3月29日(月) 「挨拶」
【朝礼】
 遠縁に当たるK社の朝礼に参加、挨拶をさせてもらいました。企業には数多くの県議会議員候補が挨拶に訪れますが、このように朝礼に迎えいれてくれるのは嬉しいことです。朝8時10分からの朝礼でしたが、告示日前最後の朝礼参加ですから元気に挨拶をさせてもらいました。ありがとうございました。

【挨拶】
 支援してくれているD社の会長と一緒に福祉施設を訪問しました。全ての出会いには意味があり偶然はないと教えてもらいました。日頃からの行いを正しく、そして人付き合いをしていると自然と成果は得られるとの教訓をいただきました。必然とも言える成果を具体化させるためにも日常の活動は大切です。
 続いて先般の集会に参加してくれた某企業社長と懇談。今までにない候補者だと話してくれました。その理由を色々話してくれましたが、良い意味合いでこれからの活動に弾みがつきました。

 和歌山市役所を訪問。市議会議員の最後の一日となったため、お世話になった職員の皆さんに挨拶をさせてもらいました。この4年間、皆さんに鍛えられ育ててもらったことが蘇ります。新人議員として何も分からない段階から、少しは行政のしくみが分かってきたのは職員さんのお陰だと感謝しています。4年間で慣れた部屋も廊下も今日でお別れだと思うと感慨深いものがありました。熱心に活動してきたつもりですが、まだまだすべきことがあったような、積み残した気持ちもあります。後悔を残さないためにも、明日からの取り組みに全力を尽くします。

 続いてA社オーナー、S社への挨拶を行い、いくつかの事務所のお世話になっている皆さんを訪問しました。Aさんは昔の思い出話をしてくれました。「若い頃に、志を持ってある候補者の選挙を手伝ったことがあります。あなたを見ていると若いだけに利害に関係なく無茶苦茶活動をしたことを思い出しました。いつまでも政治色に染まることなく今のままで活動して下さい。応援し続けますから。でも決して無理をしないで健康には注意をして活動して下さい。」と激励を受けました。今まで関わってくれた全ての皆さんに感謝しています。

 Kさんからは、現役を引退したことから、しがらみがなくなったので全力で応援する約束をしてくれました。「何人もの候補者が挨拶に来たけれども、今の時代に合っていないのです。新しい時代の到来を告げる人の出現を待っています。今のままの和歌山県が良いとは誰も思っていませんから、絶対に良い結果を導いて下さい」と暖かい言葉を掛けてくれました。胸に刻んでおきます。

 続いて和歌山県庁を訪問。かつて南紀熊野体験博で勤務した思い出のある場所です。あの時は二度とここで働くことはないと思ったのですが、運命とは不思議なもので、再び巡り合うかも知れない機会が訪れました。チャンスの前髪を掴むためにも頑張ります。
 T社、I社、Nさん、Tさん、他を訪問した後、明日の出陣式の打ち合わせのための会合に参加。本日、最後に訪れたのはOさん宅でした。Oさんに伺うと、「かつて、ある選挙の告示日前の最後に来てくれた人がいました。その人は圧倒的に不利だと言われながら勝利したのです。縁起が良いので大丈夫ですよ。」と話してくれました。気持ち良く明日の出陣式に臨むことが出来そうです。
3月28日(水) 「後援会活動二日前」
 午前中、NさんとSさんと一緒に後援会活動を行いました。K社を訪れたところK社の社長は、市議会から県議会へ転出する候補者がいることを、友人Iさんから聞いていると伺いました。本当に世間は狭いことを、そして有り難いことを感じました。後ほど友人Iさんから私のところに連絡が入り、情報の出所を確認することが出来ました。依頼元は和歌山市からのものではなく市外の方からのもので、改めて活動してくれている皆さんに感謝するばかりです。

 続いて訪れたJ社でも私のことを聞いていると伺いました。私がここを訪問したのは初めてでしたが本当に嬉しいことです。普段、この責任者の方は初対面の人を職場で紹介することはないのですが、今回は職場の方に紹介をしてくれました。懇談の中で相通ずるものがあったことから受け入れてくれたと思っています。

 N事務所長のところには既に複数の県議会候補が訪ねています。若手経営者Nさんは、単に知っているだとか、しがらみで候補者を選択しない考えを持っています。和歌山県で何を実現するのかを聞いた上で、自分の判断で誰を選択するのかを決定する姿勢を持っています。ですから何人もの候補者が来ているけれども、それとは関係なく私の話を聞いてくれました。「議会にいるだけの人もいるので体質改善を図って欲しい。そして和歌山県の現状は活力がなく駄目なのに、議員も現状維持では地域にとって良い筈はないので、入れ替えが必要だ」と、意見をいただきました。和歌山県をあきらめているのではなく、まだまだ期待を感じられる空気があります。今回、変化を感じさせるような結果が出るとすれば、今後に期待を見出せると応えてくれました。

 そして正午過ぎに訪れたK社では、従業員の皆さんを紹介してくれました。K社長は従業員の皆さんから、早く会わせて欲しいと依頼を受けていたそうです。待ってくれていたことに深く感謝いたします。

 午後からはTさんも合流していただき、地域の意見を伺ってきました。最後に訪れた自治会長のところには、複数の人から後援会加入の依頼が来ていた上に、偶然、共通の知人が通り掛ったのです。そのため初めて自治会長宅を訪問しましたが、古い知り合いのような感覚がありました。偶然集まった知人達で急遽、懇談の時間を取ることになりました。不思議な集まりの貴重な時間となりました。

 夜はIさんと一緒に、複数の方の自宅への後援会活動を行いました。真っ暗の中、歩きましたが反応は様々でした。「夜遅くに良く来てくれました。」と肯定的意見を言う方もいれば「飛び込みで来ても効果はないですよ。」と言った否定的なものまでありました。反応が良いとご一緒してくれたIさんの顔色も良くなりますが、反応が悪いと困惑の表情になるのが分かります。せめて自分の顔を立てて欲しいと言うところです。

 この活動を継続していると人の暖かさも感じることもありますし、冷たさを感じることもあります。人を介したり何かの縁があっての出会いですから、大切にしたいと思うのが自然です。活動以前に、お互いが人として自然でありたいものです。
3月27日(火) 「花里葉」
【集会】
 朝から集会での報告会です。朝8時から9時までの間、数箇所の職場を訪れて順次、挨拶と報告会を行ってきました。職場を訪れて報告会が出来るのも、いよいよ最終局面に入ってきました。告示前に職場に迎え入れてくれたことには心から感謝するばかりです。

【後援会活動】
 懸命に応援してくれているNさんが朝早くから来てくれました。午前は一緒に行動させてもらいました。事前に挨拶などを行なってくれていたため、スムーズに事務所に迎えてくれました。事務所Nでは、今まで誰の支援もしたことがなかったのですが、和歌山県で事業を営む者として和歌山県の惨状を放置することが我慢出来なくなったので応援してくれることになりました。他県出身の社長からすると、和歌山県での事業環境は恵まれたものではありませんでした。知り合いもない中で、長い年月を掛けて和歌山県で事業を定着させたのです。

 今では地元で取れた産品を取り扱うなどすっかり地元に溶け込んでいます。これからも和歌山県で満足の行く仕事をしてもらうためにも、和歌山県を元気にする必要があると感じました。
 全国の地域開発を手掛けてきたA会長を訪ねて挨拶。和歌山県にいながら全国的な事業開発を行なってきた人だけに風格が漂っています。いま一度、和歌山県活性化のために尽力をお願いしました。

 N事務所を訪ねたところ大学で一緒だった方とばったり会いました。卒業後、会計の仕事に就くと聞いていましたが偶然の再会に驚きました。今回の挑戦を歓迎してくれる様子が伺えました。
 お昼にKさんを訪ねたところ、従業員の皆さん全員に声を掛けているからと、紹介してくれました。皆さん本当にありがとうございました。

 午後からは、人付き合いの広いYさんがご一緒してくれました。Yさんの付き合いの広さは関係者なら誰でも知っている程で、今日の応援は頼もしいものでした。訪れた先々でYさんの人柄と信頼の厚さが分かりました。
 K社では役員の皆さんが出迎えてくれました。ここでも和歌山県議会に挑戦する新人候補が少ないことを嘆いていました。「県政が変わる感じがしないのが残念」で、新しい人が挑戦する機運を盛り上げるためにも頑張って欲しいと励ましてくれました。

 W社は全国規模の仕事をしています。社長は東京での仕事が多いのですが、わざわざ東京から帰って私たちを迎えてくれました。最近、中央では地方出身の人が少なくなっていることから、地方の問題を分かっていない様子だと話してくれました。端的な話、東京生まれで東京育ち、進学校から一流大学に進み官僚になった人の中には、地方都市をひとくくりにして、効率化のものさしで図って地方を再構築しようとする考えを持っていると聞きました。人口が減少し、高齢化が進展している和歌山県は、都会的な考え方でのまちづくりで図れないのです。
 地方のことを考えられる議員になって欲しいと要望を受けました。懇談の後、職場を周らせていただきました。

 福祉関係のL事業所は増大する仕事に対応していますが、課題解決のために連携を図って欲しいと依頼がありました。福祉の課題は各事業所で聞くことが多いのです。
 K社は真面目な経営をしていますが、それだけに厳しい経営環境にあると言います。儲けることを前提としたところには、価格面で太刀打ちできないのが要因です。品質で比較すると差は明らかなのですが、消費者は価格を優先させる傾向にあるため、市内においてこの分野の品質やサービスレベルは二の次になっています。厳しい経営環境ですが、和歌山県の活性化を図り市場を増やすことで問題解決を図るために共に活動したいと考えています。
 Hさんはミニ集会の開催などの依頼に応えて、明日早速調整してくれることになりました。お仕事でお疲れの中、対応していただきありがとうございました。

【花里葉】
 いつもお世話になっていた食べ物処「花里葉」が本日をもって閉店となりました。最終日となった本日の夜、常連のお客さんで店内は満員となり、寂しさの中、閉店を惜しむ声が溢れました。花里葉の人気の秘密は、経営者のご夫婦の人柄によるものですが、他にもお客さんを楽しませてくれる会話と音楽活動や京文化の発信など、和歌山市内の他店にはない特色があります。

 小さくても個性のあるお店が消えるのは寂しいことですが、ご主人さんが次の人生のスタート切るためには仕方ない選択となりました。器用で人付き合いの良いご主人さんの新しい人生の幸運を願わずにはいられません。
 本日は花里葉の最後の瞬間に立ち会うことが出来たことに感謝しています。そして消えるものがあれば生まれるものもあります。ご主人さんは自分の分身とも言える店舗を消し去りますが、今年4月から新しく誕生させる取り組みがあります。いままでも、これからも、和歌山県のために活躍してくれることをお祈りしています。
3月26日(月) 「朝礼」
【朝礼】
 朝一番からS社の朝礼に迎えてもらい挨拶をさせていただきました。冒頭、S社長から紹介していただき、続けて抱負を述べました。社長からは、和歌山県が停滞している現状と、真面目に仕事をしている人達が浮かばれない社会は間違っているのに、そのような社会になっていることへの対応の必要性と、国の進むべき方向を改めるには、地方が変わりその変化の過程を中央に発信していくことが大切だと話してくれました。

 和歌山県が停滞している要因のひとつは政治責任だとした上で、県政が混乱しているのに新しい力が登場しないのは、益々停滞を招く結果になるとの警鐘も打ち鳴らしてくれました。
 私からは、新しい観光産業を構築することで和歌山県を活性化させる取り組みの提案を行ないました。観光事業者の中には、和歌山県の市場規模が小さいことから撤退を余儀なくされているところもあります。それでも観光都市和歌山県ですから、観光事業者が生きていけない状況を招いてはならないのです。

 幸い県内の志を同じくする事業者が連携して和歌山県の観光業界を盛り上げようとする機運があり、今日の朝礼終了後にご一緒させてもらいました。簡潔で分かり易く、要点を絞って報告と挨拶を行なってきました。

【打ち合わせ】
 和歌山市で初となる防災や文化活動の取り組みついて懇談する機会を持ちました。企画力と経理的観点での指摘を受け、改善する方向でまとまりました。

【後援会活動】 
 先般、ミニ集会に参加してくれたY社を訪問。参加してくれた数人の方が事務所にいたので挨拶を交わしました。事務所の皆さんを紹介してくれるなど、気持ちの良い応対をしてくれました。
 つづいて真鍋後援会長と合流して市内を巡りました。真鍋会長は心配りの人で、付き合いが広く信望があります。会った人は口を揃えて「真鍋さんに頼ると良いよ」「真鍋さんは素晴らしい人ですから」と話してくれます。多くの方の信頼を得ている人が後援会長に就任してくれていることは心強いものがあります。今日訪問した先の皆さんは気軽に「真鍋さん」と声を掛ける姿があり、地位や肩書きではなく人として付き合い、信頼されていることを感じました。
 後援会長の期待に応えられるようにしっかりと活動を継続します。

【ミニ集会】
 午後3時からは市内でミニ集会を実施しました。日中のお忙しい中でしたが参加してくれたのは約40人の皆さんで、熱心に聞いてくれました。和歌山県を活性化するための産業として有望なものは観光産業で、和歌山県の地形に適した健康サービスを付加することで可能性が拡がります。市内中心部を新しい観光産業の拠点にして、活動と交流の機会と情報発信の場としたいと考えています。本日、皆さんとご一緒でき、通過地点を超え今後の活動を連携出来ることへの感謝を述べました。

【後援会活動】
 その後、後援会活動を継続実施。Iさん、いつも支援いただいてありがとうございます。
 S社、N社、M社、K社、H社と連続して訪問を行い、今後は朝礼にも参加させてもらえるよう依頼を行ないました。中にはM社のように、既に5名の県議会候補者が訪問している会社もあり、ここでは候補者を仕分けしていました。単に会社を訪問すれば良いものではないことを知らせてくれました。お陰さまで仕事中ですが、M社とK社の社内に入らせてくれることになりました。通常は会社には入らせてくれない様子ですから、機会を作ってくれたことは有り難いことです。
 Y社、M社を訪ねた後、夜には意見交換の機会を持ちました。
3月25日(日) 「賑わいの日曜日」
 告示日までの最後の日曜日だったのに、朝からの雨で活動の停滞を心配したのですが、心配は無用でした。朝から大勢の方が後援会事務所に手伝いに来てくれたのです。しかも日曜日で、本来ならゆっくりしたいところでしょうが笑顔で手伝ってくれました。早く周るところを下さいと、朝からラッシュアワーの様相となりました。時間がもったいないので、早く行く場所を決めて欲しいと、嫌々ではなく楽しみながらお手伝いしてくれる姿は心強いものがあり、内心とても感激しました。

 午前中に出掛けた後、午後に一度後援会事務所に戻ってくれ、午後の部の資料を持って再び出掛けてくれたのです。疲れているにも関わらず、告示日までの最後の一日に悔いを残したくない思いが強く伝わってきました。他人のことなのに、自分のことのように活動してくれた昨日と今日の皆さんの姿と思いを心に刻んでおきます。
 心強くて信頼出来るメンバーがいる限り、このチームは力を発揮出来ると感じています。朝、お手伝いしていただいた大勢の皆さん、本当にありがとうございます。

 さて9時40分にはSさん、Mさん、そしてOさんが後援会事務所を訪ねてくれました。三人で待ち合わせをして訪ねてくれたのです。地域で活動している三人が支援を約束してくれたことは心強く、地域の課題に関しても懇談する時間を取ることが出来ました。多くの皆さんが三人に様々な支援を要請してくる中、誰が適切なのかを決定して一人を選択してくれたことに感謝しています。

 夕方には懇談の続きとして再度Oさんを訪ねたのですが、訪問を心から歓迎してくれたことを感じました。日頃からのお付き合いや一緒に活動していることの絆の強さを感じています。
 私の午前の活動はNさんと一緒です。Nさんと長くいるのに、一緒に行動するのは何故か初めてでしたが、心配りと人脈の広さに驚きました。Nさんは、他人への思いやりを持った人で、一緒に活動することで吸収したい心配りが随所にありました。お願いをしているのに相手の役立つ情報をさりげなく挿入している姿や、相手の言い分を良く聞いている姿にそれを感じました。
 さらに活動においてとても参考になることがありました。企業秘密なので記載は控えますが、観点の違ったこれらの活動は確かにこれからの活動に役立つものです。本日、ご一緒してくれたことに感謝しています。

 午後2時からはIさんと一緒に活動しました。Iさんは毎日遅くまで仕事をしているのですが、疲れた素振りもなくこの二日間、朝から夜までお手伝いをしてくれました。じっとしているよりも動いている方が向いていると言って一緒に走ってくれました。途中、Yさんと出会って知人への挨拶を行なう機会があるなど、有効な時間と活動になりました。
 Iさんは活動の途中に自分の友人宅を紹介してくれるなど気配りのある方です。本当に遅い時間までお付き合いをしてくれました。お礼申し上げ、期待に応えられるように頑張ることを約束したいと思います。

 夜はTさんとの懇談です。いつも後方から支援してくれているのですが、中々表に出て来られないことを謝ってくれたのですが、それは逆で、難しい状況下において支援してくれること自体に感謝しているのです。関わってくれている全ての人に感謝する気持ちで一杯の活動をしています。
 今回の統一地方選前で後援会活動が出来るのは残り4日間となります。遅くまで手伝ってくれている素晴らしいスタッフに囲まれていることにも感謝するばかりです。
3月24日(土) 「土曜日の後援会活動」
 雨が降り、風が強い一日でした。告示日までに残された唯一の土曜日ですから、多くの人がお手伝いに来てくれました。本日は、Aさんと事務局長との三人で後援会活動を実施しました。

 各候補とも活動が激しくなり、県の統一地方選に関しての雰囲気が徐々に高まってきました。候補者の家族や後援会事務所の仕事を支援してくれている方が登板する機会も増して来たことから、活気が見られるようになって来ました。後援会活動が出来るのは3月29日までですから、ゴールまであと少しです。

 午後1時からは、ある地域で集会の機会を設けてくれました。2月にミニ集会で抱負を話したばかりですが、本日は参加した皆さんに、再度、顔と名前を覚えてもらうためにお招きいただきました。
 その後、告別式に参列した後、知人宅や後援会の皆さんを訪問しました。後援会の皆さんからの励ましの声は嬉しいものです。「ご苦労様です」「頑張って下さい」「健康に注意して下さい」「応援しています」などの簡単で分かり易い言葉を嬉しく感じるのも、今日までの後援会活動です。

 今春の統一地方選の県議会選をトラック競技に例えると、第4コーナーを横一線で曲がったところの状態です。最後の踏ん張りどころですから、ここから抜け出すための体力と気力を充実させて行きたいと思っています。
 本日、雨の中、応援に来てくれた全ての皆さんに心から感謝しています。いよいよ明日は、告示日までの最後の日曜日である休日となりました。企業は決算月ですし、家庭では小学校などが春休みになって家族で過ごす時間が増加する時期となりました。私たちの暮らしを左右する統一地方選に関しての話題は、各地域とも少ないと聞くことがあります。 

 私たちの地域への思いは、投票率に反映される部分もあると思います。間もなく、県政託す人を選択することに参画出来る4年に一度の機会がやって来ます。権利を行使しないことは勿体無いことです。少しでも和歌山県を何とかしたいと言う気持ちが沸いたなら、行動に移して欲しいものです。その気持ちを受け止められる体制と良いチームを作っておきます。

 さて今回の統一地方選を眺めている方から意見をいただきました。「人を紹介することは自分を紹介することなので、誰でも人に紹介出来るものではありません。紹介して恥ずかしい候補者なら決して人に会わせることは出来ません。この人なら大丈夫、そんな人を紹介しているのです」と話してくれました。

 幾つになっても謙虚に、何年議員をしたとしても心と態度は変わらないように。それが議員活動の原点です。偉そうになったり、性質が変わったり、人の言うことを聞かなくなったりする、それは危険信号です。決してそんな人にはなることはありません。これは自信を持って言えることです。何故なら、正しい道を踏み外さないように忠告してくれる先輩や同輩が周囲にいるからです。自分ひとりで出来ることはありませんから、全ての人に感謝する気持ちを持って活動を続けたいものです。
 元気に、謙虚に、そして明るく活動を続けて行きます。
3月23日(金) 「外車」
【後援会活動】
 K社の支店長を初め支援してもらっている方が、忙しい中、後援会事務所に激励に来てくれました。先日、会社でミニ集会を持ってくれたこと、そして新人候補を支援してくれていることに感謝しています。

 引き続いてOさんと一緒に後援会活動を実施しました。数箇所訪問した後、外車を扱っている会社を訪問しました。ここで初めて知ったのですが、和歌山県の外車の新車登録台数は全国で最下位だそうです。この数字には特段の意味はないかも知れませんが、考えられる意味はあります。日本人にとって外車は文化的な意味もあります。日常生活を過ごすだけなら実用的な車で問題ないのですが、車の趣味や娯楽を追及すると、非日常的なデザインの車に突き当たります。

 この店舗で取り扱っている車はイタリアのものが多いのですが、イタリアの車のデザインは特徴的で、走る機能を持った機械ではなく文化の香りがします。このような車に惹かれるのはイタリア人的な感性を持つ人が多いと思いますが、デザインや色彩などを重視する文化が存在していないと、その地域で購入する人は少ないと考えられます。

 実用的な車と文化的な車を併せ持つ人が存在していることが外車の新車登録台数を増加させることにつながります。和歌山県ではデザインや色彩を楽しむこと、他人と違うことで注目を集めるような外車で走ることに慣れていないのかも知れません。
 あくまでも個人的な解釈ですが、外車の新車登録台数が少ないことにも低迷の原因があるかも知れないと思いました。ただしクラシックカーの取り扱いについて、和歌山市のこの会社は全国でも名高く、県外からの問い合わせが数多くあるそうです。新規店舗を開店させた際には、元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ氏からもお祝いのシャンパンが届けられている程です。

 今後、和歌山県の外車の新規登録台数の指標にも注目しておきます。この数値が変化すると和歌山県は変わるのかどうかが楽しみです。

【夕方からの活動】
 午6時からは約60人の方が参加した集会で、講演をさせてもらいました。講演内容は、和歌山県を取り巻く状況と将来についてなど、私達が出来ることについて考える機会を提供させてもらいました。人口減少と働き場所が少ないことは現実ですし、このまま推移したら将来の展望も開けないのです。和歌山県で子どもが成人した後も、家族が一緒に暮らせる想像が出来る地域にしたいと願っています。

 今のままだったら、子どもが小学校、中学校、高校まで保護者と一緒に暮らしている光景は想像できますが、大学生や社会人になった時に、一緒に生活している図柄が想像出来ないのです。このことから、大学や企業が地域にあることの意味の大きさを感じます。私達子育ての現役世代は、いつか到来するそれらの時期のことを考えることも大切なことです。今だけを議論しているようでは議員失格です。

 8時30分からは集会にお招きいただきました。徐々に統一地方選の話題が増えてきました。政治活動にも関心を持ち行為を起こしてくれることが、和歌山県を変えてくれるのです。
 9時過ぎからも集会にお招きいただきました。これも友人のTさんが調整してくれたもので、自分のことのように会合の機会を作ってくれていることに感謝してまいす。
3月22日(木) 「事業所訪問」
 午前から後援会活動を実施。9時から支援してもらっている事業所を訪問、開店は10時からですが、開店準備のために8時30分から出勤している事務員さんと話し合いました。業績は好調な理由は、指示されなくても自主的に出社する従業員さんがいることも要因のひとつです。その証拠に開店前に訪れた私に対する応対も嫌な顔一つしない素晴らしいものでした。店長がいなくても従業員さんの応対で印象は大いに違って来るものです。

 続いて9時30分からは紹介者と一緒に社長と懇談、職場で紹介、挨拶をさせていただきました。10時から予定していた方と懇談、11時からは障害者施設の理事長と工場長と懇談を実施。12時からは別の障害者施設を訪れて理事長と懇談、出迎えてくれた従業員さんから、「決起集会に参加しました。とても感動しました」と話してくれました。

 午後1時から建設会社を訪問。社長と懇談した後、職場に入らせてもらったところ、仕事を止めて従業員さんを集めてくれていて、そこで集会の場を持ってくれたのです。社長は和歌浦出身で、子どもの頃の賑わいの様子を話してくれました。もう40年も前のことになるのでしょうか。和歌浦だけで生活圏と商圏が完結していたため賑わいがあったようです。ところが高齢化が進展することで空き家も目立ち始め、次第に商圏は縮小し、かつての賑わいは見られなくなった感もあります。

 これは和歌山市全体で言えることですが、皆さんからの期待は、もう一度和歌山市の各地域でかつての賑わいを取り戻して欲しいと言うものです。大変難しい期待ですが、強い要望があることも事実です。現実と期待との違いはあるものですが、期待がある限りはまちづくりの中で取り入れたい項目となります。市議会最終日で先輩議員から「和歌山市から選出される県議会議員は、県全体の発展を目指すのは当然ですが、和歌山市のことを忘れてはいけません。和歌山市選出の県議会議員であることを忘れては活動できない」ことの指摘があったことからも、地域と離れては真の活動は出来ないのです。

 地域から支えられて初めて議員活動は可能となりますから、決して忘れてはならない原点は、和歌山市選出の県議会議員になることです。紀南や紀北から選出されている某議員の方々は、常に地域を意識して市議会議員や町会議員との情報連携を図っていると伺いました。地域の課題を体感すること、それが地方議員活動の基本なのです。
 午後2時からはOさんと一緒に行動し、市内の知人や取引先の皆さんを紹介してもらいました。Oさんは事前に周ってくれていたため、スムーズに懇談の機会を得ることが出来ました。一軒当たりの滞在時間は長かったのですが、その分理解が深まったと認識しています。

 午後6時30分からはある集会で挨拶をさせていただき、7時からは後援会の定例会議に参加しました。いよいよ出陣式の準備の時期に差し掛かかっています。残された期間は一週間、全力疾走の時期に入っています。
 本日の最終は、午後9時から深夜までの打ち合わせです。市内の情勢分析を行うなど、現状を基にした戦略を練りました。今回の戦いは現職と元職の皆さんを相手にしていることから、新人候補としては苦戦している最中です。追い込みを図る体制を整えたいと考えています。
3月21日(水) 「日常活動」
 市議会定例会を終えた翌日、もう普段通りの活動を行いました。祝日ですが活動には関係なしです。9時に後援会事務所に出掛けて本日のスタートです。
 予定していた訪問先は朝から訪れました。小松原の会社経営者は前回から支援してくれていますが、今回も援護射撃をしてくれています。ご夫婦揃って事務所にて出迎えてくれました。「一期で次のスタップへの挑戦を歓迎しています。応援しているので是非勝利して下さい」と激励してもらいました。

 続いてFさんからは、たくさんの方を紹介してもらいました。いつも励ましてくれるのですが、お会いして話をするだけで元気になります。「今回は有力者ばかりなので新人にとつて大変な状況ですが、有力者と必要な人とは違いますから自信もって県議会へ挑戦して下さい。必要な人であれば有権者は選択してくれますから雑音を気にしないで勇気をもって下さい。」と励ましてくれました。

 午前中は、この他にも皆さんとの楽しい意見交換の機会を持てました。
 今までは別の県会議員を支援していたある家族の皆さんは、先の和歌山東急インでの決起集会に来てくれたことがきっかけで、その考えを変えてくれました。集会での応援弁士や私の話を聞いて、県議会へ行って欲しい人を選択すべきことに気付いたと話してくれました。「話を聞いて今までの人の支援は止めました。決起集会に行って本当に良かったです。」さらに「どの候補者の話も抽象的で何をしたいのか分からないものばかり。酷い人になると泣き落としやお願いばかりでウンザリです。」との話でした。

 和歌山市の有権者の皆さんの意識は変わって来ています。有権者の皆さんが変わると地方議員も変わります。その結果、地域が変わります。
 午後からは別の地域の訪問活動を行いました。訪問して多くの皆さんからいただく励ましは嬉しく思います。人は言葉によって嬉しくなりますし、言葉によって腹を立てたり悲しくもなります。人の喜怒哀楽を引き出す言葉ですが、可能であれば喜びと楽を引き出したいものです。

 後援会活動をしていると様々な雑音が聞こえてきます。不思議なことに誰が何を話しているのか伝わってくる場合があります。足止めを狙った言動もありますが、人を批判したり、相手を蹴落とすことを考えている候補者は、結局因果は自分のところに戻ってくると思います。また人を批判していると評判のある候補者は、結局自分の評価を落としているようです。批判は批判を招きますから十分注意したいものです。

 しかし後援会活動とはタフな活動です。体力的なものよりも精神力が試される活動でもあります。これに打ち勝たないと先はありませんから、本当に和歌山県のために活動できるのかを試されているようです。繊細にそして新人として攻め込む気持ちを持って活動を行います。
 そして今日終了した時点で、後援会活動が可能な日にちは8日間となりました。もう限りなく告示日が近づいてきました。皆さんの期待に応えられるよう、全力を尽くして残りの期間を頑張ります。
 そして告示日からの選挙活動は9日間です。合計しても今回の戦いの活動期間は17日間となりました。今年の春は、春の季節を感じる暇もなく過ぎています。
3月20日(火) 「市議会最終日」
 平成19年2月和歌山市議会定例会最終日です。通常と同じ議会最終日ですが、議場や控え室には普段と違う空気がありました。今定例会をもって引退される奥田議員にとっては最後の議会となりますし、私にとっても市議会への出席は最後となります。また県会へ転戦する人にとっても、市議会議員にとっても選挙で勝ってこないとこの場所に戻れませんから、普段の議会と雰囲気は違っています。もっと言うなら、この市議会議員で次回定例会を行なうのは最後となりました。
 議会最後に壇上に立たれた皆さんの挨拶にも惜別の情がありましたし、大橋市長は議員の健闘にエールを送ってくれました。市長の挨拶の後には拍手が起こるなど、いつもと違う議会となりました。

 午前は委員会の議事録の読み合わせと確認を実施。昼休みは控え室の机の整理を行ないました。先輩議員も資料などの片付けを行なっていましたし、私も机や本棚の整理、そして資料の整理と廃棄を行ないました。この4年間の活動の思い出が詰まった資料を開き、不必要な資料を廃棄、必要なものを保管箱に詰め込みました。各議会の資料を見ると、その時々の市の課題やそれに対する質疑などの対応の状況が蘇ります。一般質問を裏付けるための調査資料などを見ると、改めて、若輩者の私にとって大変な仕事をさせてもらったと思います。

 課題の発見、資料収集や現場調査、他都市の事例確認、質問内容の整理、当局との打ち合わせ、定例会、事後対応などの過程を思い出します。私にとっても貴重な経験をさせてもらった4年間でした。和歌山市議会という場所で何物にも変えがたい経験をさせてもらいました。育ててもらった恩返しは、このまちのために役立つこと以外にありません。
 二度と戻ることのない市議会本会議場と会派控え室など、本日を持って市議会を卒業することになりました。

 私が関わった4年間の和歌山市の課題は以下のようなものがありました。
 大新幼稚園、西山東幼稚園の廃園問題。市長になどの特別職に関する倫理条例制定。南海貴志川線の廃線と和歌山電鐵株式会社による貴志川線継続の決定。中心市街地活性化のための丸正ビルへの補助金支出など。全てに強い思い出があります。難しい課題に直面し悩み、解決に向けて行動したことが、私を少しですが成長させてくれました。壁にぶち当たると一時的に停滞しますが、それは将来のための縮みの時期であり、必ずこの時の対応の仕方が将来に跳ね返ってきます。立ち向かうのか、逃げるのか、諦めるのか、その対応如何によって自分の将来が決まります。

 厚い壁は自分を鍛えてくれる学習の場のようなものです。ただ学校とは違って、自分で課題を選ぶことは出来ない点が、予習が出来ずに対応が難しいところです。また壁の越え方には幾つもの手段があります。正面から壁をよじ登る方法、壁の高さを低くして越える方法、壁に穴を開ける方法など、立ち向かう方法は様々です。人生の途中で現れる壁を乗り越える手段に正解はありません。ですから正解を見つけられなくても良いと考えると気持ちが楽になります。
 人生は楽に考えて強く立ち向かうこと。その結果が、明日を特別の日にしてくれるのです。和歌山市議会に感謝してこの場所を去ることになりました。
 以下が最後の議決内容です。

 平成19年2月定例会〜提出案件表【当初分】
☆当初議案関係(42件)
→全て可決されました。私も全議案に賛成しました。
議案第37号 平成19年度和歌山市一般会計予算
議案第38号 平成19年度和歌山市国民健康保険事業特別会計予算
議案第39号 平成19年度和歌山市食肉処理場事業特別会計予算
議案第40号 平成19年度和歌山市卸売市場事業特別会計予算
議案第41号 平成19年度和歌山市土地造成事業特別会計予算
議案第42号 平成19年度和歌山市土地区画整理事業特別会計予算
議案第43号 平成19年度和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計予算
議案第44号 平成19年度和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計予算
議案第45号 平成19年度和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計予算
議案第46号 平成19年度和歌山市駐車場管理事業特別会計予算
議案第47号 平成19年度和歌山市老人保健特別会計予算
議案第48号 平成19年度和歌山市下水道事業特別会計予算
議案第49号 平成19年度和歌山市漁業集落排水事業特別会計予算
議案第50号 平成19年度和歌山市農業集落排水事業特別会計予算
議案第51号 平成19年度和歌山市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算
議案第52号 平成19年度和歌山市介護保険事業特別会計予算
議案第53号 平成19年度和歌山市水道事業会計予算
議案第54号 平成19年度和歌山市工業用水道事業会計予算
議案第55号 和歌山市自治功労者礼遇条例の一部を改正する条例の制定について
議案第56号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議案第57号 和歌山市事務分掌条例の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議案第58号 市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第59号 和歌山市教育委員会教育長の給与等に関する条例及び特別職の職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第60号 和歌山市職員給与条例の一部を改正する条例の制定について
議案第61号 和歌山市立市民テニスコート条例の一部を改正する条例の制定について
議案第62号 和歌山市青少年問題協議会設置条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第63号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第64号 和歌山市障害者自立支援法に係る地域生活支援事業に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第65号 和歌山市身体障害者訪問入浴サービス事業条例の一部を改正する条例の制定について
議案第66号 和歌山市児童福祉法に係る費用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第67号 和歌山市保健所条例の一部を改正する条例の制定について
議案第68号 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議案第69号 和歌山市霊柩自動車使用条例の一部を改正する条例の制定について
議案第70号 和歌山市斎場条例の一部を改正する条例の制定について
議案第71号 和歌山市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
議案第72号 和歌山市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第73号 和歌山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第74号 和歌山市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第75号 和歌山市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議案第76号 和歌山市地域汚水処理施設条例の制定について
議案第77号 訴えの提起について
議案第78号 包括外部監査契約の締結について

☆請願関係(3件)→全て採択されました。私も賛成しました。
請願第24号 日豪EPA交渉に関する意見書提出についての請願書
請願第25号 重度心身障害児(者)医療費補助金事業の現行制度での継続を要望する請願書
請願第11号の取り下げについて(教育基本法の理念の実現を求める意見書提出を求める請願)

☆追加人事案件(3件)→全て承認されました。私も賛成しました。
議案第79号 教育委員会委員の任命について→室 みどり氏
諮 第1号 人権擁護委員候補者の推薦について→角田 知子氏
諮 第2号 人権擁護委員候補者の推薦について→廣谷 行敏氏

☆発議関係(2件)→全て採択されました。私も賛成しました。
発議第2号 和歌山市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
発議第3号 日豪EPA交渉に関する意見書案
 平成19年2月定例会の議案採択結果は以上です。
3月19日(月) 「ミニ集会」
【ミニ集会】
 午前7時40分に活動を開始、本日の午前中は各社をお邪魔して順次ミニ集会を行ないました。最初はP社からスタート、約15人。続いてT社とグループ会社は参加者が多くて約300人。H社は約20人、E社も約20人、K社は約40人、K2社では約50人が参加してくれました。H社には後援会事務所を手伝ってくれている方の顔も見えました。E社には何度か入らせてもらっているため暖かく迎えてくれました。今回支援をしてもらっているK社は演壇も用意してくれていて、告示が近づいてきたこともあり良い意味の緊張感が高まりました。K2社では社長以下懇談の機会も用意してくれました。

 皆さんが感じている主なものは、実感なき景気回復への対応、国とは違う県民が主役になるような地方政治への変革などです。景気回復の実感がないのは、労働の対価が賃金として反映されていないことに起因しています。労働対価を賃金化することや雇用改善、正社員への道作りなどが対策として考えられます。一地域で取り組める課題ではありませんが、問題提起を行なっていく所存です。

 午前の最終の活動は12時からの屋外集会です。参加してくれたのは約70人、寒い中にも関わらず集まってくれたことに感謝しています。皆さんのお顔を拝見すると勇気付けられますし、支援してくれている皆さんを前にすると心が弾みます。皆さんからもらった元気を持って出陣式まで全力を尽くします。

【午後からの活動】
 午後はSS社への訪問からスタートです。NさんとHさんから連絡を受け一緒に赴いたものです。社長以下とお話でき、また関係会社M社長からも激励をいただきました。M社長が候補者を応援するのは初めてのことだそうです。それだけに期待に応えたいと強い気持ちになっています。
 続いて某事業所の職場に入りました。直接話をする機会は大切なことで、直に反応が分かります。その分、良いことも悪いこともあるのですが、直接対話は大切にしたいもののひとつです。

 引き続き観光医療に関する打ち合わせを実施。これは和歌山県から発信したい重要な取り組みです。本日は国からも来てくれています。
 その後、女性の会合にお邪魔して挨拶をさせてもらいました。和歌山県では女性の皆さんが元気で、それぞれの地域を支えていると感じています。
 Mさんを訪ねたところ、話をしている内に笑顔を見せてくれました。言葉と笑顔は付き合いの上で大切な要素です。同様にSさんとの会話でも、終始笑顔と前向きな言葉がありました。

 Fさんを訪ねたら直ぐに「本人さん?」と声を掛けてくれ、懇談の時間をいただきました。
 家族で応援していただけると話してくれました。店先での懇談だったことからお客さんが来たのですが、店主が声を掛け紹介してくれました。商売をしているから前に出るのは難しいよと言いながら、早速行動を見せてくれました。続いて十数人の方と意見交換を図りました。会話の中から皆さんからの期待を感じました。心して活動いたします。

 続いてM自治会長とは約1時間懇談しました。地域の課題に関して意見交換が図れました。特に防災対策に関して地域と行政機関との連携の必要性を感じることがありました。まだまだ不足していることがあるので連携強化に努めます。
 本日、最終の活動は約2時間の懇談会でした。時間を忘れるほど楽しい会話となりました。現役そして子育て世代からの要望があります。働く場所の確保、子どもの教育環境の整備、人口問題への対応、病んだ社会の改善、特に社会的ひきこもりやいじめ問題への対応について、などが主なものです。全ての項目に関して積極的な改善意見があり、次の展開が楽しみになってきました。

 平成19年4月8日がゴールではなく、それ以降に仕事をさせてもらえることが大切だと考えています。直面している高い壁を乗り越えて、今までも付き合っている皆さん、そして新しく知り合えた信頼感のある皆さんと一緒に、これからの活動が出来ることを楽しみにしています。
3月18日(日) 「日曜日」
 早いものでもう三月も半ばです。平成19年3月30日に出陣式を予定していますから、もう二週間を切ったところで後援会活動も佳境に入ってきました。3月30日までの日曜日は今日を入れて二日間ですから自然に力が入ります。スタッフの緊張感は高まりつつあり、作業に全力を注いでいます。

 本日、日曜日にも関わらずお手伝いに来てくれた皆さんに感謝します。苦しい時に手伝ってくれた皆さんのお名前は忘れることはありません。
 朝早くから来てくれたのがA・Sさんです。仕事の休みが不規則なため日曜日が休日になる巡りあわせは少ないのですが、家族と暮らすべき、その貴重な日曜日に駆けつけてくれました。本当に支援してくれている気持ちが伝わってくることから、一緒に周っていると安心感があります。今日の午前中は山間部が中心で、午後からは新しい支援者の皆さんを訪問しました。私が訪問している間に、次に行くところを捜して車の向きを変えてくれるなど、ちょっとした心配りを嬉しく感じます。

 人のことを優先する考えを持つA・Sさんの会社では、最近、経験豊富な従業員の方が退職し世代交代が図られています。経験者がいなくなると最初は不安感を覚えますが、直ぐに対処出来るそうです。厳しい競争とコストダウンを余儀なくされている民間企業でも、団塊の世代から次の世代へと、新しい人に交代の時期に差し掛かっています。世代交代に立ち遅れた企業は市場に対応出来ないで市場からの後退を迫られることもあるそうですから、人の配置は大きな問題です。会社の将来と仕事を任せられる人を選ぶ経営者の難しさを感じます。

 民間企業での人選びの難しさと同様に地方政治を託す人を選ぶ作業も、実は困難なのです。どの候補者が信頼出来るのか、活動してくれるのか、清潔感があるのかなど、付き合いや接する機会も少ない候補者の中から選択しなくてはならないからです。会社であれば、年間を通じて一緒に仕事をするため人の性格や特性は把握でき、適材適所の配置が可能ですが、政治家を選ぶ選挙ではそうは行きません。

 本来、政治家を選ぶ作業は重要なものですが、その選ぶ行為のための期間が少ないのです。告示日以降は、基本的に皆さんと屋内で会うことは出来ませんから、ゆっくりと話をすることも出来ません。後援会活動においても時間の制約がありますから、日頃からお付き合いをさせてもらっている以外の方との時間は少ないのが現実です。上手く行く方法を模索しています。

 さて本日お会いしたGさん家族は暖かく迎えてくれました。昨日、会社をお邪魔したばかりなのですが、本日は偶然にも自宅に辿り着いたのです。社長は、「和歌山県の政治は遅れているように思います。定数問題や定数の区域割など、県民からすると不自然でお手盛りの感があり信頼感に欠けます。出来れば新しい人に入れ替わって欲しいのですが、そんな選択肢に欠ける状況があり残念です。新しく登場する人に期待しています。」と期待を込めて話してくれました。

 Sさんは訪問を歓迎してくれました。「家族皆んなで後援会事務所に行こうと話しているところです。寒い日が続くので健康に注意して下さい。」と活動を心配してくれています。
 またS・Sさんも朝からお手伝いに来てくれました。平日も来てくれているのに日曜の今日も駆けつけてくれました。前回も精一杯のお手伝いをしてくれていることを忘れてはいません。皆さんからの期待に応えられるように頑張ります。
3月17日(土) 「素晴らしいスタッフ」
 午前からSさん、Aさんが応援に駆けつけてくれました。とても寒い一日でしたが、お二人と一緒に後援会活動を行いました。休日にも関わらず時間を提供していただいたこと、本当に感謝するばかりです。

 今回の後援会活動に関して、後援会事務所で日夜を問わずにお手伝いをしてもらっている皆さん、そして休日などを中心にお手伝いに来てくれている皆さんには心から感謝しています。事務所を運営するに際しては、様々な問題が発生しては消えていますが、事務所スタッフの皆さんのお陰で何とか解決することができ、現在に至っています。自分のことのように全力で関わっていてくれる皆さんには、月並みですが感謝以外の言葉はありません。

 困難に直面しても逃げることなく支えてくれている皆さんとは、末永いお付き合いをしたいと思っていますし、素晴らしいスタッフの皆さんと、これからの活動を一緒に出来ることを本当に楽しみにしています。一緒に困難を克服している皆さんとだったら、これからの活動を良いものに仕上げていけると思っています。そのためにも、新しい舞台に立てるように全力を傾注しているところです。

 そして皆さんがいることで告示日まで二週間のここまで来ることが出来ています。素晴らしいスタッフの皆さんに支えられて活動が可能になっています。誇れるものはありませんが、スタッフが充実していることに関しては、全国に向けても誇れるものです。
 朝早くから夜遅くまで、そして応援に来てくれる人に気持ちよく手伝っていただくための準備など、心配りを込めた仕事をしてくれています。忙しくて気配りが必要で精神的に厳しい仕事ですが、嫌な顔一つしないで頑張ってくれていることを誇りに思いますし、頼もしくもあります。

 今日の夕方、本当に寒い中をご一緒してもらったNさんが、次のような言葉を発してくれました。「後援会活動を楽しませてもらっています。楽しく感じるとは思ってもいなかったです」。本来は苦しい活動ですが、楽しく感じてくれていること、この言葉は本当に嬉しいものでした。楽しいという意味は、遊んでいることを指すのではなく、活動を通じて多くの人と知り合え、夢を見られる体験が出来ることなのです。家にいたり、会社にいるだけでは味わえない体験が後援会活動を通じて出来ているのです。

 人との付き合いが広がることは楽しいことです。普段人脈を築くためには長い時間を要しますが、この活動に関わっていただくことによって短時間で人と知り合うことも可能です。その上、時間を区切った共通の目標があるなど、同じ非日常体験をすることで連帯感が生まれています。この奇妙な空間と時間が人の絆を創ってくれています。今回生じている信頼関係を継続することで、関わってくれている皆さんの仕事や人生がより良いものになることを願っています。
 
 さて夕方からはMさん達が地域を一緒に歩いてくれました。地域の有力者であるMさんとご一緒すると、その信頼感と安心感が違うことを感じました。夕方からは寒風が吹きましたが、気にする様子もなく午後8時過ぎまでご一緒してくれました。他人のことを自分のことのように熱心になることは中々出来るものではありません。今日のご好意、心から感謝するばかりです。

 その後、Mさんが主催する懇親会に招いてくれた後、本日最終の活動は集会への参加でした。時間を頂戴して、皆さんに和歌山県での新しい挑戦に関するお話をさせてもらいました。本日の活動は全ての協力してもらった皆さんのお陰です。遅くまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
 寒かったけれども暖かい活動をすることが出来ました。
3月16日(金) 「後援会活動」
【ご挨拶】
 朝、あるお店にお邪魔しました。開店前の準備に慌しい時間帯に飛び込んだのですが、家族と従業員皆さんで迎えてくれました。実は昨日、知人がこのお店を訪れてくれていたのです。チラシを配布していたことから私の顔を知ってくれていたので、スムーズな会話となりました。素敵な皆さんでしたから、これをご縁に良いお付き合いに進展させたいと思っています。

【告別式】
 自治会の方の告別式のお手伝い。自治会活動の原点はお互いの助け合いにあります。忙しくても自治会の皆さんはお手伝いに参加してくれます。昨日、会社を退職したばかりのKさんも疲れた様子もなく受付で参加してくれた程です。100歳の大往生。素晴らしい人生だった様子で、心からご冥福をお祈りいたします。

【後援会活動】
 昼間から後援会活動を実施。知人の食堂を訪れしばらく懇談、後援会事務所に戻るとNさん達が来てくれていました。関係する事業所を訪問したり、会社の幹部にもしてくれていることを心強く思います。その後Kさんと一緒に、医療関係者を訪問。家族全員で暖かく迎えてくれました。訪問を待ってくれていたことに感謝しています。観光医療産業の取り組みも知ってくれていました。

 続いて久し振りにK社長を訪問、また朝礼で挨拶をさせてもらったM社が支援してくれることになったので御礼に伺いました。幸い、社長と専務が在社していたため懇親を図りました。
 Hさんと一緒にHさんが以前、働いていた会社を訪問。社長が不在だった理由は、驚いたことに身内に不幸があり今日が通夜式だったことです。今夜、お参りさせてもらいましたが、巡り合わせの不思議を感じました。

 Oさんは高校の先輩で、ある競技で国体に出場したこともある方です。気持ちの良い方で、私の訪問を歓迎してくれました。お忙しい方ですが、空いた時間を知らせてくれたので懇談することが出来ました。後輩の私の挑戦を知り励ましてくれると共に、後援会事務所にも来てもらえることになりました。

 T社長から応援の言葉をいただきました。先日、会社にお邪魔してT社長と懇談したのですが、その結果、従業員皆んなで応援することにしたので朝礼に来て下さいと依頼を受けました。私も知っていたのですが、別の知人と友人からも依頼があった様子で、複数の知人の行動に感謝するばかりです。

 Sさんは自分のことのように支援の輪を拡げてくれています。Sさんの身内に不幸事があったことから、ミニ集会を企画する時間がなくなったことのお詫びをいただきました。ミニ集会は後回しで良いですよと話したのですが、責任感の強い方で何度も申し訳ないと話してくれました。そんな状況の中でも、今後の仕掛けも作ってくれています。

 Nさんが後援会事務所に駆けつけてくれました。和歌山市在住ですが訳あって暫く白浜町にいます。そのため和歌山市内の事務所では会えなかったのですが、今日、和歌山市に戻って来たので応援に来てくれたものです。感覚が合うので良いお付き合いをさせてもらっています。今日はありがとうございました。

 Sさんの事務所を訪問。後援会事務所から近くにSさんの事務所があるのですが、不思議と訪問する機会がありませんでした。これを機会として、今後の活動を楽しみにしています。
 夜に後援会事務所に戻り、明日の準備を整えました。早いもので出陣式まで後二週間となりました。
3月15日(木) 「環境保全対策特別委員会」
【朝礼】
 朝7時45分から市内の企業を訪問して朝礼で挨拶をさせていただきました。朝が早く感じるのですが、市内の製造業では当たり前のことだそうです。朝早くから仕事に取り掛かり注文主からの依頼に対応するようにしています。この会社では、他のところで対応出来ないような制作物を請け負っています。言い方を変えれば、形状やコストの問題などで他の製造会社で制作出来ないようなものを制作しているのです。工作物を製造するに当たって最後の拠り所となるような会社なのです。

 少し工場を見せてもらったのですが、製品の細かい仕上げは手作業です。職人さん達が経験に基づいた仕事をしています。本日お伺いしたN社長に伺うと、私たちの工場の職人はプロですから依頼された仕事は的確に行なっています。机上で仕事は出来ませんし収益を上げることも出来ませんから現場が会社の全てです。ですから日本の製造業は職人さん達で成り立っています。

 普段知ることの出来ない製造現場の仕事。私たちの周辺にはモノが並んでいますが、全て人が加工した形あるものは多かれ少なかれ職人が関わっています。工作物もそうですが農作物なども同じです。生活の基本となるようなものは全て職人と呼ぶことが相応しい人達による成果物であり、私たちはその恩恵を受けているのです。
 黙して語らない職人さんですが、生活の場の見えない部分を支えてくれています。モノがあるからお金の価値があるのです。食べ物があるからお金に価値があるのです。モノも食べ物もなければ、お金がどれだけあったとしても紙幣そのものには価値はありません。

 世界中で発行されているお金の総量と資源(食料や身の回りのモノなど)の総量のバランスは分かりませんが、資源以上のお金が溢れているように感じることがあります。それは「お金>資源」のような公式が生活において優先されているように感じるからです。近年、モノづくりのために働く価値よりも、お金を動かすことを業としている仕事に価値あるような感覚があり、製造業に就くことを敬遠する傾向のように感じることがあります。

 その証拠としてN社長に聞くと、新卒の若い人を三人採用すると、数日で一人は辞めてしまいます。一人だけ採用するとその一人は、仕事を続けることが出来ないで辞めてしまいます。技術系の人にとっても、モノを造る喜びよりも現場の厳しい環境に負けてしまうのです。冬は寒くて夏は暑い現場の環境。仕事に必要なものは学校で学んだことよりも現場経験が大切なことからくるジレンマ。一人前になるのに数年を要する環境。これらの厳しい要因が若い人を製造現場から遠ざけています。今日の会社でも若い人よりもベテランの人の比率が高かったようです。

 日本が誇る製造業も曲がり角を迎えて数年経っていますが、問題は解決していないばかりか深刻さを増しているようです。
 N社長から伺った話で興味深いものがありました。それは次のようなものです。
 小規模の製造業の会社を経営していても、将来に夢を感じることは少ないのです。会社を経営するよりも維持することで精一杯で、発展までは辿りつかないのが現実です。上場を目指せる会社なら夢かありますが、地方都市の中小企業にはその夢がないのです。社長と言っても現場や営業の仕事をしているので、経営者や社長業の感覚はないのです。ですから自分の子どもを後継者にはしたくないのが本音です。会社を維持することよりも夢を見られることの方が大切なのです。地方都市の経営者のことを知ることが出来る感想です。製造業の将来は夢があるかどうかに掛かっているとも言えます。

 別の上場した会社の社長は、会社の使命は上場して税金を納めることにあります。社会に貢献出来る会社でないと経営している意味はありませんと言います。経営者との話し合いは地方都市について考えさせられることになります。

【環境保全対策特別委員会】
 午前10時から環境保全対策特別委員会が開催されました。平成19年度の環境施策に関しての報告と質疑がありました。環境対策は流行に左右されるのではなく、本質的な対策を継続することか地球環境保全につながるとの指摘がありました。一地方都市で環境問題に取り組むことの難しさを感じました。

【後援会活動】
 その後、数人の来客がありました。音楽家のKさんからは和歌山県に音楽文化を定着させる取り組みを行なって欲しいと要望を受けました。M自治会長は応援しているからと後援会カードを持参してくれました。ある地域の元自治会長のKさんは、寒い中後援会カード回収に努めてくれました。また夕方からはKさんに同行してもらって後援会活動を行いました。皆さんの協力なくして後援会活動は成り立ちません。活動の輪の広がりは何よりも嬉しいことです。

【送別会】
 市議会の先輩議員を囲んでの送別会に参加させてもらいました。常に勉強していた先輩議員から学ぶことが多かっただけに引退は残念です。そして後輩にも勉強の必要性を説き、また面倒見が良いことから後輩には慕われていました。先輩の役割は幾つもありますが、その中で大きな役割のひとつは後輩を育て導くことです。ある年齢に到達すると自分のことよりも後輩の育成を図ることが必要です。ある年齢とは組織や構成によっても異なりますが、その組織や団体で年齢が上から2番〜3番の位置に来た時に、後輩の指導が大きな役割となります。後輩の道を塞ぐような先輩にはなりたくありません。

 今市議会をもって引退予定のO議員の人柄が、改選期にある後輩議員を送別会に集めた要因です。後輩から慕われて送り出してもらえる議員が一人、和歌山市議会を去ります。伝統を受け継いだ者が、これからの議会活動を支えていくことになります。

【通夜式】
 夜は自治会会員家族の方がお亡くなりになり受付のお手伝いを行ないました。家族を失うことは本当に寂しいことです。心からご冥福をお祈りいたします。
3月14日(水) 「教育民生委員会採決」
【朝礼】
 本日も市内にある企業の朝礼にお招きいただきました。朝礼開始は9時30分からで、出社している皆さんに挨拶をいたしました。和歌山市でも女性の社会進出が図られていますが、この会社では出勤前に託児所に立ち寄ったり、事務所に子どもと一緒に来て出勤した後に託児所に預かってもらう制度も導入しています。ここでは女性が働き易い環境を構築しています。

【教育民生委員会】
 本日の教育民生委員会は採決です。本委員会に付託された予算案と条例案などの全議案が、全員一致または賛成多数で可決されました。予算案は議会最終日の3月20日に本会議で採否が決定されることになりますが、可決されると平成19年度予算は4月1日以降、私たちの暮らしの中で執行されることになります。

【後援会活動】
 委員会終了後、ある自治会長の事務所を訪問。知り合ってから交流を深めるなど懇意にさせてもらっています。今日も「この年になって志のある人に出会えるとは思っていなかったので、これからの希望が沸いて来ました」と有り難い言葉をいただきました。また、「かつて日本には志を持って国のために立ち上がった人がいたのですが、近年は少なく、国のために尽力しようとする人は周囲には殆どいません。志を持って国や地域の発展のために活動してくれる人がいると希望が見えてきます。和歌山県もそうなって欲しいところです」と話してくれました。日本の将来に思いを巡らせている人との会話は楽しいものです。

 ある支援者の方と懇談。報告と現場は絶対に違うことを知っておくことでトラブルに対応することが出来ることを教えてくれました。報告を鵜呑みにすると現場の実態と乖離するので、応対を誤ることがあります。報告を受けた後は自分で現場を確認する習慣を身につけたいところです。
 報告と現場は絶対に違う。大切にしたい言葉です。

 ある美容室を訪問。店の奥が見えなかったのですが、店先で話をしている中で「片桐さんですか?」と名前が出たのです。そうしたところ店の奥にいた美容室のお客さんが、「片桐さん来ているのですか」と声を掛けてくれました。偶然、このお店に私を応援してくれている方がお客さんとして来ていたのです。「近所の方に支援を依頼されたので応援していますから」と励ましてくれました。

 お店の方もお客さんも全員で話を聞いて貰いました。直接知らない人から、知らないところへ名前が伝わっていることは嬉しいことです。
 支援してもらっている人はいつまでも大切にしたいと考えていますし、末永いお付き合いを期待しています。

 一緒に訪問活動を行ってくれたSさんとTさん。本日は午後の時間を頂戴して案内してくれたこと心から感謝申し上げます。Tさんのことを信頼しているので、私も信頼してくれると言う人が多いのです。日頃からの付き合いの大切さを実感しています。それは困った時の支援頼みは社会一般では通用しないからです。皆さんとの意見交換の延長線上に議会があります。皆さん方とは、しっかりと議論を重ねたいと思っています。

【通夜式】
 夜はふたつの通夜式に参列いたしました。突然やって来るピリオド、受け入れ難い思いが交錯しますが、それでも明日を目指して取り組む姿勢は大切にしたいものです。
3月13日(火) 「教育民生委員会三日目」
【朝礼】
 午前9時30分から市内の企業の朝礼に迎えてくれました。二箇所とも女性が主体の職場でしたが、所長からは歓迎の紹介をいただきました。どちらも始業の貴重な時間でしたから心からお礼申し上げます。朝礼で挨拶させていただくことは大切なことですが、よほど日頃からの付き合いがないと受け入れてくれません。日頃に感謝しながら大切な時間に少し挨拶をさせてもらいました。

【教育民生委員会】
 本日の教育民生委員会は市民部の審査です。私からはNPOに関する質疑を行ないました。
Q. 新規事業としてNPO・ボランティア指針策定事業の予算が91,000円あります。NPOと行政機関が協働しようとする取り組みで予算化されたことは好ましいことですが、果たして9万円で大切な指針を策定することが出来るのでしょうか。内訳を示して下さい。
A. シンポジウムや指針策定のための4回の会議費用、通信料などを計上しています。費用は少ないのですが、十分対応出来ると思っています。

Q. 会議にはどのような人が参加するのですか。指針策定やNPO活動を十分支援出来る体制になるのですか。
A. 学識経験者と公募が各2名、NPOボランティアネットワーク協議会から3名、市議会議員1名など、計9名で会議体を構成する予定です。

Q. 行政機関が本気にならないとNPO関係者は協力してくれません。果たしてNPO関係者の協力は得られるのですか。
A. 昨日も協議会があったのですが、NPO関係者の理解も得られたので協力は得られます。

Q. 本当にNPO関係者の協力が得られるのですね。それなら良いのですが、その体制と協力関係があるので9万円でも良い指針が策定出来ると判断しているのですか。
A. その通りです。

Q. 平成19年度は新しい組織としてNPOボランティア推進課がスタートする予定ですから、念を押しますが、今の見解は個人ではなく組織として市を挙げての取り組みだと考えて良いですね。
A. 組織として取り組みます。

Q. 今年の「市報わかやま」新年号では清原三鷹市長と大橋和歌山市長か対談した記事を掲載しています。この意義は大きいですよ。清原三鷹市長は全国的に市民と行政機関の協働活動のリーダーとして有名な方であり、「市報わかやま」の新年号で大々的に打ち出していることは、市民との協働活動に関して後戻り出来ない状況を作り出しています。大橋市長がNPOとの協働を市の重点方針として打ち出した限りは、この予算で是非ともやり遂げて下さい。ところで指針は平成19年度に9万円の予算、4回の会議で完成するのですね。
A. この指針策定に関しては本会議でも答弁したとおり意義のある大きなものですから、平成18年度、平成19年度、平成20年度の3年間で完成させる予定です。

Q. 3年間必要ですか。平成19年度中での仕上がりは出来ませんか。
A. 出来る限り平成19年度で完成させるよう取り組みます。

Q. 組織として、市長の方針として何としても実現させて下さい。
A. 分かりました。
〜中略〜

Q. ところで課長の答弁では指針策定に関して、組織として明確に遂行する意思が受け取れたのですが、幹部の方の考え方からはそうではない印象を受けました。どちらが行政機関としての意思なのですか。
A. 個人ではなく組織として平成19年度の予算化をしているのですから、この指針は完成させます。

Q. 何としても組織として仕上げて下さい。最後に申し上げたいことがあります。NPOボランティア推進課が思うNPO関係者との関係と、NPO関係者が感じていることにズレがあると言うことです。市では一緒に指針を仕上げて行くための話し合いが出来ていると言いますが、実際はそうではありません。市の姿勢として、仕事としてやり遂げるだけの熱意が感じられないことや、市民活動を本当に必要としているのか、それすら感じられないと思っていますよ。

さらに本来は現場でNPO活動を行いたい中、指針策定に関係しなくてはならない状況なのに、市の熱意が感じられないため、市のために尽くしたいとする思いすらも薄れていく危険性があります。折角、和歌山市で定着しようとしているNPO活動を市の熱意が感じられないために、後退させては市の責任です。

新しい組織に変更する中、独立した課としてスタートするNPOボランティア推進課の今年の活動は非常ら大切ですよ。その意識を持って、最も大切な指針策定に全力を尽くして下さい。これが出来ないと和歌山市のNPO活動は後退することを含んでおいて下さい。これは大切な意見として認識しておいて下さい。
A. 分かりました。

 なおこの後の議論で、指針策定についてやり遂げる方向で仕事を進め、もし予算が不足するようなら補正予算を組むなどして対応することまで話は及びました。
 和歌山市のNPO活動について、行政機関が組織として支援することを強く要望しています。

【お悔やみ】
 父親の元同僚で本当に家族としてお付き合いをしてもらっている自治会長の奥様がお亡くなりになりました。昨年からの長い闘病生活の末、帰らぬ人となりました。心からお悔やみ申し上げます。会長におかれては長い時間の付き添い、心身ともに大変だったとお察しいたします。

【後援会活動】
 ふたつの会合にお招きいただきました。いずれも大切な皆さんとご一緒させてもらいました。その後Yさん宅では、家族の皆さんとご一緒させてもらいました。久し振りの訪問を心から歓迎してくれ、その上、転戦に関しては素晴らしい判断だと思うと支持してくれました。
3月12日(月) 「教育民生委員会二日目」
【朝礼】
 朝から二つの企業の朝礼にお邪魔しました。相手先のご好意によって朝礼での挨拶にお招きしていただいたものです。最初は午前8時から、社長以下従業員の皆さん約20人の方々を前にお話させていただきました。
 皆さんからは、「マスコミで話題になっている宮崎県と比較して和歌山県政は寂しく感じています。それなのに県議会に新しい人が登場しない風土はおかしいと感じています。新しい選択肢を私たちは望んでいますから、是非とも頑張って下さい」との意見を頂戴しました。

 引き続いて9時30分からは別の企業の朝礼にお招きいただきました。知人の顔も見られ嬉しく思いました。朝礼では約50人の皆さんが参加してくれ、挨拶をさせていただきました。大勢の皆さんを前にしてお話をさせていただける機会を与えてもらっていることを心から感謝しています。現職と元職への挑戦ですから、大変厳しい戦いとなっているだけに嬉しい対応をしてもらったことに感謝しています。

【教育民生委員会】
 本日の教育民生委員会は福祉保健部の審議です。私からの質疑は高齢者福祉と斎場についてのもので、主旨は次の通りです。
Q. 高齢者福祉の予算で在宅理美容に関する予算が設定されています。しかし平成19年度予算は前年度と比較して半額近くに減額されています。減額の理由は何ですか。
A. 在宅美理容の利用対象者は非課税世帯となっています。昨年の税制改正に伴い非課税世帯が少なくなり、美理容対象者が少なくなったためです。

Q. 対象者が少なくなったから予算を削減するのでは折角の制度に意味がありません。市報などで広報していますが余り知られていないのではないですか。利用者が少ないのであれば十分な広報をすべきです。
A. 利用者のために広報対策を検討します。

Q. この制度を利用した高齢者に伺うと、特に女性は美容やおしゃれに気をつかいますから、良い制度だと言っています。良い制度を将来に亘って維持するためにも利用者を確保し、利用者の希望する予算化が図れるように広報対策をお願いします。

Q. 続いて斎場の利用料についてお伺いします。平成19年度から利用料金の値上げの条例改正案が提案されていますが、値上げの理由は何ですか。
A. 設備が老朽化しているため設備改修を行い、将来に亘って利用者の便益を図るためです。
燃料費が増加していますが、原油価格も影響しているのですか。
設備修繕と燃料費によるものもあります。

Q. 職員さんは以外と少なくて3名ですね。管理業務を直営で行っていると思いますが、現場業務は委託費用が計上されているように業務委託ですね。業務の大半を委託しているのであれば、指定管理者制度による民間事業者を募ることも必要ではないですか。
A. 斎場の指定管理者制度については検討している段階です。中核市でも倉敷市などで民間事業者に委託している事例があります。しかしそれらの都市には複数の斎場があり、一箇所を民間に委託して問題が発生したとしても他の施設で対応出来ますが、和歌山市の斎場は一箇所だけですから対処できない恐れがあります
そのため指定管理者制度導入には慎重な姿勢を取っています。

Q. 他都市で導入出来て和歌山市での導入は無理だと言えないと思います。指定管理者制度を導入する考えはあるのですか。
A. 導入要否について検討している段階です。体制や運営に関しても、現時点ではこれ以上の回答は出来ない状況です。

【平和ポスター】
 各小学校を回って、先ほど展覧会が終了したライオンズクラブが主催した平和ポスターの返却を行ないました。参加してくれた小学校は三校。いずれの学校でも来訪を歓迎してくれました。今年も平和ポスターの事業計画を立案していますから、引き続いての協力を依頼しました。

【後援会活動】
 その後、事務局長と一緒に後援会活動を行いました。複数の方とお会いしましたが、事前に訪問約束をしていた方の一人には、大変お忙しい中90分に及ぶ懇談の時間を取っていただきました。私の考え方や後援会の体制、活動の進め方などのお話をしたところ、通常、後援会活動は行わない方なのですが、信頼をキーワードとして全面的に協力していただけることなりました。事前に私のことを調査してくれていたこともあり、素敵な意見交換の機会となりました。今後とも協働した関係で活動を行いたいと考えています。
3月11日(日) 「Jさんのこと」
 後援会決起集会が終わり、いよいよ出陣式に向けた活動に突入しました。仕事量が多くて後援会事務所は大賑わいです。今日の午前中はYさんと一緒に後援会活動を行いました。早くから気に掛けてくれていたYさんは、知人や親戚など信頼出来る筋の方のところを紹介してくれました。皆さん、快く後援会に入会していただき今後の活動に向けて弾みがつきました。
 ただ本日は寒さが戻り冷たい風が吹く中、二人で伺うと丁寧に迎えてくれました。前回から応援してくれている方もいたため、親交を深めることか出来ました。

 午後は、今後の後援会活動の進め方についてスタッフと協議。出陣式までの残された期間を考えると活動日程は非常に厳しくなってきました。折角、縁あって後援会に加入してくれた皆さんとは一度はお会いしたいのですが、残された時間との関係からスタッフで役割分担することで調整しています。
 そんな中、先日の後援会決起集会で弁士をしてもらった方から、素敵な方を紹介していただき午後一番で会って来ました。付き合いが広い方ですが、人物を見てから支援を決める方なので、今回の統一地方選では誰を支援するかは未決定でした。意見交換を図ることが出来たので、今後とも一緒に活動することを楽しみにしています。

 その後市内各地を回り、皆さんと和歌山県の課題について意見交換を図ってきました。その内の一人、私の父親と同級生だった人とお会いしました。とても元気で、同級生の子どもである私が訪ねてくれたことを大歓迎してくれました。時間を超えた思い出話を聞くことが出来ました。私が候補者になったことがきっかけで、埋もれていた皆さんの思い出が蘇ることもありますし、これを契機に同級生同士の付き合いが復活する場合もあります。例え後援会活動がご縁であっても、再会した同級生は直ぐに昔の友人関係に戻ります。友人同士でなかったとしても、同じ時代の空気を共有した仲間と言うだけで親交が深まりますから不思議です。信頼と仲間の力は時間を超えて強いものがあります。

 さて、今回の後援会活動を通じて大切な皆さんとの出会いがたくさんあります。和歌山市に素晴らしい人達が暮らしていることを実感しています。
 その中で一人を紹介させてもらいます。Jさんの笑顔は本当に素敵です。積み重ねてきた人生の全てを表現するような笑顔は私の気持ちを癒してくれます。実はJさんは第二次世界大戦の特攻隊員でした。現在に生命があること、その簡単だけれども簡単ではない事実に感謝しているようです。

 最初の出会い。事務所を訪問した時はラジオを聴いてこちらを振り向いてくれませんでした。紹介者のNさんからは「Jさんが会って気に入る人は少ないけれど、気に入ってもらえたら大切にしてくれるから」と聞かされていました。Nさんからは「会ってみないと応援するかどうか分からないと言われているので、早く会って欲しい」と言われていたのです。直ぐにお邪魔できなかったのですが、先般、時間を見つけて訪問しました。

 その初対面の時にラジオを聴いて背中を向けていたのです。Jさんの奥さんが応対してくれたのですが、一通りの会話を終えたので「ご主人によろしくお伝え下さい」とお願いして帰ろうとしたところ、「お待たせ」とこちらに来てくれました。Nさんに聞いていた通り、表情からは厳しそうな性格を読み取れました。表情には笑いはなく、私を試すような質問をいくつか浴びせてきました。

 経済問題、日米問題、医療問題、教育問題などがありました。Jさんはとても勉強家で、日米の歴史や現在の様子を良く知っていますが、幸い全てについて意見を述べることが出来ました。
 すると突然、それまでの硬い表情が一変し「にこーっ」と笑顔がこぼれました。「よく勉強している、気に入った」と暖かい笑顔になったのです。その笑顔は子どものように無邪気で素晴らしいのです。
 それから以降、Jさんとお会いすると、いつも笑顔を見せてくれます。本当に忙しい中でしたが、先週末の後援会決起集会にも来てくれ笑顔を見せて「また意見交換をしたいよね」と話してくれました。はい、楽しみにしています。

 紹介者のNさんは「今まで多くの人を紹介したけれど、気に入ってくれたのは初めてじゃないだろうか。Aさんは何も応えられずに出入り禁止になったし、Bさんは的外れな意見を述べたので追い返されたのですよ」との回答。そんな事実を事前に教えてくれたら良かったのにと思いながらも、紹介してくれたことに感謝しています。
 日本の歴史を語れる特攻隊員だったJさん。この国の行く末を心配していますが、少しは託してくれているようです。先の歴史を引き継ぎ、次の歴史を一緒に作って行きたいと願っています。
3月10日(土) 「信頼と絆」
【懇談】
 朝9時から本日最初の懇談を行ないました。四ヶ月前に和歌山市に転勤して来た方で、和歌山県のことを約1時間かけて話し合いました。和歌山市は都会と違って自然環境も住環境も良いので住み易いのですが、関西での都市としての地位は高くありません。ビジネスとしては道路網が整備され始めたため、大阪市から時間的距離は短いので独立した事業所の必要性はなく、お客さんからの問い合わせに対応出来るように大阪市内に事務所があれば良い状況となっています。機器メンテナンスなどのサービスを提供する企業の事業所が減少している理由がここにあります。

 しかし観光となると神戸市や大阪市の人からは違う印象があるようです。和歌山市の位置が白浜市の位置にあるような感覚があるようで、それらの都市からの移動時間は3時間程度と思っている感じもあります。
 つまりビジネスでは時間距離が短いため和歌山市に事務所は必要ではなく、観光に行くにしては少し遠いので気持ちが向かないようです。この心理的ギャップを解消することが必要です。

 ただ食に関しては和歌山県の満足度は高いようです。ウメやミカン、柿に桃と美味しいものがたくさんあります。これらの産品を売り出す施策が欲しいと要望を受けました。確かに和歌山県の一次産品は品質の良いものが多いのです。ただ一定の品質を保ち市場価値を出すためには、数は限られています。一次産品だけに頼っていると、飛躍的に経済規模を拡大するまでには至らないのです。

 そのためには、和歌山県が誇る産品以外にサービス業とそのサービス業的感覚を導入する必要があります。同じものを提供するにしても、サービス価値を付加することで経済的価値を高めることが可能になるからです。快適な空間で提供する飲食なら、味気ない空間における飲食よりも高い価値を生み出してくれます。

 気配りと快適な空間を提供することにより、お客さんの満足度は高まりますから、それに応じた価値を支払ってくれます。同じサービス時間を提供しても生み出す価値は違ってくるのです。サービス業の持っている経済的能力を活用することも県が発展するために必要です。
 他府県から来た方と話し合うと改めて課題が見えてきます。今後とも協働した活動を行うことを話し合って朝一番の懇談を終えました。
 引き続いて成人病予防に関する施策について懇談を行ない、午前の活動は終了しました。午後からは市内のある地域の皆さんとの意見交換活動を行い、一旦後援会事務所に戻りました。

【樹秀会】
 和歌山市加太で樹秀会の総会と懇談会を実施しました。総会には理事が集まり役員構成と活動方針を決定しました。樹秀会の先輩の皆さんは今回の挑戦に関して支援体制を敷いてくれ、全面的協力を約束してくれました。次回会合は今年4月1日の予定です。

【絆と信頼】
 夜には会合を持ちました。今回の挑戦を強力に支援していただいている皆さんと夜8時まで交流を図りました。他からも声が聞こえてくる程、助けてもらっていることに感謝しています。
 団結の秘訣、それは絆以上に熱い信頼関係があるからです。誰から横槍が入ろうとも揺らぎのない仲間です。その関係はきつくもなく弱くもない緩やかな関係で、会の会長を中心に強い信頼で結ばれています。4月がゴールではなく、それ以降が私たちの活動の本番ですから、緩むことなく強力に活動を行います。
 早速4月、和歌山県が誇る世界文化遺産、高野山での奉仕活動を決定いました。参加者は約80人を計画しています。
3月 9日(金) 「決起集会」
【朝礼】
 朝から市内二箇所の企業を訪問しました。最初の企業では役員の皆さんが出迎えてくれました。また別の役員の方が私の家の近くに住んでいることから、応援していますと丁寧に挨拶に来てくれました。そして今夜の決起集会にも来てくれたのです。ありがとうございました。
 次に向かったのは友人のA社長の紹介があったからです。A社長は一旦、自分の会社の朝礼に出た後、この会社に合流してくれたのです。お忙しい中にも関わらず時間を割いていただきありがとうございます。

【教育民生委員会】
 今日から市議会は教育民生委員会が行われました。平成19年度当初予算の審議ですからより大切な委員会となります。私からも質疑を行ないましたので一部記載します。

 和歌山市の売り物となっている和歌浦ベイマラソン・ウイズ・ジャズの予算額は前年度と同額ですが、議会答弁にあったようにフルマラソンは考えていないのですか。フルマラソンを期待している人が多いのですから、要望に応えて欲しいところです。
 平成19年度は前年度と同じコースとなりますから、フルマラソンは考えていません。フルマラソンになると警察の許可が必要で、コース取りが難しいところです。ただ将来においては検討したいと思います。

Q. 和歌山市の和歌山マリーナシティのヨットハーバーがナショナルトレーニングセンターに指定されヨット競技に弾みがついているのに、従来から実施していたジュニアヨット教室予算がなくなっているのは何故ですか。和歌山市の売りと反しているように思います。
A. 従来のジュニアヨット教室の場所である和歌山マリーナシティがナショナルトレーニングセンターに指定されたことから護岸を改装しています。改修に1年間必要なため、今年は実施出来なくなりました。

Q. 共同調理場が指定管理者制度を利用して民間事業者が委託を受けているのに、その委託費用分の予算が増加しています。指定管理者制度を活用しているのに予算が増加している理由を説明して下さい。
A. 前年度の共同調理場の予算は別科目であり、本年度から科目変更となったので突出しているように見えています。同条件で比較すると約2,000万円の減額となっています。

Q. 市立博物館の人員が10名から12名に増員されています。その理由は何ですか。
A. 前年度の予算策定時は10名でしたが、期の途中で11名に増員されていました。博物館の仕事量の大きさから更に1名増加してもらえたと思っています。そのため2名増加となっています。

Q. 博物館の仕事は忙しくて、特に展覧会の時は大変であることは知っています。私が言いたいのは、折角増員してもらいながら展覧会などの業務に必要な予算が増額されていないので、それでは人員に見合った十分な仕事が出来ないことを懸念しているのです。仕事に必要な予算も人の増員に応じて確保したら如何ですか。
A. 予算を増額して欲しいのは山々ですが、そこまでは達していません。ただ展覧会の予算は設備などに関するものだけで、実務は学術員が携わっています。予算を抑えられているのは学術員の頑張りがあるからです。学術員の仕事を褒めてあげて欲しいと思います。

Q. 私もそう思います。是非、和歌山市の文化を守るために頑張って下さい。

Q. 組織改正で教育委員会に教育政策課が新設されています。子どもの教育、箱物やコンピュータ維持費用などではなく、大切な教育ソフト部分を検討する大切な部門だと思います。しかし予算案を見渡したところ、戦略的な予算はなく折角、教育改革の部門を作っても、予算が伴わないと仕事が出来ないのではないですか。
A. 平成19年度はこの部門に予算配分はありません。

Q. 平成19年度の教育予算は全体の10%を切っています。前年度は10%を超えていましたから教育の後退だと思います。予算が減少した分、そのためにも戦略的な部門が必要なのは分かりますし評価出来るものですが、予算が伴っていないようでは問題です。もう当初予算で組み込むのは無理だと思いますが、今後の教育水準を高めるためにも予算化を検討して下さい。これは要望といたします。

【決起集会】
 午後7時から後援会決起集会を開催、場所は和歌山東急インです。午後5時から会場準備に取り掛かり、午後6時頃から少しずつお客さんが来てくれました。今日集まってくれたスタッフは50人、4階の受付、駐車場係、1階の案内係、会場整理、音響と司会などに別れてお客さんをお迎えしました。

 来場してくれたのは約800人。金曜日、仕事でお疲れのところ集まっていただき本当にありがとうございました。皆さんの声に勇気付けられ、また元気をいただきました。
 本日、挨拶をいただいたのは、後援会長の真鍋光良さん。連合和歌山の村上会長。留学支援センターの牧野代表。古川カウンセリングルームの古川淑子さんの4名の皆さんでした。また弁士をお願いしていた慶風高等学校の坂口副校長先生は流感のため欠席となり、代わりに発熱の中にも関わらず暖かいメッセージをいただきました。本当にありがとうございました。

 本日、多くの皆さんにお会い出来たこと心から感謝しています。
 挨拶の要旨は次の通りです。
 本日、週末のお忙しい中、このように多数の皆さんにお集まりいただき、ありがとうございます。心からお礼申し上げます。私がこの場所に立つことが出来ているのは、本日ご来場いただきまして皆さん方の支え、そして会場にいる青いジャンパーを着用した元気で明るく後援会事務所を盛り上げてくれているスタッフの皆さんがいるからです。4年間の皆さんからの支援のお陰でこうして本日を迎えられています。改めて感謝申し上げます。

 さて春の到来。もうすぐメジャーリーグに松坂投手が登場しますが、メジャーリーグを見たことがない人でもワクワクします。どの世界でも新人の登場は見る人に楽しみを与えてくれるものです。新しい人が大きな舞台に挑戦する姿勢に、人はワクワク感と共に期待を寄せるのです。
 さて今年4月、和歌山県も統一地方選が予定されています。しかし最初に予定されている県議会では入れ替わりの政党候補者を除くと新人候補は私一人の状況となっています。この状況に皆さんはワクワクしますか。本来であれば県政に問題があったことから、刷新を図る意味からも新人候補が数多く登場すべきなのですが、何故かそんな状況になっていません。もし私が今回の挑戦を見送っていたならば、現職と元職の人による戦いとなっていたのです。それが悪いとは言いませんが、私たちの選択肢は確実に狭められることになります。新しい候補者の選択肢がない訳ですから。

 この閉塞感のある状況、高い壁に邪魔をされて新人候補が声をあげられない状況が、保守的で変化の少ない和歌山県を作り出している要因なのかも知れません。ただこの壁に挑戦することは大変な勇気が必要です。勇気と行動力、新しい人にはこれらの要素が必要だと思います。
 新人候補である場合、現職のように地盤も知名度もありませんから、高い壁に阻まれているような感じがあります。それを打破するための後援会活動を行っていますが、名前を浸透させる難しさを感じています。

 特にただ今は皆さんの、私たちの大切な平成19年度予算、つまり今年4月から来年3月までの市の予算の使い道の審議をしている最中ですから、まだ全ての皆さんの所にお邪魔出来ていない状況にあります。議会活動と後援会活動の両方を行っている時間的制約もあり、厳しい戦いとなっています。
 それでも挑戦する必要があると思っています。挑戦するに際しては、まだ市議会1期では早いという意見もありました。しかし物事を成し遂げるには時期があります。旬というものがあります。いくつかの政策と事業展開を行っている今が最適な時期だと思っています。仕事の出来る今の年齢だからこそ出来ることがあるのです。2期〜3期やってから、ぼちぼち県会へなどと考えているようなら、何も成し遂げられないことでしょう。この時期に実施しないといけないことがあるから新しい挑戦を行なっています。

 人生は偶然に左右されることがあります。自分の思っている通りに行くのが人生ではありません。しかし偶然は道を迷わすものではなく、偶然の出来事を取り込むことで人生の道幅が広がります。私の場合、和歌山県で開催された南紀熊野体験博に民間企業から出向した経験があります。全く違う経験をした訳ですが、これは自分の希望した道ではなく、偶然実行委員会に行くことになった訳です。その前には青年部のリーダーとして活動する立場を任されたことがあります。これも自らが望んだ訳ではなく、偶然指名されたものだと思います。

 このように人生とは望んだ通りに進みたいところですが、常に偶然が付きまといます。しかし偶然の出来事を、自分の望む本道ではないから経験を捨ててしまっては回り道になります。偶然を取り込むことで進むべき人生は確実に広がります。全ての意味のある経験を自分のものにすることでこれまでと違った人生が現れるのです。

 本日、偶然、ふたつの新聞に私が関わっている事業についての記事掲載がありましたので、紹介させていただきます。
 ひとつは和歌山新報の一面の記事です。和歌山市でコミュニティFMを開設する取り組みです。全国の県庁所在地の市で、民間のFM局がないのは現在、和歌山市だけなのです。これも誇れない状況のひとつです。音楽文化や若い人達が世に飛び出す手段としての電波の力は大きなものがあります。ここの文化が欠けていることも和歌山市が低迷している原因のひとつだと思います。そして東南海・南海地震の危機が最も言われているのが和歌山県ですから、防災機能としてもFMは活用出来るのです。災害時には情報の伝達が最も必要とされるもののひとつです。早ければ秋から開局となります。是非とも皆さんも期待を寄せていただきたいと思います。

 もうひとつは、今日の毎日新聞の記事です。前面に和歌山県の観光医療産業の取り組みについて紹介されています。和歌山県の資源を活かした新しい観光医療産業を創造する。それが和歌山県の活性化につながるものだと確信しています。これらの仕事をやり遂げるためにも、和歌山県の舞台に立たせていただきたいと思っています。

 今、手掛けているこれらのこと、手掛けようとしていることは信託をいただけたら、全てこの4年間で実現させるつもりです。10年先、20年先、その内など言うつもりはありません。この4年間で実現させるためにも新しい挑戦を行なうのです。そのための挑戦です。公約を4年間で達成出来なかったらこの場所から退場する。その覚悟で挑んでいます。

 議員としての活動と後援会活動を進めていると、本当に色々な経験を短期間で経験させてもらえます。最初は希望、夢、期待と言う言葉が現れます。その次には不安や揺らぎが現れると共に、高い壁が前にそびえ立ちます。そしてそれを乗り越えるための行動力や勇気が生まれてきます。長い人生で味わうであろう経験をこの年齢でさせてもらっていることで、少しは成長出来ているように感じています。一緒に活動している、これからするであろう皆さんと一緒に、多くの経験を味わいたいと思います。皆んなが幅広い経験をすることで地域や社会は変わりますし、やがて自分の人生も変わると思います。今後とも皆さんと一緒に成長して行きたいと思います。

 最後に、是非とも引き続いて皆さんからのご支援をお願い申し上げます。さらに支援の輪を拡げていただきまして、成果を出したいと願っています。最後までご支援を心よりお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
3月 8日(木) 「市議会質疑」
【市議会質疑】
 朝一番から2件の案件について打ち合わせを実施。その後、市議会に向かいました。本日は当初予算案に関しての質疑がありました。ただ予算案の詳細は明日からの常任委員会で審議することになります。明日からは市機会最後の常任委員会に臨むことになります。

 この4年間の常任委員会では「市長等の倫理条例の制定について」「貴志川線廃線問題について」「幼稚園廃園について」などが思い出されます。その時々の問題を議論したことが懐かしく思い出されます。過ぎ去ると過去の歴史に過ぎませんが、その時々の議論や判断に関しては大変な思いがありました。自分がこれらの問題に関わった経験から、物事は結果だけを見て論評をしたり、批判することは出来ないと言うことです。結果が出された後で結果を批判するのは容易いことですが、その過程においては結論を導くのは容易ではないのです。

 10人いれば10人の考え方がありますし、多数意見が正解とも限りません。全ての意見を取り入れることは難しいことですし、誰かの思いが犠牲になることもあります。それでも解決を図るためには苦しい選択をすることを迫られます。辛いことや厳しい状況に置かれたことなど、振り返ると自分を成長させてくれているようです。

 議会で導いた結果に満足してくれた人もいますし、結果に納得してくれなかった人もいます。結果如何に関わらずお付き合いをしてくれる人もいますし、問題解決と共に去っていく人もいます。人として、前者の人とは信頼関係につながって行きますから利害や立場を超えた関係になって行きます。後者の場合はこちらから仕掛けることはありません。私たちが悩む大半の要因は人間関係ですから、人付き合いが多くなると悩みも増えますが、逆の場合は精神的には楽かも知れません。どちらを選択するのかは個人の自由ですが、何もないよりは何かがあった方が充実の時を過ごすことが出来そうです。

【後援会】
 後援会長と共に後援会活動を実施しました。会長の行動力と顔の広さには驚かされることが数多くあります。日頃から、地域や立場を越えたお付き合いをしていることが良く分かります。良く「この人に言われたら仕方ない」とか「ある人の頼みだから了解した」などの言葉を聞くことがあります。長い時間を掛けて醸成して来た信頼関係の深さが分かります。

【打ち合わせ】
 夜は後援会定例会を開催。本日の議題は明日の後援会決起集会についてです。スタッフの配置と進行の確認など実施し準備を進めました。明日は後援会活動の山場の一つですから、午後6時20分には事務所を閉めてスタッフ全員が会場に赴きます。全員の力で盛り上げたいと思っています。

 本日、後援会事務所は大勢の人が寄ってくれて大変な賑わいだったと聞きました。後援会事務所でお手伝いをしてくれている皆さんは素敵な方ばかりです。チームワークや明るい雰囲気は最高だと思っています。さらに多くの方が楽しく立ち寄ってもらえる雰囲気を作り上げたいと思っています。3月30日、金曜日が告示ですから、もう終盤戦に差し掛かってきました。やるべきことが山積みなのに、月日が過ぎるのを本当に早く感じています。
3月 7日(水) 「朝礼」
【朝礼】
 知人の経営者の紹介で、某企業の朝礼で約50人の前で挨拶をさせてもらいました。この企業の特徴は若いことです。若い人達にとって、大手企業といえども安定した存在ではないことから、必ずしも恵まれた環境とは言えません。こんな社会を形成してきた政治家に対して不信感を持っています。ある若い従業員の方は、「私達は決してベテランの人を支持しないですよ。古い人には期待していません」と明確に話してくれました。そして近づいてきた和歌山県の統一地方選では、新人候補者が少ないことに驚いています。県政が大変だと言われているのに、変化の兆しすらない状況に諦めの様子も感じられますが、それでは今迄と何も変わらないことから、少なくとも変えるための意思表示をしてくれるように依頼をしました。
 仕事前の少し長い時間を頂戴して、私の抱負を述べさせていただきました。

【挨拶】
 昨日の夜の会合でお会いした方を訪ねました。商売をされていることから、お客さんが店にいるタイミングであったため、話をすることが出来ていませんでした。不思議なもので偶然、昨日会ったことから訪ねてみると、ご夫婦に会うことが出来ました。訪問を歓迎してくれて励ましてくれました。皆さんに支えられていることに感謝しています。

【市議会】
 市議会一般質問最終日の今日は、現在の和歌山市議会の最長老で、今議会を持って勇退されるO議員の一般質問がありました。O議員は市役所の体質にメスを入れて現状を打破しようと論戦を挑んできた議員です。毎回のように一般質問を行い、当局の姿勢質してきました。この先輩議員からは「議員の本質は一版質問を行なうこと。一般質問をすることで当局に緊張感が生まれるし、議会と行政の緊張関係が保たれることから、継続して行なうこと」を当選後に教えてくれました。

 ただし「最近の議員は勉強をしていないので、一般質問とは言えないような内容のものがある。学芸会みたいな一般質問にならないように議員は常に勉強する姿勢が必要」だとも教えてくれました。
 当局に論戦を挑み、若手議員の面倒見が良いことから、尊敬する意味を持って「最長老議員」の称号を得ていました。
 本日が先輩議員から学ぶ最後の一般質問となりました。同じ光景に出会うことはないと思うと寂しい感じがします。方丈記の文章を引用して静かに一般質問を終えました。そして「県議会に挑戦する皆さん、引き続き市議会に挑戦する皆さんの健闘をお祈りしています」と後輩のことを心配してくれていました。存在感のある先輩議員が議場を去るのは寂しいことです。

 行く川の流れは絶えないので同じように見えますが、しかし決して同じ水ではないばかりか、二度と同じがけに流れになることはありません。地方の政治は途絶えることなく継続して行なわれているため同じように見えますが、二度と同じ光景を繰り返すことはありません。議員の顔ぶれも変わらないように思いますが、統一地方選の後も同じ議員で議会を構成することはありません。ですから毎議会が真剣勝負で大切な場面なのです。
 議会人としての手本を示してくれたO先輩、長い間に亘っての議会人としての活動、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
 惜しまれて去ることの重要性を心に刻みました。

【打ち合わせ】
 後援会決起集会で弁士をお願いしている方が市役所を訪ねてくれました。当日の話の内容について相談がありました。何も美辞麗句を並べてもらう必要はなく、思ったまま伝えてくれたら良いと意思を伝えました。「気合が入ると熱を帯びてくる」そうですから、当日のお話に大いに期待しています。

【記者発表】
 午後3時からは和歌山市に誕生する予定のコミュニティFM開設についての記者発表を行ないましたる場所は市政記者クラブで、四大紙を初め地元テレビと地元ラジオも会見に来てくれました。記者クラブにはNPO法人FM和歌山の理事が集まり、いよいよスタートを切る緊張感に包まれました。
 コミュニティFMはNPO法人で運営することにしています。和歌山市民の皆さん、期待して下さい。

【ミニ集会】
 夕方6時からはミニ集会です。いつも応援してくれ、今日も人を集めてくれた友人に感謝しています。本日の集会には会場いっぱい、50人を超える方が集まってくれました。仕事の後でお疲れのところ、私の話を聞いてくれたことに感謝しています。
 集会では市議会議員としての4年間の取り組みと新しい挑戦の主旨と目的を中心に、和歌山県を元気にする活動について話をさせてもらいました。和歌山県に元気がないことは皆さんが認知していることですが、具体的な取り組みがないので支援も期待も出来なかった様子があります。

 和歌山県議会の和歌山市選挙区は定数16人に対して候補者は19名。年齢的な面から入れ替わりのある特定の政党の候補者を除くと新人候補は一人だけです。新陳代謝が必要な時期ですが、入れ替わりが少ない状況です。新しい知事が誕生した和歌山県ですから、本来ならそれに伴った新しい候補者がもっと登場しても良いのですが、声をあげる人が少ないのが気になります。強い現職の壁に立ち向かうことが出来ないのか、あきらめなのか分かりませんが、新人候補が登場し難い環境そのものが問題なのかも知れません。

 組織や役所、そして社会を変えるためには、今までのルールを変えることと人を入れ替えることが必要です。何かが欠けても変化は成立しません。変わりにくい和歌山県を変えるためにも唯一の新人候補として頑張ります。

【打ち合わせ】
 夜は後援会スタッフと打ち合わせ。連日、遅くまで文句も言わないで頑張ってくれている誇れるスタッフに囲まれています。素晴らしいメンバーが揃っている後援会事務所だと自負しています。是非とも良い結果を出したいと心から願っています。
3月 6日(火) 「懇談と朝礼」
【懇談と朝礼】
 朝一番で某企業の経営者と懇談の機会を得て、社長業の考え方に触れた素晴らしい時間を持てました。最近は、普段は会えないような経営者の方々と会い懇談する機会を得ていますが、お金を出しても経験出来ないような体験をさせてもらっています。多くの人と接している社長は、一瞬で人を見抜きますからごまかしはききません。地位や肩書きではなく人柄を判断材料にしています。ですから誰とでも付き合うことはしませんし、信用出来る人とだけ接しています。それが社業繁栄の秘訣だからです。

 誰と付き合っているのかも、その人の評価になります。素晴らしい人は素晴らしい人脈を持っています。社長曰く、「誰の紹介かで、その人のことは大体分かります。子どもを知るには親を見れば分かりますから、紹介者は誰なかのが重要です。また子どもを見れば親が分かりますから、紹介されて会った人が本物であれば紹介者の評価もまた上がります。そのようにして人脈は拡がって行きます」。

 本当に人の付き合いはそのようなものです。良い人の集団と接することで、より良い輪が拡がって行きます。今の時代、誰と付き合っているのかが重要です。
 さて朝礼では社長が従業員の皆さんに私のことを紹介してくれました。
 和歌山県は固定化、硬直化していることは皆さんご存知のとおりです。もう変えていかないと和歌山県に未来はありません。現状を変えるためには人の配置を変えることが絶対条件です。県議会も同様で構成人員を変えることで現状を突破させることが出来ます。現職と元職が候補者となっている厚い壁に立ち向かっている新しい候補者を応援したいと思います。新しい人を支えなくては、誰もが現状に立ち向かうことを恐れてしまい次はありません。今回の挑戦は新しい和歌山県を築けるかどうかの挑戦でもあります。

 付き合いだけで従業員の皆さんに候補者を紹介することはありません。私は信頼出来る人だけを紹介しています。朝から訪ねてきてくれた候補者を、是非とも支援してくれるようお願いいたします。
 社長、本当にありがとうございました。本日の出会いと感激を忘れることはありません。

【市議会】
 市議会一般質問が行なわれています。そして議会において各種議員連盟の総会も開催されました。議員連盟の活動は多岐に及んでいます。森林保全のための活動、紀淡海峡大橋建設促進のための活動、全国大会誘致に関する活動などの連盟を設置して、議員団として行動を行ってきました。本日の総会は現在の市議会議員による議員団連盟としての最後の活動となりました。理由は言うまでもなく、市議会議員の改選期により議会構成人員が変わるため、新しい議員の皆さんの活動に委ねることになるからです。

 改めて4年間が過ぎ去る速さに驚いています。同じメンバーで活動することは二度とないことを実感し、与えられた使命は全力で取り組む必要があることを再認識しました。多くのことを学んだ議員団連盟の活動にロンググッバイです。

【意見交換活動】
 議会終了後、本日も皆さんとの意見交換活動を行いました。本日は、某自治会副会長に同行していただき、皆さんのところを訪ねました。皆さんのところにお邪魔することは生きた勉強をしているようなものです。人と会うことでしか学べないことがあります。
 M副会長さんには突然の依頼にも関わらず、快く同行していただいたことに感謝する次第です。また総括している副会長さんには、親切に応対していただきました。年末から体調を崩しているとお聞きしていたので訪問を控えさせてもらっていたのですが、退院し家に戻って元気さを取り戻しています。
 後援会決起集会にも参加してもらえることになり心強く思っています。

【懇親会】
 夜は懇親会に参加しました。会場となった施設の皆さんにも応援の言葉をいただき、十分すぎるほど励まされました。告示日まで一ヶ月を切り最終コーナーを周った感じで、これから鞭を入れにかかります。まだまだ追い込みが必要だと感じています。
3月 5日(月) 「市議会」
【市議会】
 本日から和歌山市議会は一般質問です。当初予算審議が主となる本議会では、各会派からの代表質問が行なわれたため一般質問は比較的少なくなっています。また昼間は日中友好議員団連盟の役員会も行なわれ、これまでの活動経過報告を受けました。議員団連盟の会員は市議会議員で構成しているため、改選期を迎える今議会で最後となります。当たり前のことですが改選期の前後で構成員は変わりますから、この議員で本会議に臨むのは今回で最後となります。人が入れ替わる季節は暖かさとは裏腹に寂しい季節でもあります。

【意見交換活動】
 市議会終了後は、皆さんのところをお邪魔して意見交換活動を行いました。二輪車を扱っている事務所とその隣の工務店では話を通してくれていたため、暖かく歓迎してくれました。続いてカラオケ好きの人達が集まる集会に招いてくれていたため、その場にお邪魔しました。歌を歌うのを途中で止めて、皆さんで熱心に話を聞いてくれました。このお店の店主も知人からの紹介があり応援してくれていて、会員の皆さんとも話し合うことが出来ました。後援会決起集会にも参加してくれる意向の方も現れてくれるなど、良い雰囲気の会合となりました。

 連続して自動車関係者を二箇所訪問。それぞれ仕事の途中でしたが、訪問する連絡をしていたこともあって社長が対応してくれました。感謝申し上げます。
 電気店をお邪魔した後、Hさん宅へ。Hさんの友人達も一緒だったため、皆さんを紹介してくれました。ところが驚いたことに友人の皆さん方は既に後援会に入会してくれていたのです。少し広がりを感じた瞬間でした。熱心な活動をしてくれているHさんに感謝するばかりです。

 続いてK電気店を訪問したところ、事務所にはポスターを掲示してくれているばかりか、系列の事務所にも掲示してくれている様子で事務所に迎え入れてくれました。電気機器を扱っている会社の社長は高校の先輩で、「あちらこちらで噂を聞いているよ」と街中の噂話を聞かせてくれました。社長は、和歌山県議会のあり方を疑問視しています。ひとつ目の理由は、定数削減問題から逃げていること。和歌山県議会だけが法定数の上限で議員手定数を決めていますが、納得出来ないとしています。和歌山県だけが特別な県ではありませんから、他府県と同様に財政問題や人口減少とリンクさせることが必要です。県議会の定数を削減する方向で活動して欲しいと依頼を受けました。

 また昨年末に新しい知事が誕生しましたが、新しい知事なのに議会では新人候補の名前が出ていないことを不思議だと思っています。何故新しい人が登場しないのか、何故既存勢力に任せるような選択肢があるだけなのか、和歌山県が停滞している要因が潜んでいると言います。保守的で変わろうとしない意思があるような気がします。組織を活性化させるには血の入れ替えが不可欠です。現職と元職で占められようとしている県議会への期待感は薄いようです。同時に、新しい人が登場することへの期待も感じました。
 期待を裏切る結果になると失望に変化します。和歌山県を失望させないためにも全力で活動しています。

 そしてY電気店を訪問、若い経営者が迎えてくれました。変化の少なく魅力のない議会を変えてくれるよう依頼を受けました。
 最後は福祉関係者を訪問し意見交換を行いました。医療分野と比較して福祉分野で働く人の雇用条件や賃金が低いことを改善したいと思って活動を行っています。福祉の話も聞いて下さいと要望を受けました。

【ミニ集会】
 本日の夜は女性に集まってもらってのミニ集会を開催しました。後援会事務所には満員となる30名を超える女性が集まってくれました。出にくい時間帯でしたが、お集まりいただきありがとうございます。お陰さまで熱気溢れる華やかな会合となりました。

 説明した内容は、議会での活動について、議会で議論されるようなテーマについて、議会に民意を届けるためには、議員と私たちとの関係について、私たちとまちづくりの関係について、などでした。折角の話し合える機会ですから、堅苦しくならないように、地方政治に興味を示してくれるような内容でお話させてもらいました。

 皆さんから励ましをいただき、元気に活動を継続させてもらえる活力も満ちてきました。
 参加してくれた女性の皆さん、そして事務所で皆さんを迎え入れてくれた女性スタッフの皆さん、遅くまでありがとうございました。皆さんがいるからこそ後援会活動を展開することが出来ています。最後までよろしくお付き合いをお願いいたします。
3月 4日(日) 「デザイナー」
【デザイナー】
 日曜日の今日、後援会事務所は朝からの来客で賑わいました。熱心に応援してくれている地元の方、同級生達、支援してくれている経営者、そして葵会会長などが訪れてくれました。同級生が集まって支援活動を行ってくれていることは有り難いことですし、経営者が後援会事務所の前に幟を立ててくれたことに感謝しています。

 また上海から和歌山市に帰ってきた若者が後援会事務所を訪れてくれました。彼はデザイン学校を卒業した後、上海で2年間デザインの勉強と修行を行い、日本に帰ってきたのです。そして帰った先が和歌山市です。日本で成功しようとすれば東京に行くところですが、自然に恵まれて気温も人も暖かい和歌山県が大好きだから、この生まれ育った地に戻ってきたのです。

 そして20歳代の若さで、自らの知識と技術を、後進を育てるためデザインスクールを開講する予定です。和歌山県内ではデザインなどの勉強をする環境が整っていないので、大阪府下の専門学校などに通学する必要がありますが、必要以上に時間と費用を要するので現実は厳しいものがあります。
 そこで和歌山市にいてもデザインの勉強が出来るようにと、自らが講師となってデザイン教室を開講することになったのです。素晴らしい行動力です。彼は大手化粧品会社のデザインも手掛けているなど仕事には困らないのですが、仕事だけではなく和歌山県のクリエイティブな仕事に関する環境を変えようとしています。一般的に人は形のあるものには躊躇しないで対価を支払いますが、デザインやホームページのデザインなどにはお金を払いたがりません。デザインは製品の付属的な扱いをされている部分もあります。

 地方都市にいてもデザイナーとして生活が出来る環境を整える、職業として認められる地位を確立したいとの思いがあるのです。和歌山県は第一次産業の比率が高く、サービス業の比率は比較的低くなっています。でも原材料以上の付加価値を生み出してくれるのがデザインやサービスなのです。一次産品をそのまま売っても需給バランスによる市場取り引きが行なわれるだけですから、大きな利益をもたらしてくれにくいものです。ところがブランドとして認められるとその製品の価値は、原料の何十倍にもなる場合があります。和歌山県にサービス業が定着すると、現在この地にはない付加価値を生み出してくれることも夢ではありません。
 この若者と話していると和歌山県の将来の夢が拡がります。先は誰にも分からないものですから、現在の自分が出来ることをやる、それが夢に近づく方法です。お互いに将来に向けた取り組みを行いたいと話し合いました。

【セミナー】
 今月に予定している後援会決起集会に弁士をお願いしている先生の講演会があり、少しお邪魔してきました。先生の話はいつもユーモアに溢れ、そして分かり易いのです。難しい話を難しく話すのは簡単ですが、難しい知識を判りやすく伝えるのは難しいものです。
 満員となった会場は先生の話しに引き込まれていきました。人が大好きで、温かく思いやりに溢れた話は私たちの人生に役立つものです。

【後援会活動】
 夕方からは後援会活動を行いました。後援会事務所付近の皆さんのところをお邪魔して来ました。この活動は楽しくもあり厳しくもあります。お邪魔して激励してもらえたり、来訪を歓迎してくれたら気持ちは晴れやかになります。ところが逆の場合もあります。冷たく対処されるなど歓迎されていない雰囲気があると、気持ちは不安定になります。この精神的なアップダウンが以外と疲れるのです。この活動は人生の修養になります。

【来客】
 夕方に後援会事務所に戻ると複数のお客さんが来てくれました。お忙しい中、激励に訪れてくれたことに感謝しています。また奥さんが入院中にも関わらず病院から後援会事務所に駆けつけてくれた方にも感謝です。後援会活動どころではないのですが、私のことを気に掛けてくれています。回復に向かうことを心からお祈りしています。
3月 3日(土) 「なんくま会」
【意見交換活動】
 午前から午後に掛けて皆さんのところをお邪魔して和歌山県の課題などについて意見交換を行いました。直接会って話を伺う機会は大切です。そして同じような意見が積み重なってくると、何かおかしいと感じる感性も大切にしたいと思います。このまちで生活をしている方達が疑問に思うことが多いほど、行政機関とここで生活している人の感覚にズレが生じていることを証明しているようです。財政面の問題を捨象すれば、多くの方の意見にある程度一致させることが望ましいのですが現実はそうはいきません。
 この差を如何にして埋めていくのか考えると、ただ長い道が見えるだけですが歩き続けることで発見があるように思います。立ち止まらないで歩き続けたいものです。

【なんくま会】
 1999年に和歌山県の南紀地域全体で開催されたのがジャパンエキスポ南紀熊野体験博です。オープンエリア型の博覧会は当時としては画期的なものでしたし、今も自然や地形を活かした地域振興を図ろうとしている状況を見ると、時代を先取りした博覧会であったことが分かります。パビリオンを造らないで和歌山県が持つ海や山、川を自然のフィールドと捉えてお客さんに来てもらうことを狙った博覧会は、その後の博覧会モデルを一新する役割を担っていました。

 世界文化遺産に認定されている熊野古道が脚光を浴びたのも南紀熊野体験博が最初だったように記憶しています。事実あの当時、熊野古道は単なる林道で、忘れられた道、価値がない道、価値を生み出すことなど想像も出来ない資源でした。古道が観光資源になると思っていた人の方が少なかったのではないでしょうか。
 博覧会の準備段階で、世界文遺産のフランスからスペインに向かう巡礼の道「サンチャゴ・デ・コンポステーラ」と世界で初めてとなる姉妹道提携を結び、そして南紀熊野体験博を開催し、その後の世界文化遺産認定に流れていく訳です。今では熊野古道は和歌恵山権が誇る観光資源であり、世界の古道になっています。

 昨年秋、地中海の国キプロスで開催された観光と宗教を融合した新しい観光産業としての取り組みを目指す国際会議で、東洋からは熊野古道を持つ和歌山県が招待され発表を行なっています。エルサレムやサンチャゴ・デ・コンポステーラなどの世界が誇る観光と宗教の聖地と同様に熊野古道を世界が評価してくれているのです。南紀熊野体験博の実行委員OBで構成している「なんくま会」の会員がキプロスで熊野古道について報告を行っています。本来は大きなニュースなのですが、昨年秋当時は和歌山県の官製談合事件が花盛りだったため、良い話題が表に出ることがなかったのが残念です。

 さて、7回目の開催となる今回の「なんくま会」の前会長と、現会長で永世会長に指名された現会長から挨拶がありました。当時の思い出話だけではなく、生きて来た歩みやこれからのことについても言及されました。
 長い人生の中ではエポックとなるような出来事が誰の下でも起きますが、それが何であったのか振り返った時に初めて分かることがあります。会長によると、必然の偶然という言葉で表現されましたが、偶然の出来事であっても、それが起きた後に重要な意味を持つものであれば、必然であると言うものです。私たちの人生には必然の偶然が満ち溢れています。気付くか気付かないのだけです。

 組織にいれば人事異動、転職、賞罰などが該当します。そのことによって後の人生が大きく変わること、そして生き方をも変えるような事象の意味を自分で分かることが大切です。必然の偶然を見逃してしまうと二度と現れてくれません。
 私にとって南紀熊野体験博は大きな意味を持つ必然の偶然です。会社の外の世界を知る機会となりましたし、今日も仲間と話したのですが、当時の若手、中堅職員さんが、今では役職や中堅として県庁を引っ張っている時代に突入しています。素晴らしい人脈として今では私の財産となっています。なんくま会の会員の皆さんを、これからもずっと大切にしたいと思っています。

 偶然は度々訪れますが、必然の偶然として自分のものに取り込むことがその後の人生を左右します。気付かなくても変化はありませんが、必然の偶然が発生したことに気付くと、今までとは違った人生もあることが分かります。歩くべき道の幅が拡がることで選択肢は拡大しますから、冒険であっても誤りの少ない安全な選択をすることが可能となります。
 私からも新しい挑戦に掛ける思いを挨拶として話す機会をいただきました。M幹事長、ありがとうございました。
3月 2日(金) 「いくつかの集会」
【集会】
 朝一番で市内のK企業を訪れて集会を行ないました。快く受け入れてくれた社長と従業員の皆さん、そして紹介していただいたSさんにお礼申し上げます。K社長は今まで一度も候補者を受け入れたことはなく、そしてどの候補者の応援もしたことがないので、会社に迎え入れてくれたのは今回初めてのことです。
 社長の考え方はとてもシンプルで勉強になりました。人に訴えるのは簡単で分かり易いものにしなければならないのです。自分だけが分かっているような小難しいことを語ったとしても、理解してくれる人は数パーセント程度と少ないのです。人に理解してもらうためには簡単に、ストレートが基本です。

 従業員の皆さんへの集会に関して社長が私を紹介してくれました。
 社長からは「何故県議会に新人候補が必要なのか。それは血液の入れ替えが必要な患者がいるのに血液を入れ替えないのでは、病気を治すことが出来ません。和歌山県の状態はそれと同じです。問題が起きても入れ替えをしないのでは県の病は治癒しません。是非ともしがらみのない若い候補者を送り込んで欲しいと思います。やるからには勝たないと意味はありません。皆さんも応援して欲しいと思います」と紹介していただきました。

 分かり易い例えで話してくれたので、私の挨拶がなくても良い位でした。
 さて社長は和歌山市出身ではなく一代で起業しています。誰も知らないまちで会社を起こせたのは、信頼出来る友人を作ったことが要因です。飛び込みで新規開拓を図るのは大変困難です。それよりも知り合いを通じて取引先を探すほうが関係を構築するのは容易です。金銭よりも信頼を大切にしたことから今があります。

 また現在の行政機関が取り組もうとしている観光施策についても効果がないことを示してくれました。自動車が急いでいるので100kmのスピードで1分間走ったとしても、赤信号で1分間停止すれば時速50kmで走っているのと同じになるように、週末の観光施策を講じたとしても観光客が訪れるのは土曜日と日曜日だけですから、30日の内の8日だけ賑わうだけです。一ヶ月の内わずか8日間だけ観光客が来たとしても、経済効果は期待できません。それよりも月曜日から金曜日の経済的な底上げを図ってから休日の賑わいを創出する施策を講じるべきです。 

 つまり週末毎に開催する単発のイベントを繰り返したとしても経済効果は少ないので、それよりも産業振興や企業誘致などに力点を置く方が、まちを活性化させるための基本です。本末転倒な施策にならないように気をつけて欲しいと依頼がありました。まちを活性化させるには人の流れを創り、土地の流動化を図ることが基本です。どんな施策を講じようとも、人と土地を動かせないとすれば全く意味はありません。
 あくまでもシンプルに、分かり易く訴えることが、他人に自分の考えを理解してもらうための基本です。
 その後、運送会社と観光事業者を訪問して意見交換を行いました。

【市議会】 
 本日の市議会は各会派の代表質問です。昨日の市長の施政方針に関しての質疑が交わされました。

【意見交換活動】
 夕方からは応援してくれているHさんと一緒に某企業を訪問。この企業の経営者は政治に関係するのは好きではなく、今までは一度も特定の候補者を迎え入れたことがありませんでした。ところが今回は意見を聞いてくれた上、事業展開している3箇所の事業所への職場に入ることを許してくれました。そこで各職場を周り責任者への挨拶をさせていだたきました。

【集会】
 そして午後6時過ぎ、今回の挑戦に関して推薦をもらっている組織を訪問し、理事以下皆さんが集まった会合で挨拶をさせてもらいました。この組織が候補者の推薦をしてくれたのも初めてのことだそうです。ありがとうございます。
 続いて午後7時から、業界として推薦をいただいている中のN会社を訪問し、幹部の皆さんが集まった会合に入れてもらって挨拶をさせてもらいました。今後、各事業所に入ることを通知してくれ、紹介してくれました。本当に心強い限りです。ありがとうございました。
 本日の最後は午後10時からの集会です。遅い時間でしたが、新しい挑戦に関しての話を聞いてもらいました。話を聞いてもらえる機会を作ってくれただけで有り難いことです。皆さん、遅くまでありがとうございました。
3月 1日(木) 「市議会本会議」
【市議会本会議】
 本日の和歌山市議会本会議では、当局から提案されていた平成18年度補正予算案を全て可決しました。また市長からの所信表明と平成19年度当初予算案の説明がありました。当初予算については3月20日まで審議されることになります。

【意見交換】
 市議会終了後Sさんと合流し、Sさんとその兄弟を交えて知人と意見交換活動を行いました。兄弟揃って支援してくれていることに感謝するばかりです。生まれ故郷から和歌山市に出てきて数十年が経過していますが、同じ故郷出身で和歌山市周辺に在住している人達による会が結成されています。皆さんを集会してもらえる機会となりました。

【ミニ集会】
 夜7時から1時間、約20人の方に集まってもらってミニ集会を開催しました。夕食時の大変外に出にくい時間帯でしたが、女性を中心に話を聞きに集まってくれたことに感謝しています。集会では現在に至るまでの議会活動の報告と、私の議会活動について報告を行ないました。議会報告の話を聞いた経験のある方は少なく、私の話を熱心に聞き入ってくれました。主な内容は次のようなものです。

 議会は特別なところではなく、議員が思いつきや自分の考えだけで発言をするのではありません。全ては地域の懇談の中や、皆さんから寄せられている課題や改善意見に基づいて本会議で質疑を行ないます。ですから議会では議員の取り組みによる民意を反映させることを基本としています。議会は皆さんの思いや考えを反映させる場ですから、どしどし議員に意見を預けて欲しいと思います。議員は皆さんから託された意見について、どう考えるべきかを検討し結果を導きます。人間社会での出来事に正解や誤りはありません。それは、ある施策を実行した結果、まちが良くなれば施策が正しかったとなりますし、しなければ何も変わりませんが、実行していないことで社会に変化はなくリスクは伴っていません。考えたことは行動に移すことで実現しますが、その過程には摩擦が生じます。しかし行動しなければ実現することはなく、その場合は何の摩擦も起こりません。

 摩擦が生じても実行するのか、摩擦を避けて何もしないのか、選択するのは私たち自身です。そしてその思いを託されるのが議員ですから、誰が議員になっても同じではないのです。皆さんの人を見抜く力を発揮して正しい選択肢を示して欲しいと願っています。
 その後、質疑応答も行い、一緒になって活動を継続させたいと願っています。
 質疑では和歌山電鉄貴志川線の継続や、和歌山市はいつもお金がないばかり言っていることから財政状況について、そして市民の意見はどの様にすれば市の施策に反映させることが出来るのかがありました。いずれも大切な課題ですから有効な意見交換の機会となりました。

【ミニ集会2】
 夜9時30分からミニ集会を開催しました。参加してくれた約10名の皆さん、本当にありがとうございました。その中に高校時代の同級生がいたことに驚きました。「応援していますから頑張って下さい」との言葉を頂戴し、同級生の候補者として、付き合いのある方々に広報してくれると約束してくれました。
 今日の話題にもありましたが、和歌山市の財政問題に触れると、何時でも誰からも厳しいと聞こえてくるだけです。しかし財政再建も大切ですが、若い人達の働き場所を確保して欲しいと思っている方が多いと感じています。企業誘致か新産業を創造するかが手段として考えられますが、本日は新産業を創出するために、新しい挑戦をしていることを周知させていただきました。目指しているのは和歌山県の新しい産業の取り組みで全国で一番の先進地になることです。
 以上のように、夜に二つのミニ集会を行い、良い感じで話を聞いてもらえたと思います。皆さんとは今後とも末永いお付き合いをお願いいたします。

活動報告/レポート 一覧へ戻る | 3月活動報告 | 3月活動日記