詐欺行為や人を騙すことが横行しています。真面目に生きている人が損をする社会はおかしいのです。
仕事を完成させたのに契約していないから支払いをしないと、詐欺行為にあった会社経営者が、弁護士に訴訟について相談したところ、第一声で「社会に神様はいないよ。やるだけ無駄」と言われたそうです。それでも訴訟をしたところ、証拠収集はやってくれないし、裁判に勝つためにはある企業の資料が必要と思い相談したら「そんなもの、企業が出すわけがない。無理」と一言。
詐欺行為にあった人に対して、それは被害者が悪いと考えるのか、社会的に許せない行為と考えるのか、その人の価値観により違います。価値観が異なる人には何を言っても受け入れてくれません。
価値観の合う人に出会うと事態が展開することもあります。個人で出来ることは小さくても、話し合って出来ることを考えると少しでも前に進めることができます。
「自分が被害にあったお金は返ってこなくても仕方ない。でも裁判で戦わないと今後とも被害者は増える。それに悪いことをした人間が社会的な制裁も受けずに、何の痛みも感じないで日常生活を送っている。被害者だけが、騙されたことを生涯苦しまなくてはならないのはおかしい。真面目に旗らしいている人が報われる社会にしたい」と主張する経者者の価値観に共鳴する方が自然です。
この経営者の言葉を紹介します。
水を止めるには、材料の選定技術、経験、それと一番大切なのは誠実さです。
防水改修設計には、一段と心の準備が必要です。それは自分の心を全ての利害から外し、無の境地になって初めて水の道が見えてくるのです。少しの邪念があると原因を見失い、不必要な所を直してしまいます。原因を見誤った所を施工しても、水が止まることはありません。完璧に水を止める結果を出せないと生きていけない職種です。
自然の法則は正確に出来ており、人間はその中で生かされています。自分の心の中から、我欲や高慢の心を拭い捨てる事によって、本当の真実が結果として現われ、無言で人を導いてくれる、そう親から教えられ忠実に守り、35年間がんばってきました。
今回の工事も、最善の施工を払って最後まで完成させました。
神様はいないのでしょうか。今日、偶然にも子どもが聞いてきました。「神様って皆の心の中にあるの?」純粋な心の持ち主は、神様の存在を認識しています。
弁護士が言った「社会に神様はいない」の考え方は間違っているようです。
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