選手でない限り、そこまでのバランスは保てませんが訓練は可能です。運動の基本は無理なく毎日続けることです。腹筋が5回しかできなければ、一日5回を毎日続けることで効果があるのです。無理をしては続きませんし、しんどいと感じると続けられなくなります。極端な話、風邪をひいても一日5回の腹筋ができるのであれば、その回数が無理なく続けられる回数なのです。

私の身体測定の結果、足にむくみがあることが分かりました。足首を上げ下げする運動を続けることでむくみを解消することができるとアドバイスをいただきました。これも無理なく続けるために、何かをしている中で運動を行うことを勧めてくれました。デスクワークをしている中で足首の上げ下げを取り入れることや、テレビを見ている時間の中で上げ下げをする動作を取り入れることを習慣化させることです。大切なことは毎日続けることです。

そして食事も健康を保つために大切なことです。食事は衣のある食べ物は制限すること、ラーメン類やパン類の摂取は少なくすることを教えてくれました。衣のある食べ物を控えるとは、とんかつやてんぷら、ドレッシングなど、食べ物に衣を着せているものは極力控えることを意味しています。

健康は何よりも大事なものですが、当たり前に与えられているので、普段は大事さに気付きません。健康が害された時に、その大事さに気付くものです。普段から健康に気をつけることで仕事もオフも楽しめるのです。

懇親会

今年最後の懇親会を行いました。健康と運動、そして精神衛生的な話で気付きと学びがありました。おいしい話題でおいしく料理をいただきました。

救急

昼間、実家に戻った時は比較的元気だった父親ですが、午後6時に悪寒が襲い再び実家に戻りました。寒さで蹲り動かすことができなかったので、申し訳なかったのですが救急車をお願いして日赤に行きました。即座に集中治療室に運び込まれ、治療に当りました。病名は平成24年6月の時と同じく敗血症です。血圧低下で血圧の最高が70に下がり集中治療室で治療をしてもらいました。比較的治療が早く着手できたので前回よりも安心感がありましたが、やはり同じ病名だったので不安感があります。

しかし幸い、治療に当たってくれたのが集中治療室の部長だったので安心感が広がりました。前回の経過も知っていますし治療に携わってくたれので、信頼して治療をお任せすることができました。

そして夜半、集中治療室を退室する際、声をかけてくれました。「日赤でできる最高の治療を行います。しかし半年前と比較して体力が落ちていますし、年齢からくる衰えもあります。「その時」に備えておくことも必要だと思います」と優しく伝えてくれました。

老いと病を意識する瞬間でした。やがて訪れる瞬間を再び意識する瞬間でした。永遠に続くものは存在しないことを感じる瞬間でもありました。

人は生を得てこの世を前進させて、その役割を終える頃に生は死に変わります。そんな営みが繰り返され続けているのです。そしてそれは人間として誰も避けることはできない定めです。父親も、そんな人類の歴史の中に存在していることを強く意識した瞬間でもありました。

こうして人はこれまで避けてきた、死という見えないものと向き合えるようになっていくのです。12月29日。今年二度目の集中治療室に入りました。