【定期大会】
きんでん労組定期大会が開催され、ご案内をいただき出席いたしました。代議員は約70名、和歌山県内から集まっていました。岡本委員長以下、気配りが行き届いている執行部で気持ちの良い大会が成立しました。挨拶の機会を頂戴したので以下要旨を記します。
第63回定期大会のご盛会、誠におめでとうございます。今年もお招きいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。皆さんのお陰で県議会に送り出していただいてから二年が経過しています。その間、雇用問題や経済対策に重点を置いた活動を行っています。これからも変わらない姿勢で議会活動に臨みたいと考えていますので、引き続いてのご支援をよろしくお願い申し上げます。折角の機会ですので、経済対策を中心とした議会の動きをお話させていただきます。
平成21年度予算は積極予算を組んでいますし、先の6月議会でも過去最大の補正予算約471億円を議決し、当初予算と合わせて公共投資が増加することになりました。和歌山県は特に民間の設備投資が弱い状況ですから、公共投資で地域経済を主導する必要に迫られています。これらの経済対策は現在のところ効果的であるとの意見は余り聞きませんが、秋以降の公共事業で効果が表れると思っていますので、経済効果を期待して欲しいと思っています。
さて最近の動きとしては、国体関連の施設建設が決定しています。秋葉山のプールと県立体育館が国体開催に向けて新しくなります。これらは和歌山県にとって明るい話題です。
ところで今年の秋に2016年夏のオリンピック開催地が決定する運びになっています。東京とシカゴが有力視されていますが、もし東京に決定すれば和歌山県にとって有利になります。それは仮に東京オリンピックが決定すれば、その前年の2015年に開催される和歌山県国体がプレ競技的な意味合いが強くなります。競技レベルも高くなりますし、選手の強化や施設の充実などに関して予算増加も考えられます。東京が決まれば和歌山県国体にとって追い風が吹きそうなのです。この点に関しても注目して欲しいと思います。
これらの経済対策を通じて、和歌山県の活性化を目指した活動をこれからも図りたいと考えています。地域を元気にするためこれからも一緒に活動を行いたいと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
【ふれあいの集い】
和歌山マリーナシティ内の和歌山ロイヤルパインズホテルで、ふれあいの集いが開催されたので参加いたしました。参加者は約80名、マジックや紀州レンジャーショーなどの演出があり、家族で楽しいひと時を過ごしました。
ここでの挨拶の要旨は以下の通りです。
皆さんこんにちは。前回に引き続いて今回も参加させていただきましたこと感謝申し上げます。ご家族の皆さんで楽しい時間を過ごせるものと思っていますし、私も最後まで参加させていただきますので楽しみにしています。
さて夏休みでもあり子どもさんも多く参加されていますね。県政の課題としては学校教育の充実とスポーツ力の向上があります。学校教育とは学力向上を目指した取り組みのことで、小学生、中学生の学力向上を目指しています。また6年後の和歌山県国体開催を目指してスポーツ競技力向上を目指していることから、学校スポーツ力も高めるための取り組みも実施しているところです。
学力とスポーツ力の向上を目指すことで、和歌山県の教育レベルを高めたいと考えています。現在の和歌山県よりも、ここにいる子ども達が大人になる頃の和歌山県が今よりも暮らしやすくて良いまちになるように地方政治にしっかりと取り組みたいと考えていますので、引き続いてのご支援をいただきますようお願い致します。ありがとうございました。
【写真展】
カメラの西本のプロカメラマンが撮影した家族愛をテーマにして写真展が開催されました。場所は和歌浦アートキューブで、雨模様でしたが多くの人で賑わっていました。新しい写真の楽しみ方を提案する写真展らしく、アートキューブの風景に溶け込むようでした。室内と室外のスペースを活かして来場者を引き付けてくれました。テーマの家族愛が迫ってくるような新時代の写真展でした。和歌山県が世界に誇るカメラの西本の技術と企画力を感じる写真展でした。
【夏祭り】
社会福祉法人スミや和佐福祉工場の夏祭りが開催されました。昨年に引き続いての第二回目の夏祭りです。福祉工場でも夏祭りを通じて地域の皆さんと交流を図りたいとするもので、直前まで降っていた雨がやんで無事開催する運びになったようです。
よさこい踊りとフラダンスチームの皆さんが応援にやってきて、会場を盛り上げてくれました。福祉工場で働く人と地域の人との交流も生まれるなど、福祉工場の皆さんが雨でも決行したいとの思いが通じたたようです。
【AIEL】
NPO法人AIELの発足式典が、和歌山県NPOサポートセンターで開催されました。2011,年からの小学校への英語教育導入を控えて、和歌山市の民間として先生方に何か支援することができないかと考えて設立したものです。理事長を初め教育関係者が構成員として集まりました。英語教育を初め国語、数学教育に携わった経験のある人も参画してくれているので、語学力、言葉の力を身に付ける指導を目指しています。
そのため英語教育だけに特化した活動ではなくて、家庭教育と学校教育があって社会教育がしっかりとしたものになり、それらが達成できて初めて国際教育に携われるのです。つまり国際教育の花を咲かせるためには、家庭、学校、社会が子どもを教育する環境にあることが前提となるのです。
小学校への英語教育導入を控えて、和歌山市が取り組みの第一歩を踏み出そうとしています。この機会を逃せば和歌山市の英語教育の機会は、何年も遅れることになります。二学期からモデル小学校を選定し、先行した形の先生への英語教育支援は絶好の機会となりますから、何としても数字的な成果を出したいものだと考えています。
現在のところの取り組み方針は次の通りです。小学校での年間の英語の授業時間は35時間、週1回45分授業が基本となります。モデル校の対象は3校、学年は小学校5年生と6年生です。決して大きな時間ではありませんが、最初の一歩は後に続けられる大きな一歩です。
【夏祭り】
地元津秦天満宮の夏祭りが開催されました。大勢の人が天満宮を訪れる大変賑わいのある夏祭りなのです。特筆すべきことは地元の子ども達による鼓笛隊を編成して天満宮に奉納演奏をしていることです。長く続いている伝統的なもので、市内の他の地域で子ども鼓笛隊があるのかどうか分かりませんが、地域として誇るべきものです。
今夕は鼓笛隊の出発式の式典に参加させてもらいました。出発前は子ども達に緊迫感が漂っています。この日のために15日間も練習を行っていますが、練習と本番は違いますから緊張する理由は分かります。それでも練習の成果を発揮するために気持ちを集中させていることが伝わってきます。
鼓笛隊長からは、「今まで一番良い演奏にしよう」と掛け声があり、一気に出発式の機運は盛り上がりました。
ここで挨拶する機会をいただきました。皆さん本日はおめでとうございます。地域にとって大切な天満宮の夏祭りに演奏する機会があることは嬉しいことです。隊長からは、テンションを高めて行きましょうとの話がありましたが、気持ちを高めることはとても大切なことなのです。和歌山県は元気がないと言われています。実際はそうかも知れませんが、元気が良いとか良くないとかは気持ちの問題です。気持が高まっていたら元気になりますし、萎えていたら元気さはなくなります。テンションを高めて演奏に臨むことは演奏を成功させる秘訣ですし、大人にとっても経済を元気にする、地域を元気にするための大いなる秘訣なのです。今日の演奏を後ほど津秦天満宮で聴かせていただき、気持ちを高めたいと思っています。
出発前に気持ちを高めることは大切なことです。この後の素晴らしい演奏会を期待して挨拶とさせていただきます。
挨拶のあと、鼓笛隊と一緒に津秦天満宮に行きました。演奏を待っている地域の方が詰めかけていて、素晴らしい奉納演奏となりました。引き続いて地元神前の女性による舞踊や地元の方による太極拳披露などもあり、神社内は夏祭りの雰囲気に染まって行きました。
ここでの挨拶の時間をいただきました。
地元津秦天満宮で最も大切な行事の一つである夏祭りが行われていることを嬉しく思っています。地域の皆さんがここに集える夏祭りがあることは私達にとって幸せなことです。
日本では地域文化は鎮守の森を中心にして育ってきました。地元神社を中心にしてまちは拡がり栄えてきたのです。大切な神社の夏祭りにはそんな意味があります。今日が地域にとって大切な一日なのです。先程鼓笛隊の出発式に参加させていただきましたが、地元神社での演奏の機会があることに感謝する気持ちがありました。その気持ちは聴いてくれる皆さんにも通じると思います。地域は神社と共に発展していきますし、交流には夏祭りの機会があります。今日の日が良い日であることを皆さんと一緒に確認し合えることに感謝して、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
終了後、皆さんとの交流会に参加させてもらいました。祭りは人にエネルギー注入し元気を与えてくれるものです。祭りで地域がまとまるエネルギーが、政治のエネルギーにつながっていくのです。政祭一致とも言えますが、政治は政治ですが、祭りは政ごととも言われるように、民主主義のエネルギーの基は同じだと思います。地域が祭りでまとまっていた時代は、政治も今よりはまとまっていました。地域発展のための思いが一致して行動したり、政治にもエネルギーを発揮することがあったようです。地域から祭りが消えつつあり、それが地域のエネルギーを失わせているのです。祭りのエネルギーが小さくなると政治に対するエネルギーも小さくなるようです。
今こそ、地域のエネルギーを政治のエネルギーに持って行きたいものです。
また言葉の大切さに関しても議論しました。言葉が性格を形成するものですし、行動も支配します。美しい言葉を使う人は正しい気を放ちますから、周囲を正直で明るいものにしてくれます。ところが汚い言葉をつかう人は毒素を周囲に放出しているようです。
人として美しい言葉を常に使いたいものですし、美しい言葉だけを自分の言葉のポケットにしまっておきたいものです。自分のポケットにない言葉は決して出てきません。人が興奮した時に放たれる言葉はポケットから出てくるもので、それが本音なのです。言い合いになった時にきたない言葉を使う人のポケットには、残念ながら汚ない言葉が入っているのです。
きれいな言葉だけを言葉のポケットに入れておくようにしたいものです。それが人格につながって行くのです。
【昭和のジャズ】
和歌山市松江にある昭和青春館で、「Always Jazz」ライブが開催されました。夜9時30分の部に参加しました。昭和の頃の良質のジャズを提供してくれるライブでした。この企画は音楽を愛する人の集まりですが、その一方で南海電鉄加太線を将来に亘って守り続けたいと思う加太沿線地元の皆さんの気持ちから来ているものです。
廃線の話は全くありませんが、廃線話になってからでは遅いので、今から十分な対応策を講じておきたいと考えのものです。ここでの演奏会を活動のベースとして、8月30日には和歌山市磯の浦において、何らかの姿の演奏会を検討しているようです。
懐かしの昭和のジャズに気分をもたれさせながら、平成の夜の時間が経過していきました。