活動報告・レポート
2012年12月28日(金)
仕事納め
仕事納め

官公庁を初め製造業などでは仕事納めの日となりました。平成24年も終わりに近づき新年の雰囲気が漂い始めています。本日で年末年始の休みに入る会社を中心に挨拶に伺いました。年末を迎えてほっとした表情が見受けられたことに安心しました。

皆さんと話をさせていただき平成24年も良い一年だったと痛感しました。

「腹が立つほど期待している」と励ましてくれたのはOさんでした。叱咤激励をしてくれる一人ですが、日頃から大きな期待を寄せてくれています。「和歌山市を停滞から脱するために人物の登場を期待しています。みんな期待しているのだから大いに活躍して欲しいと心から思っています」と伝え続けてくれています。今日も励ましの言葉をたくさん頂戴しましたが、その中の一つが冒頭の言葉です。これほど期待をしてくれていることは有り難いことです。

そしてイニシャルは同じですが、違う人物であるOさんを訪ねました。「よく来てくれました。私のところにまで来てくれるとは有り難いことです。今年は本当にたくさんの話を聞いてくれました。感謝しています」と歓迎してくれました。

Oさんは剣道の有段者ですから、剣道の話を聞かせてくれました。「余りありて檄文せず」という教えを頂戴しました。これは試合においては余裕を持つ必要があることを言うものですが、その主旨は、試合で余裕を持つためには日頃からしっかりと練習をしておく必要があるという戒めです。試合で自信を持って戦うためには人以上に練習をしておくことです。練習をしないで試合に挑むと不安が精神を支配します。それは自分に自信が持てないからです。

自信の裏づけは練習だけです。相手以上というよりも、誰よりも練習を積んできた過程に自信が宿るのです。日本一の練習をしてきたなら日本一の自信を持つことができます。世界一の練習をしてきたなら世界一になれる自信が芽生えています。試合に余裕を持つためには大会に出場しているどの相手よりも練習を積んでいることが自信になります。自分に勝つことができる人は相手にも試合にも勝てるのです。

そして剣道の達人の言葉を紹介してくれました。

「剣道は50歳までは基礎を一所懸命勉強して自分のものにしなければならない。普通基礎というと初心者のうちに修得したと思っているが、これは大変な間違いであって、そのために基礎を頭の中にしまい込んだままの人が非常に多い。私が剣道の基礎を体で覚えるのに50年かかった。私の剣道は50を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道をしようとしたからである」という前段の言葉です。

これは剣道だけではなくて仕事でも人生にでも共通する教えです。何事も基礎が大事であって、基礎を繰り返すことが大成につながる道です。剣道や柔道など、道という単語のつくものは極めていくことが使命です。

最近では野球道や相撲道などスポーツを通じて人生の修行を行うことに対して道をつけることがありますが、基礎を築きそこから自分の道を歩もうとする姿勢は正に人生道です。

50年間も基礎を修得するために練習を続け、50年が経過した後に本当の剣道の道に入った達人の言葉は人生に示唆を与えてくれます。50歳を過ぎてから本当の自己実現の戦いの日が訪れるのです。それは人と争うことではなくて自分を高めていくことが人生であることを知る年齢になるからです。

人に勝つのが人生ではなくて自分に勝つことが人生だと気付くからです。自分に勝つとは、生涯に亘って自分を高めていくための鍛錬を続けることです。身体の衰え、氣力の衰え、そして第一線から退く準備など、それまでの上っていく感覚と違い、下っていくことへの備えの心構えも必要になってきます。

道とはその心構えを築いていく人生の旅なのです。剣道の話しを通じて人生の道について学ぶことができました。仕事納めの日に人と会うことで学びがありました。

懇親会

夕方からは懇親会に参加しました。明日もありますが、いよいよ今年も終わりに近づいてきたことを感じる懇親会です。毎年、仕事納めの日に集まっているメンバーが顔を合わせると一年の過ぎる速さを感じます。

平成24年を振り返り、そして平成25年への希望を話し合いました。