活動報告・レポート
2012年12月27日(水)
応援する会パーティ
朝礼

年末が近づいてきました。この時期、まちの風景も慌しさを増していますし、遣り残したことがないか自問を続ける日が続きます。そんな中の朝礼の話です。

日課として今日の良い出来事を三つ思い浮かべるようにしているという話です。良い出来事を振り返る、思い返すことでその日は幸せになれますし、感謝する日になるからです。仕事を終えて帰宅途中でも、寝る前でも良いので、今日の日の良い出来事を三つ思い浮かべるようにすると、今日という日の意味が良い一日になりますし、明日に向けてよいスタートを切ることができます。

そして良い出来事を感じられる人の周囲には、良い出来事に囲まれた人が集まります。良い人は良い人の中でいられるのです。早速、今日も良い出来事を三つ振り返ることにしましょう。朝礼で一日の良い過ごし方を学ぶことができました。

金融機関

金融緩和の話がまちを賑わしています。金融緩和によって市場に資金が供給されることは良いことです。ただし国内で資金が行き渡ること、つまり金利の高い国に資金が逃げないようにする取り組みとセットにする必要があることと、中小企業など民間企業に資金が提供されるしくみを作ることが、成果をもたらすためには必要な措置であることを認識しておきたいことです。

政府系金融機関の方と話を行いました。金融機関の役割は資金を供給することにあります。和歌山県においては設備投資や運転資金需要で、資金を必要としている地場産業に新規の貸し出しをすることがその役割です。何故、資金を供給するのかという問いに対して、企業に資金を融資することは結果として雇用につながります。雇用を生み出して安定させることが真の金融機関の役割ですと答えてくれました。

金融機関の役割は雇用を維持と安定を図ることにある。その通りだと考えます。金融機関はお金を貸すだけが役割ではなく、金融を通じて企業活動を活発にさせて雇用を安定させることが目的なのです。雇用の確保が大きな課題になっている地域社会において、金融機関の果たす役割は大きい訳です。

ですから金融機関に貸し付けを希望している会社は、決算が下降傾向にあるところが多く、リーマンショック以降は資金繰りが苦しい会社に出来るだけ貸し出しをするように考えてくれています。ところが実態として業績が苦しい会社への貸し出しは厳しいため、資金が市場に流れ出ていないのです。

正当な審査が必要ですが、設備投資や運転資金に関してできるだけ貸し出しをしてくれるように要望を行いました。

応援する会パーティ
応援する会パーティ

片桐章浩を応援する会主催でファミリーフェスティバルを開催してくれました。昨年に引き続いて二度目の開催となります。会場はデサフィナードで、午後7時から9時30分までのパーティを楽しみました。

主催者を代表して森会長が開会挨拶をしてくれ、引き続いて平成24年の応援する会としての活動報告をしてくれました。県政報告会は年間10回、清掃活動とペットボトルキャップの収集活動も行ったことを報告してくれました。

振り返ると確実に結果が出ていることが分かります。充実した一年間の活動であったことを改めて認識することができました。そして今日が本年最後の会合でありパーティとなります。

私からも挨拶と県政報告をいたしましたので主旨だけを記載します。

こんばんは。昨年に引き続いてのご参加、誠にありがとうございます。まず県政報告をさせていただきます。国では金融緩和による円高是正や市場への資金供給によるデフレ対策が叫ばれています。国はわが国のGDPの多くを稼ぎ出している輸出関連企業を支援するために経済対策を行おうとしているのです。では県の役割は何なのでしょうか。国のように華々しい経済対策はありませんから、何もやっていないように思っているかも知れません。

ところが地域経済を活性化させるための取り組みはしっかりと実施しています。と言うよりも、地元企業に元気になってもうことで県全体が元気になりますから最重要課題として取り組んでいます。ところで和歌山県における中小企業の比率は分かりますか。答え、99.9パーセントが中小企業なのです。大企業が少ないこと、地場産業が多いことが和歌山県の特徴ですから、県としては中小企業向けの支援対策が必要になる訳です。大企業向けの対策ではなくて中小企業向けの対策を実行することが県の役割です。

そのため中小企業向けの金融融資制度に力を入れています。県が金融機関から融資を受けようとする企業向けの貸し出し金利の一部利息を補助することによって、企業への貸し出しを円滑にする制度です。

応援する会パーティ

ところがこの中小企業向けの融資制度の融資枠が平成24年度予算は900億円なのですが、融資実績は156億円となっています。平成24年11月末現在の数字ですから、これから大きく伸びるとは思えません。県として中小企業支援を行おうとしているのに実績が伴っていないことが問題です。経営者の皆さんがこの制度を知らないのが問題なのか、金融機関が貸し出しを渋っていることが問題なのか分かりませんが、結果としては予算に対する実績が少ないのです。

折角の制度ですから利用して企業活動を活発にしたいものですが、利用を阻害している原因を見ないことには利用が増えません。新内閣は大幅に市場への資金供給を行おうとしていますが、金融機関が貸し出しを拡大しないことには市場に資金が入り込みません。

それでは地方経済は上向きにならないのです。国と県は連携していますが、金融機関とも方向性を一致させて制度利用を働き掛ける取り組みが必要だと考えています。

今日は時間が少ないので、日頃行っている県政報告の一部を話しさせてもらいました。皆さんに分かり易く県政の取り組みや課題を伝えています。来年も継続しますから、皆さんも参加してもらえると幸いです。

本日は第一部が活動報告と県政報告、第二部でチュリスタのライブを予定しています。家族と一緒に、そして仲間と一緒に楽しい年末のパーティにしたいと思います。

要約していますが、以上のような報告を行いました。

応援する会パーティ

そしてディナーの後、チュリスタのライブに入りました。二人のライブはパワフルで会場を楽しませてくれました。実は昨年の片桐章浩を応援する会の年末パーティにも登場してもらっています。昨年よりも一層、歌もトークも洗練されて連続してゲストに来てくれました。オリジナル曲を中心に構成してくれたライブでしたが、ラストの曲として栄光の架け橋を歌ってくれました。会場の雰囲気が最高潮に達したのは言うまでありません。

2012年を締め括るのに相応しい応援する会パーティとライブでした。準備と企画、運営をしてくれた応援する会スタッフの皆さん、東京からゲストとして演奏してくれたチュリスタの二人、そして会場に来てくれた皆さんに感謝しています。温かい心に触れられたパーティでした。

パーティ終了後、皆さんから意見をいただきました。主な意見です。

「県政報告はとても分かり易かったのです。和歌山県が行っている中小企業対策のことが良く理解できました。今日はミニ報告だったので、じっくりと聞きたいと思いました」。

「片桐さんの話は政治を身近なものにしてくれています。身近に感じられることで政治に関心を持ちます。分かり易い言葉で伝えてくれていることに感謝しています」。

「県政報告、ライブ、抽選会と楽しい企画でした。来年も参加させてもらいますので、続けて下さい」。

以上のような意見を頂戴しました。皆さんに心から感謝しています。全ての皆さんが良い年を迎えることを祈っています。

その他
  • 平成25年1月19日開催予定の桐章会の会場で会場準備に関する打ち合わせを行いました。詳細は年明けに行うことにしました。
  • 雑賀孫市祭に関する協議を行いました。年々お客さんが増え、平成23年度の同祭には約1万人の方が訪れたと聞きました。宿泊できてくれている県外のお客さんもあり、まちの活性化になっています。平成25年は3月31日に開催されます。来年以降の祭の盛り上げ方について話し合いました。