平成24年2月定例会の一般質問が始まりました。今日から来週木曜日までの5日間、一般質問が続きます。
但し、本日の午前中は平成23年度補正予算案の採決を行いました。平成23年度補正予算案と平成22年度決算の採決を行い、全ての議案が賛成で可決されました。また追加議案として関西広域連合規約の一部変更について提案されました。この規約変更は大阪市と堺市が関西広域連合に加入するための規約変更の議案です。
そして午後からは一般質問に入りました。平成24年度当初予算案、防災対策、教育や児童虐待の問題について議論が交わされました。言うまでもなく、この議会は平成24年度当初予算案を審議、議論する最も大切な議会です。来週からも白熱した議論が繰り広げられると思います。私の一般質問は3月7日、水曜日の午前10時からを予定しています。是非とも県議会にお越し下さい。
また一般質問の通告は来週月曜日を予定していますが、通告内容は以下のものを考えています。
- 仮称、和歌山南インターチェンジについて
- 仮称和歌山南インターチェンジの考え方について
- 付近の県道の渋滞緩和対策について
- 同インターチェンジにつながる都市計画道路の整備について
- 再生可能エネルギーへの取り組みについて
- 南紀白浜空港旧滑走路の利用計画に関わる問題について
- メガソーラー地点として考えている地点の状況、支援策について
- 国際人育成教育について
- 国際人教育に関する視察の所感について
- 国際人育成プロジェクトの考え方について
- 県内で国際科のある高校の実績との比較、成果が期待できる取り組みについて
- 教育への投資について
- 小学校での英誤記養育の成果と評価について
以上です。議会終了後は一般質問に関する打ち合わせを行いました。当局への質問内容の説明と答弁について議論を交わしました。来週もこの打ち合わせが続くことになります。
津波被害を防ぐための防波装置について協議を行いました。東日本大震災の時、水門を閉めに行った消防署員、消防団員が津波で生命を落としたと聞いたとこがあります。津波などの非常時には、できる限り水門を閉める作業の自動化を図る安全対策を講じたいところです。知事からも自動に閉じられる装置への変更を検討すべきだという意見があるため、それに対応する設備を提言しました。
電源を必要としないで防波のために閉じられる装置で、病院など生命維持のために重要な施設を津波から守るために当局には検討してもらいたい対策です。水圧を利用して扉を閉める装置は非常時に大変役立つと考えています。他の府県の市では導入の検討を行っています。長い海岸線を保有している和歌山県こそが、強い姿勢で津波対策を行って欲しいと考えています。
夕方からは懇談会に参加しました。冒頭の挨拶では、只今開会中の県議会での議論の内容について説明を行いました。私の一般質問である和歌山南インターチェンジ設置に向けた取り組みや今後のエネルギー問題についても説明しました。
以前コラムでも紹介した闘病中だったNさんがお亡くなりになりました。一月末から入院治療を続けてきたのですが、とうとう帰らぬ人となりました。本当寂しくて残念でなりません。元気だった頃の姿の写真を見ると信じられない思いがしました。通夜式の前にお悔やみに訪問したのですが、昨日まで元気だったNさんが今はこの世にいないことは信じられない思いがします。
闘病生活は食事を抜きにしてのものだったことからかなり痩せていましたが、安らかな表情のNさんがここにいました。
「最後は食事が食べられなかったので痩せていきました。昨日、突然息を引き取りました」という遺族の話です。そして「1月にお見舞いに来てくれたことを毎日のように喜んで話していました。おじいちゃんは本当に片桐さんのことが好きだったので、来てくれたことをいつも話していました」という話を聞くと、もっと何度もお舞いに行けば良かったと後悔します。Nさんは病室で毎日、「来てくれた」と話してくれていたようです。
必ず自宅に戻って来ることができると思っていただけに本当に残念です。そして闘病生活の中で、これだけ慕ってくれていたことに感謝するばかりです。その期待に応えられる活動をすることを慰霊に誓いました。これからも期待して見守っていて下さい。その笑顔と言葉は忘れません。本当にありがとうございました。
その後、ボーリング大会に参加し、表彰式典で挨拶と県政報告をさせてもらいました。参加したのは約100名で、楽しい時間を過ごせました。参加された皆さんに感謝しています。