【打ち合わせ】
朝から打ち合わせ。人は様々な目標を掲げていますが、時間経過と共に、目標を忘れてしまいます。壁に掲示していても、意識しておかないと視覚に入ってこないから不思議なものです。意識の力の強さが分かります。そこで新年や年度始めに掲げた目標を忘れないためには、毎日意識して見ることや、声に出して読むことがあります。苦労して掲げた黙秘用を忘れたために達成できないのは勿体ないことです。忘れないような工夫を施して、年末や年度末には達成感を味わいたいものです。
【スターシェフ】
平成22年8月14日に開催を予定しているスターシェフイベント。企画案が固まってきたので、本日から和歌山市内の企業へ説明に伺い始めました。食のイベントですから食品関係者に関わってもらいたいのですが、加えて地域活性化を目指している部分もありますから、地元企業にも参画して欲しいと考えています。
日本で初めてのイベントが和歌山県内で開催されるのですから、和歌山県の食材を大いに売り出したいところです。
【上海万博】
上海万博に行き、昨日帰国したばかりの方と昼食を採りながら歓談しました。上海万博の会場は感覚的に和歌山市位の広さがあり、全てを回りきることは到底できなかったようです。中国館に関しては予約受付の人だけ入館できるシステムになっていますが、予約をしていても約3時間も並んだそうです。巨大万博の凄まじさを感じさせてくれます。
外国からよりも中国国内のお客さんが多かったようで、中国の力を国民に見せつけるような輝きがあったと伺いました。
【運】
玉置神社から成地先生が和歌山市に来てくれました。玉置山でお会いして以来となりました。「元気そうで何よりです。良い顔になっていますね」と挨拶してくれました。
運というのは見えない世界での出来事のことだそうです。見えないからといって正直に、そして自分を高めることをしておかないと運は巡ってきません。苦しい時の神頼みは通用するものではなくて、日頃から正直で感謝の気持ちを忘れない人に対して神様は恩恵を与えてくれるのです。それが運というものです。
つまりその人の人格が運を引き出してくれるのです。内面という見えない世界が自分の行動によって表の世界に飛び出してくるのです。飛び出してきた結果が好ましいものであれば運があるといいますし、望んでいた結果と違った場合は運がなかったといいます。
このように、運とは内面の見えない世界での出来事です。運のある人は存在しているものです。一枚の写真を見せてくれました。三人の人に囲まれている先生ですが、その三人が三人共とも首長か議員になっているのです。その当時は無名の存在の三人でしたが、先生の後押しによって運が開けたのです。
常に先生と一緒にいることはできませんから、紐で繋がった関係でいたいものです。つまり日頃は忘れていても、何かの時には紐を手繰り寄せると先生につながる。そんな関係でいることで、暗い道でも手口を示してくれそうです。
ところで祖先のお墓参りを忘れてはいけません。祖先は常に守ってくれていますし、身体に異常を感じたら、祖先が警告を発してくれていると思って欲しいところです。そんな時は祖先に会いに行くと異常は消え去り、物事に集中できるようになります。信じる人の下には幸運が訪れそうです。
【経済危機】
和歌山県の経済危機という事態だと感じています。仕事を請け負っても、元の事業者が途中で資金が行き詰ると、関係する事業者全体に資金不足が波及していきます。その結果、まじめに仕事をしていた事業者が資金不足に陥り、材料を調達してくれた人や作業員を派遣してくれていた事業者への支払いが不能となるのです。仕事の途中で資金不足になるとこのように仕事が止まってしまうことがあります。
今日も音信不通になってしまった事業者がいます。その煽りを受けて数社の関係する人が混乱しました。何とも切ない事件です。
しかし決して珍しいことではありませんから、表で騒がれる事件にはなりません。行政機関としても、民間事業者同士の問題なので関与してくれません。話し合いで解決できる問題ではありませんから、逃げた相手から資金は回収できない事態になり、負の連鎖が起きていきます。
和歌山県内の経済危機。深層部分で今、起きています。新年度が始まって数ヶ月が経過している段階ですが、経済は益々厳しくなっています。どうすることも出来ない、そんな空しさを感じています。悲痛な声を聞きたくはありません。
【報告会】
夕方からは報告会を行いました。県議会活動の一端の紹介と、これからの豊富を集まってくれた皆さんに報告いたしました。県政に私達の意見を通りやすくすること、そして県政の意見を国政にまで届けることができる体制になっていることを説明し、この機会を活かすことで私達の地域や暮らしを向上させることができることを話しました。
【口蹄疫記者会見】
本日、仁坂知事は和歌山県内発生を未然に防ぐため、146戸、約8,700頭の牛や豚の畜産農家に消毒薬を無料配布するなどの防疫対策を発表しました。今後は、全庁体制で対応を図るマニュアルも策定することにしています。
和歌山県内の肉牛は、ブランドの「熊野牛」など約3,600頭(68戸)で、田辺市や那智勝浦町で飼育している他、乳牛は約870頭(17戸)、豚は約3,800頭(13戸)、イノブタやイノシシも飼育されています。
現時点において、和歌山県で対象となる全戸を対象に調査を行った結果、異常がないことが確認されています。万が一、異常があれば上富田町と和歌山市の家畜保健衛生所と那智勝浦町にある支所で対応するしくみを整えています。
未然防止対策として、全農場に出入り口での踏み込み用や車両に散布する消毒薬3カ月分を無料配布することにしています。消毒薬は平成22年6月上旬に1カ月分を確保し、家畜保健衛生所3カ所で配布し防疫指導する事にしました。
万が一、和歌山県内で発生した場合は、知事を本部長とする対策本部を設置します。発生農場での家畜の殺処分や埋却、発生農場を中心に半径10キロ圏内を移動制限区域にするなどの処置をします。各農場での発生を想定した防疫地図を和歌山県では作製済みとなっています。
【その他】
- 違法駐車の問題に関して協議しました。生活道路での違法駐車は迷惑になるだけではなくて死角が発生するので安全の問題にも波及します。事故が起きてからでは遅いので、申し出のある地域における対応を要望しました。
- 経済危機を乗り切るために事業所の資産を縮小して、防衛に入っている経営者がいます。無理に仕事を取りに行くよりも、信頼できる人との確実な仕事だけに専念する考えからです。仕事を請けても、その途中で資金不足に陥って連鎖倒になる危険性を回避しておこうというものです。それぞれの自衛策を講じる動きが出始めています。