活動報告・レポート
2012年12月25日(火)
東南海・南海地震等対策特別委員会
本会議

県議会定例会も今日を含めて残すところ二日間となりました。今日は平成23年度決算の採決を行いました。平成23年度一般会計決算と公営企業決算賛成多数と全員賛成でそれぞれ可決されました。

また追加議案の提案もあり、先に本定例会に上程された議案と共に明日の最終日に採決されることになります。今年最後の定例会も大詰めを迎えています。補正予算案と平成25年度の予算に関る議論を交わし、最終日を迎えることになります。

議会の合間にクラブ総会を行いました。議案の賛否について、そして意見書の内容の審査と賛否について意見交換を図りました。最終的な意思決定は明日のクラブ会合で決することにしています。

東南海・南海地震等対策特別委員会
東南海・南海地震等対策特別委員会

本会議に引き続いて、東南海・南海地震等対策特別委員会が開催されました。平成24年度のこれまでの取り組み経過と平成25年との予算方針案について議論を交わしました。

平成24年11月末現在の道路と河川の復旧は、道路で97パーセント以上、河川で98パーセント以上が入札契約を経て工事に着工しています。また工事が完了している箇所は、道路で68パーセント以上、河川で51パーセントになっています。概ね順調に推移しているものと思われます。

長期対策としては土砂災害対策と道路の法面強化対策があります。特に幹線道路ネットワーク整備として紀伊半島一周高速道路の整備など、防災面からすると命の道に関しては国に対して要望活動を継続しています。その成果として、国においてはすみさと太地間、そして新宮と大泊間については計画段階評価が実施されているように進展があり、継続した要望活動を行う予定です。

また南海トラフ地震に備えた平成25年度の主な対策案については以下の通りです。

災害時に救援と救助の司令塔となる公共施設の高台移転の促進を図ることにしています。これは緊急防災・減災事業債の活用によるものですが、発行枠があることから必要額の確保を国に求めていくことにしています。

東南海・南海地震等対策特別委員会

同様に津波到達までに時間が短い地域に対しては、事前の高台移転の促進と津波避難ビルの建設などを行い、災害に強いまちづくりを進めるための制度作りを検討していく年度にする予定です。

ラジオ受信環境の整備は災害発生時に重要な情報伝達手段となることから、県民の皆さんからの相談への対応と難聴などがあれば具体的な支援対策を実施することにしています。ラジオは防災時に情報伝達の強い味方になってくれますから、促進を図りたいと考えています。

以上のような議論を行い、議会での東南海・南海地震等対策特別委員会を終えました。

チュリスタライブ

和歌山市に戻ってきてくれました。チュリスタの二人です。一昨日の京都市内でのライブを終えて、クリスマス恒例の和歌山市でのライブが開催されました。午後7時30分から間に合うように会場入りしました。二人はよりパワフルに、そしてエンターテイメント性を帯びて戻ってきてくれました。東京を拠点として全国の都市でライブを開催している二人の音楽は魅力を高めています。

第一部はクリスマスソングメドレーを届けてくれました。御馴染みのクリスマスソングを歌ってくれた後、中村康太君がサンタクロース役になって、抽選会で会場の盛り上げ度を高めてくれました。

そして第二部に入るとチュリスタオリジナル曲をたっぷりと披露してくれました。原曲からアレンジを加えて年末ライブバージョンにしてくれていたように思います。2012年の流れから2013年の流れへと引っ張ってくれました。後一週間で2013年ですが、一気にその地点まで持っていってくれました。ライブ開始前はクリスマスだったのに、ライブ終了後は2013年の雰囲気を感じることができました。感覚としては静寂感のあるライブと、期待感のあるライブの両面構成でした。

時の流れが速すぎて忘れていたクリスマスの夜を楽しむことができました。チュリスタの二人に感謝しています。

その他
  • 中心市街地活性化のために活動を行っている方と話をする機会がありました。和歌山市の中心地を活性化させたいと強い思いがあり、実現に向かうよう支援したいと思っています。何でも反対から良いことは取り入れる姿勢に向かないことには、まちの再生はあり得ません。来年に明るい話題がひとつ増えたことを歓迎しています。
  • 友人が経営している美容室を訪ねました。年末の忙しい中でしたが、少し時間を頂戴して話し合いました。美容室の価格は約20年間同じです。つまり値上げをしていないのです。デフレだから必要経費は増えていないにしても、20年間も価格を据え置いているのは経営努力であり、お客さんに負担を求めない姿勢があるからです。
    平成25年の復興増税、電気料金値上げ、そして平成26年度の消費税増税が予定されていますが、価格を調整することは考えず、現状の価格のままでお客さんをお迎えしたいと話してくれました。
    この美容室では税金や光熱費などの値上げ分を価格に転嫁しないでサービスを提供することにしていますかが、値上げをしないでも上手く経営していけるような経済対策に仕向けたいものです。地方の経営者はみんな頑張っています。