4/5(日)「レオ協議会」【レオ協議会】
ライオンズクラブに関してのレオ協議会が開催され、地区委員として参加しました。場所は岸和田市内の波切ホール。ライオンズクラブの新年度まで残り三か月となりましたから、地区委員としての仕事も終盤を迎えています。本年度のレオ会員は熱心な活動を行ってくれていますから、地区委員としても楽しく一緒に活動させてもらっています。 私からは、先の地区大での行事だった、こばと学園の運動会についての講評と来週日曜日のバザーについての告知を行いました。来年度の地区役員の人選も終えているようで、一気に年度末の風景となりました。 ところで波切ホールには和歌山大学のサテライトキャンパスが設置されていました。和歌山大学と岸和田市が生涯学習に関する提携を結んでいたと聞いていましたが、このホールにあったことを知りました。和歌山大学が持つ知識が県を越えて活かさせていることをうれしく思いました。 【50回忌】 祖父と祖母の50回忌が、和歌山市和歌浦の毘沙門寺で執り行われました。仕上げとなる法要です。親族が集まって約1時間の法要を執り行いました。祖父の命日は昭和36年12月4日、祖母の命日は昭和35年4月6日だと知りました。近い先祖の命日を知らなかったことを深く反省しています。そして先祖を大切にと、事あるごとに聞くことが多いのですが、そんな折に50回忌が執り行われたことは必然のような気がしています。いまの年になって先祖の有り難さは身に沁みて分かっていますから、祖父と祖母を敬い、そしてお送りする法要に参加できたことで清らかな気持ちになりました。何か大切なことを学んだような気がしています。 法要において先祖への感謝とこれまでの生き方などを深く考えたことは、初めてだったかも知れません。これも祖父と祖母が私をこの場所に導いてくれたお陰だと感謝しています。法要の約1時間、仏様顔をしっかりと見据えると、とても優しいお顔をしていることに気づきました。この世を旅立った人はみんな仏様のような表情をしていると強く感じました。現世から旅立った人は、争いのない世界に存在していますから、穏やかな顔になる筈です。祖父と祖母が仏様の姿を借りて語り掛けくれたような気がしています。その直後に二人の優しいお顔が天に戻っていったように感じました。子どもである父親に見守られた50回忌で安心して天に戻られたようです。この日にここでいられた幸せに感謝するばかりです。 僧侶は最初に祖父の、次は祖母への念仏を丁寧に唱えていただき、心静まる気持ちにさせてくれました。二度の焼香で三つのことに感謝させていただきました。 ひとつは私の今の報告です。ご先祖様のお陰で元気に和歌山県政に関わる活動をさせてもらっていることへの感謝と活動報告をいたしました。 ふたつ目は、最も近い先祖である両親への感謝の気持ちと健康で長生きに感謝いたしました。 最後は、混乱している社会を何とか次の時代に向けた回復させる力を与えていただきたいとお願い申し上げました。自分もそうですが、先祖の健康、社会の反映の三つが反映するための活動を見守っていただきたいと感謝の気持ちを述べさせていただきました。 祖父と祖母が旅立った時から50年が経過しています。私の生まれたのが昭和36年10月ですから、その時には祖母はこの世にいなかったこと、そして祖父はわすが二ヵ月後に旅立っているのです。ですから物心ついた時にはお二人はこの世にいませんでした。そのため私の記憶にはありませんが、お二人が存在して厳しい昭和の時代を生き抜いてくれたことで私がいまここに存在しているのです。もしその時代にお二人に何か事件があったとしたら、私は存在し得なかったのです。ここにいられることの奇跡と活動の場を与えてもらっていることへの感謝の気持ちは忘れることはありません。 それにしても、わすが50年前に祖父と祖母がこの場所にいたのです。もう50年も経過すると、お二人の孫である私もこの場所には存在しなくなっています。誰かが意思を引き継いでくれていることと思いますが、この世で直接感謝の言葉を伝えられなかったお二人に、その場所で感謝の言葉を伝えることができるように、人生の後半戦を生き抜きたいと思います。 先祖から脈々と受け継がれているものの大きさを感じ、そして受け取ることが出来ました。受け取ったものはこの世で預かっておいて、何時の日にか、この世に託す人のために残していくのです。預かったものは大きく成長させてから創造主にお返しするのが当然ですから、今まで使用させてもらっている天の貯金を増やす活動を行いたいと考えています。 不思議なものです。50回忌を超えた時に、精神状態は一段違ったような気がします。優しい仏様のお顔が背中にあるような気がします。争いや無関心という言葉が消え去るのです。この世に来たのは争いや無関心を広げるためではありません。争いや無関心をなくし幸福を増やすために来ているのです。幸福を作り出すこと、分け与えること、笑顔が耐えない社会にすること、やっと気づいたのです。 仏様の眉間には第三の目がありました。心眼。人間にも備わっています。見えないものが本当に大切なものなのです。暖かさ、思いやり、他人への関心などを大切な価値としながら、微笑を絶やさない生き方をしたいものです。 4/4(土)「記念式典」【記念式典】
地元和歌山放送が誕生してから今年で50周年を迎えました。50周年を記念して和歌山放送開局50周年記念式典が開催され、お招きをいただき出席させていただきました。知事、和歌山市長を初め多くの方が祝福に訪れていました。 第一部の記念講演会では政治ジャーナリストの岩見隆夫のお話を伺いました。話しでは、政局が混乱していますが麻生総理と民主党の小沢代表に代わる人材がいないので、混乱が続いているとのことです。政界では人材が不足しているため、二人に代わる人材が思い当たりません。人材不足が混乱を収束させることができない理由なのです。 乱では展望が開けないので変が求められているとのことです。乱とは大塩平八郎の乱に代表されるように、一時の混乱で大局を変えるまでには至りません。ところが本能寺の変に代表される変は、世の中を一気に変えてしまう動きとなります。今年の政局は間違いなく変が起きるので、総選挙後に政界再編成があると考えられています。 政界再編成が起きなければ日本は持ちません。人には老荘青の時期があるように政党にも同じような時期があります。自民党は老政党で将来の展望は少なく、民主党は青年党でやや不安感があります。日本には壮年時代に相当する政党はなく、二つの政党による再編が最も変に近いものです。今年は変が起きる。期待感が拡がります。 続いて開かれた交流会では、和歌山放送の誕生から現在までを写真で紹介してくれました。50年と一口に言っても長い時間のつながりです。人が50歳を迎えると壮年時代です。 和歌山放送に勤続50年を迎えている二人の方の表彰もありました。50年も放送局に勤務した経験は財産で、放送業界のことは隅々まで知っているのです。 組織も壮年時代に入ります。まだまだこれからの和歌山県を担ってくれる放送局であり続けてくれると思います。 今の状況を打破するには乱では駄目で、変が必要だということです。変が起きるのは歴史の転換期ですから、現代日本が転換期に突入している時期であることは間違いありません。また変が起きなければ日本の未来は開けません。 【留学支援】 留学支援サポートセンターのジールス。これから日本を支える若い人達の留学を支援する活動を行っています。多くの留学生を送り出していますが、経済危機の影響を受けて留学を希望する人が減少しているようです。また円高にも関わらず外国旅行者も減少しているようなのです。外国に行く経験だけで視野は広がります。留学する経験は人生を変えてしまうものになります。人の人生に関わる仕事をしているジールスの存在は、地域にとって素晴らしいことです。和歌山がジールスを通じて世界に広がっているのですから。 英語教育や外国の都市の紹介など、外国留学以外にも世界に視野を向けるための活動を行ってくれています。 今の時代、若い人達は日本一の言葉よりも世界を目指す、世界で戦うことが目標になっています。スポーツの世界ではこのことが顕著で、一流選手は世界に飛び出して活躍しています。ビジネスの世界でも同じです。ビジネスで世界で戦うには語学力が必要ですから、留学経験は戦う武器を持たせてくれるものです。 【式典】 引き続いて某組織の発足式ありました。異業種交流会とも言える会が本日発足しました。 参加者は約40人だったと思います。様々な会社の経営者が参加していて、意見交換を図りました。本日参加したのは幹事役の皆さんでしたから、全会員約200人が集まる会合は今年6月に開催する予定となっています。 【その他】 雇用問題、就職に関する問い合わせがあり対応しました。食の安全と衛生管理に関しての意見交換を行いました。 4/3(金)「雇用問題」【法律相談】
依頼者Hさん。親族間でのお金の貸し借りの問題が発生しています。裁判に発展していることから、これ以上関わっても問題は解決しないと考え、法律家のところに赴きました。 複雑に絡み合っていた案件をひとつずつ話し合って行くと、大きく三つに整理できました。Hさんご夫婦も、複雑だと思っていた案件ですが、実は簡単な事案が三つ重なり合っていたことで、今後の進め方が明確になりました。専門家は問題の核心部分だけを抜き出して、その証拠書類だけを参考します。多くの書類を次々に読んでいき、この問題に関係しない書類の数々は封筒に入れて除外していきますから、残った資料は簡単になっていきます。必要な資料が少なくなることは、それに伴って問題は簡単に整理されていくのです。 約1時間40分。話の道筋は整理できたので、後は具体的に手続きに入るだけとなりました。親族間で何年も話し合っていたことが、今日、解決の道筋が示されました。 問題の整理方法と考え方、その裏づけとなる法的根拠。全て揃うと民事の出来事は意外と簡単に整理できるものです。この法律家の先生は以前、依頼者から話を聞いた段階でほとんど結果は見通せますと話していましたが、その通りの進め方でした。 詳細は割愛しますが、リーガル的な考え方は参考になりました。 【昼食】 同級生が経営する海星楼で食事をしました。先週、同級生が集まって花見をしたのですが、私は別の懇親会が入っていたため参加できませんでした。夜遅くまで盛り上がったようで、同級生の中から次々と楽しい企画が飛び出しています。そんな楽しい昼食でした。 【雇用問題】 雇用問題は深刻化しています。和歌山県の有効求人倍率は、数字の上では近畿で最も良い数字になっていますが、実態は決してそうではありません。尤も和歌山県の有効求人倍率の数字にしても、和歌山県が改善されているものではなくて、他の府県の数字が低下していることから、落ち込み度合いの少ない和歌山県の数字が浮かび上がっているだけですから、雇用情勢は改善されていないと見るのが自然です。 雇用問題は重要な問題ですから、雇用問題に詳しい方と約2時間話し合いました。話し合った結果を照合したところ、昨年の同時期と比較して企業の採用は大幅に落ち込んでいます。特に正社員の雇用はないのです。 先日、ある製造業の経営者と話したことがあります。「メーカーからの受注がなく工場を休ませているのに、技術者と言えども採用は出来る状況ではありません」と話していたことを思い出しました。昨年の今頃だったら、「技術者が不足しているし、現場で働きたい人は採用したい」と話していたのに雲泥の差です。 雇用どころか企業の存続に関わっています。工場が動かないことで物流も減少、結果として警備の仕事も減少しています。求人票の職種を見ても、そのことが端的になっています。いままで求人していた職種がなくなり、一定の資格を持っている専門職の求人が増加しています。ですから求人があるといっても専門職ですから、所謂、希望が多い一般事務の職種での採用は皆無に等しいのです。 そして会社側から希望が多いのは営業のプロですが、仕事を探している人の中で営業を希望する人は少ないのです。対人関係を苦手にしている人が多いのか、営業と言うと「無理です」と即答です。適正がありますし希望していないのに、無理に営業の仕事に就いても長続きしませんから仕方ありませんが、事務職を希望しても仕事が巡ってくることは、余程の幸運に恵まれない限り困難です。 企業の状況と雇用状況などの話しから、昨年よりも現在の雇用情勢は極めて厳しくなっていることが実感できました。併せて、いま解決すべき最も重要な課題であることも再認識できました。 【コーチング】 コーチングの指導者との懇談の時間をいただきました。コーチングとは上司が部下を指導する時に活用される手法のように思っていますが、本当は経営者が判断する際に活用すると効果的だそうです。経営者は最終決裁者ですから孤独な決断を強いられます。内部で相談しても安全策の方向に向きますし、社長の権限が強力であればあるほど、周囲は意見を言えなくなるからです。 そんな時、コーチングのコーチが側にいると、方向性を気づかせてくれることがあります。最終的に決めるのはトップ自身ですが、話を聞いたうえで自分の中にある迷いを消し、欲している方向性を示してくれるのがコーチだと思います。 スポーツ選手の場合が判りやすいのですが、元マラソン選手の高橋尚子選手には名伯楽の小出監督の存在がありましたし、水泳の北島康介選手には平井コーチがついています。 選手の能力は勿論ですが、コーチがその能力を最大限に引き出しているので、世界レベルの素晴らしい結果が導き出されているのです。 ビジネスの世界では個人の存在が目立つことは少ないのですが、コーチングを活用することはコーチが側にいてくれることを意味しています。いまを把握して考え方や決断を引き出してくれるコーチはビジネスの世界でも必要なのです。 【その他】 ライオンズクラブ関係者の方の親族の告別式と、夜はお世話になっている方の身内の通夜式に参列されていただきました。ご冥福をお祈りしています。通夜式後、知人たちの懇親会に参加し、参加したみなさんと交流を深めました。 お二人の方から就職に関しての相談を受けました。また起業するための資金調達に関しての相談もありました。昨年秋以降、就職と資金調達に関する案件が非常に多くなっています。 4/2(木)「地域活性化」【地域活性化】
金融機関の管理職の方と話し合いの機会を持ちました。金融機関の人事異動は原則三年以内になっているようで、知り合ったと思ったら転勤していることが多々あります。本日懇談したSさんも、平成20年10月に異動となっていたため、お会いしたのは半年振りのことでした。Sさんが見つけてくれて声を掛けてくれたのです。 和歌山県を元気にする活動について話し合いました。開幕した関西独立リーグの紀州レンジャーズの存在が和歌山県を元気にしてくれていること。開幕戦は約1,200人のお客さんが、阪神タイガース二軍との練習試合には約1,400人のお客さんが、紀三井寺球場に応援に駆けつけてくれています。これは和歌山県に紀州レンジャーズが存在していなければ、これだけの人の交流がなかった訳です。試合のない紀三井寺球場にお客さんは来ませんから、これははっきりしています。確実に二日間で約2,600人のお客さんの移動が発生しているのです。 人が動くことに伴ってお金も動きます。人とお金が行きかうことで地域の活力を生み、経済効果が見られるのです。プロスポーツで和歌山県を元気にする取り組みは好スタートを切っています。後は継続させることに重点を置かなければなりません。勝って強いチームと認知されることと、地域の取り組みを巻き込むこと。この二点に尽きます。 Sさんの子どもは少年サッカーを習っています。ところが芝生のサッカー練習場は紀伊半島の中間地域にはないようです。県大会などの大きな試合は新宮市や和歌山市が会場になることか多く、地元地域での開催は設備がないため不可能なのです。子ども達にも気の毒な話ですし、地域にとっても人の交流の機会がないことはプラスではありません。 設備にお金を掛けられる時代ではありませんが、少年スポーツとスポーツによる地域振興の目的がありますから、全く駄目なものではないとお思います。 そして新エネルギーと環境保全による和歌山県の実力を高める方策についてです。和歌山県は自然に恵まれていますが、地域に存在している自然環境を維持するだけでは環境先進県とは言えません。能動的に環境問題に挑戦する姿勢と新エネルギーに関与する姿勢が望まれます。世界がグリーン施策に取り組もうとしている中、これが和歌山県を売り出す絶好の機会なのです。 地方自治体だけでは出来るものではありませんから、民間企業との連携を図って能動的な取り組みが欲しいところです。口を開けて待っていても、県としての姿勢を打ち出さない限り進展はありません。新エネルギーによる地域振興と経済対策に挑戦したいところです。 【海南市議会議員補欠選挙】 今月12日に告示となる海南市議会選挙補欠選挙に、友人の矢本渉さんが出馬することになりました。突然のことで準備期間は短いのですが、挑戦することに決定したようです。矢本さんは元海南市議会議員でしたが、体調を崩したため一度は引退していました。民間企業に勤めていますが、今回、補欠選挙の機会が到来し、また体調も戻ったため、再び市議会に挑戦することになったのです。友人として喜ばしい限りですが、現在も仕事を続けていて退職は今週末の土曜日の予定ですから、活動の期間は少ないのが懸念材料です。 しかし元職ですから、全く一からの挑戦とは違います。短期間で実効性のある活動をして欲しいと願っています。本人から挑戦の話を伺い、挑戦の春の訪れを感じました。そう、春は行動の季節なのです。 【懇談】 Sさんとの昼食を採りました。バザー用品をたくさん持ってきていただき、折角の機会ですから食事を共にしたものです。社会奉仕団体の役員をしているのですが、見えないところでの根回しとご苦労が多いようです。続いてKさんとの懇談。事務所を訪ねてくれたことから最近の活動について意見をいただきました。いつも元気になるように励ましてくれています。後ろ向きの話と前向きの話では受け止め方が全く違いますから、実はKさんの話を楽しみにしているのです。 朝から姫路市まで仕事に行って戻って来たHさん。休み時間もなく仕事をしています。商業施設や物流倉庫についての話し合いを行いました。 自己破産に関しての相談。収入が減少しているのに生活を切り詰めるのは限界があり、収入よりも支出が増えている方が増加しているようです。資金を借りたものの返せる目途がないので自己破産手続きに入った人がいます。今の苦しみから逃れるために、限界を通り過ぎたようなので仕方ないと思いました。幸い、ある法律の専門家が、手続きをしてくれることになり、しかも金銭的なものに配慮してくれることになりました。弱者の味方は意外と少ないため嬉しい話でした。 【打ち合わせ】 夜は和歌山県にあって欲しいものを、どう実現させるかの打ち合わせを実施しました。欲しいものを実現させるためには自らの行動以外にありません。自分は動かないで誰かに頼るばかりだったり、アイデアを話すものの、具体化するための方策がなかったりすると、前を向いて進みません。思いながら、考えながら行動することで、実現させたいものを世に送り出すことが可能となります。 今日だけでも、五つ以上のあって欲しいものが具体化に向けて動き始めました。
4/1(水)「新年度」【新年度】
新年度が始まりました。寒さが戻っていますが、一気に春が咲き誇った感があります。新入社員が今日から出社しているように、社会に明るさが差し込んでいます。 今日から福祉関係の仕事に行き始めた方からも連絡をいただきました。福祉職場で働くのは初めてなので不安でいっぱいな様子でしたが初日を迎えました。慣れない仕事で疲れがあるようですが、体力面よりも問題があります。それは賃金が少ないことです。過去の仕事経験の中でも最も賃金が低いようなのです。これでは将来的に生活ができないかも知れないとの不安感があるようです。福祉職場で働く人の低賃金解消は大きな課題です。 【森林】 二酸化炭素を吸収してくれる森林に関して打ち合わせを行いました。地球温暖化の原因の一つとされている二酸化炭素を森林が吸収してくれています。ところが森林を維持管理しないでおくと、吸収効果はそれほどないようです。ですから森林の手入れが必要で、間伐材の伐採や太陽の光が土壌まで届くような管理も必要なのです。全国各地の森林の状況の資料を持って来てくれたHさんは、そのことを心配しています。誰かがしっかりと管理してくれないと森林は駄目になってしまうと話してくれたのです。 産業としての林業で収益を保つのは厳しいと聞きますから、どうしても森林の管理までは及びません。地域で林業が成り立つしくみと県の施策、そして森林管理をしてくれるところが管理するような森林の流動性も考えるべきかも知れません。 地球温暖化防止のカギを握っているのは森林、海、土壌などがありますから、上手く維持管理させたいものです。 【関西議員団会議】 関西議員団会議幹事会に和歌山県の幹事として会議に出席いたしました。議題は来年の参議院選挙に向けた取り組みと、平成21年度の議員団研修会についてでした。今年は総選挙が控えていますから、現時点で参議院選挙は話題にも上りません。ところが平成22年の政権はどうなっているか分かりませんから、政権のあり方次第で参議院選挙はとても大切な選挙になります。 来年も自民党が政権政党であるとすれば、参議院選挙は民主党にとって参議院の与党を守り二大政党制を目指すために、絶対勝利しなければならない選挙として位置付けられます。もし民主党が政権政党となっていたら、政権与党から野党に転落した自民党にとって、参議院で勝つことは政権奪還のために不可欠なことです。ここでも勝利できないとすれば政党の存在意義を問われることになりますから、極めて大事な参議院選挙となります。 このようにどちらが政権政党になるとしても、総選挙の翌年の参議院選挙は政局を占う大事な選挙になるのです。総選挙の次の参議院選挙への備えも今から始まっています。特に比例区は全国区ですから、もう始動させる時期なのです。私達議員団としての支援者を決定し支援方法とスケジュールなどを確認しました。 また議員団研修会は4月24日と25日の二日間、国会に行き、支持する藤原正司議員と意見交換をすることに決定しました。今回の懇談テーマは、国のエネルギー政策や太陽光発電の位置づけなどになる予定です。 その他意見交換として、次回の幹事会では各自治体の特徴ある施策を紹介しあい、良い施策を持ち帰ることや、各議員の活動を紹介する媒体の紙面構成についても協議しました。 新年度の初日。一年の計を立て、気持ちも新たにスタートを切りました。 【その他】 ・夕方、年度末で会社が倒産してしまい仕事がなくなったと連絡が入りました。事前に知らされていなかったので突然のことで呆然としていました。ただ意欲までは衰えていないので、次の仕事を探したい気持ちを切り替えているのが救いでした。新年度厳しいスタートとなった方がいます。近く会うことにしました。 ・バイオ燃料に関しての打ち合わせ。今月、和歌山県に東京から専門家に来ていただく予定ですが、その懇談内容について調整しました。 ・道路問題の相談。私道の通行に関してのものですが、近隣間のトラブルが原因です。近隣であるがために法廷に持ち込むことは避けたいところです。言い分が対立しているので、お互いに譲歩し、歩み寄りがない限り話し合いでの解決は難しい感がありました。 ・離婚問題に関しての相談。これもお互いの意見と利害が対立していますから難しい問題です。どちらも主張も譲りませんから、両者の思いは対峙しています。離婚問題の主な争点は、親権、慰謝料、養育費です。話し合いで済めば問題はないのですが、法廷闘争になると時間も費用もかかりますから、自分の活動時間が制約されますし費用もかかりますから、経済力とストレスに耐えなければなりません。前向きな問題へは対処すべきですが、後ろ向きの問題への対応は極力避けたいと考えています。 ・着物文化を通じて地域活性化を図っている団体があります。和歌山電鉄貴志川線とも協働した取り組みを月一回行っていますし、和歌山市以外での活動も展開しようと考えています。この地域活性化の取り組みに関して協議しました。 活動報告/レポート 一覧へ戻る | 4月活動報告 | 4月活動日記
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