【朝礼】
朝から市内二箇所の企業を訪問しました。最初の企業では役員の皆さんが出迎えてくれました。また別の役員の方が私の家の近くに住んでいることから、応援していますと丁寧に挨拶に来てくれました。そして今夜の決起集会にも来てくれたのです。ありがとうございました。
次に向かったのは友人のA社長の紹介があったからです。A社長は一旦、自分の会社の朝礼に出た後、この会社に合流してくれたのです。お忙しい中にも関わらず時間を割いていただきありがとうございます。
【教育民生委員会】
今日から市議会は教育民生委員会が行われました。平成19年度当初予算の審議ですからより大切な委員会となります。私からも質疑を行ないましたので一部記載します。
和歌山市の売り物となっている和歌浦ベイマラソン・ウイズ・ジャズの予算額は前年度と同額ですが、議会答弁にあったようにフルマラソンは考えていないのですか。フルマラソンを期待している人が多いのですから、要望に応えて欲しいところです。
平成19年度は前年度と同じコースとなりますから、フルマラソンは考えていません。フルマラソンになると警察の許可が必要で、コース取りが難しいところです。ただ将来においては検討したいと思います。
Q. |
和歌山市の和歌山マリーナシティのヨットハーバーがナショナルトレーニングセンターに指定されヨット競技に弾みがついているのに、従来から実施していたジュニアヨット教室予算がなくなっているのは何故ですか。和歌山市の売りと反しているように思います。 |
A. |
従来のジュニアヨット教室の場所である和歌山マリーナシティがナショナルトレーニングセンターに指定されたことから護岸を改装しています。改修に1年間必要なため、今年は実施出来なくなりました。
|
Q. |
共同調理場が指定管理者制度を利用して民間事業者が委託を受けているのに、その委託費用分の予算が増加しています。指定管理者制度を活用しているのに予算が増加している理由を説明して下さい。 |
A. |
前年度の共同調理場の予算は別科目であり、本年度から科目変更となったので突出しているように見えています。同条件で比較すると約2,000万円の減額となっています。
|
Q. |
市立博物館の人員が10名から12名に増員されています。その理由は何ですか。 |
A. |
前年度の予算策定時は10名でしたが、期の途中で11名に増員されていました。博物館の仕事量の大きさから更に1名増加してもらえたと思っています。そのため2名増加となっています。
|
Q. |
博物館の仕事は忙しくて、特に展覧会の時は大変であることは知っています。私が言いたいのは、折角増員してもらいながら展覧会などの業務に必要な予算が増額されていないので、それでは人員に見合った十分な仕事が出来ないことを懸念しているのです。仕事に必要な予算も人の増員に応じて確保したら如何ですか。 |
A. |
予算を増額して欲しいのは山々ですが、そこまでは達していません。ただ展覧会の予算は設備などに関するものだけで、実務は学術員が携わっています。予算を抑えられているのは学術員の頑張りがあるからです。学術員の仕事を褒めてあげて欲しいと思います。
|
Q. |
私もそう思います。是非、和歌山市の文化を守るために頑張って下さい。
|
Q. |
組織改正で教育委員会に教育政策課が新設されています。子どもの教育、箱物やコンピュータ維持費用などではなく、大切な教育ソフト部分を検討する大切な部門だと思います。しかし予算案を見渡したところ、戦略的な予算はなく折角、教育改革の部門を作っても、予算が伴わないと仕事が出来ないのではないですか。 |
A. |
平成19年度はこの部門に予算配分はありません。
|
Q. |
平成19年度の教育予算は全体の10%を切っています。前年度は10%を超えていましたから教育の後退だと思います。予算が減少した分、そのためにも戦略的な部門が必要なのは分かりますし評価出来るものですが、予算が伴っていないようでは問題です。もう当初予算で組み込むのは無理だと思いますが、今後の教育水準を高めるためにも予算化を検討して下さい。これは要望といたします。 |
【決起集会】
午後7時から後援会決起集会を開催、場所は
和歌山東急インです。午後5時から会場準備に取り掛かり、午後6時頃から少しずつお客さんが来てくれました。今日集まってくれたスタッフは50人、4階の受付、駐車場係、1階の案内係、会場整理、音響と司会などに別れてお客さんをお迎えしました。
来場してくれたのは約800人。金曜日、仕事でお疲れのところ集まっていただき本当にありがとうございました。皆さんの声に勇気付けられ、また元気をいただきました。
本日、挨拶をいただいたのは、後援会長の真鍋光良さん。連合和歌山の村上会長。留学支援センターの牧野代表。古川カウンセリングルームの古川淑子さんの4名の皆さんでした。また弁士をお願いしていた慶風高等学校の坂口副校長先生は流感のため欠席となり、代わりに発熱の中にも関わらず暖かいメッセージをいただきました。本当にありがとうございました。
本日、多くの皆さんにお会い出来たこと心から感謝しています。
挨拶の要旨は次の通りです。
本日、週末のお忙しい中、このように多数の皆さんにお集まりいただき、ありがとうございます。心からお礼申し上げます。私がこの場所に立つことが出来ているのは、本日ご来場いただきまして皆さん方の支え、そして会場にいる青いジャンパーを着用した元気で明るく後援会事務所を盛り上げてくれているスタッフの皆さんがいるからです。4年間の皆さんからの支援のお陰でこうして本日を迎えられています。改めて感謝申し上げます。
さて春の到来。もうすぐメジャーリーグに松坂投手が登場しますが、メジャーリーグを見たことがない人でもワクワクします。どの世界でも新人の登場は見る人に楽しみを与えてくれるものです。新しい人が大きな舞台に挑戦する姿勢に、人はワクワク感と共に期待を寄せるのです。
さて今年4月、和歌山県も統一地方選が予定されています。しかし最初に予定されている県議会では入れ替わりの政党候補者を除くと新人候補は私一人の状況となっています。この状況に皆さんはワクワクしますか。本来であれば県政に問題があったことから、刷新を図る意味からも新人候補が数多く登場すべきなのですが、何故かそんな状況になっていません。もし私が今回の挑戦を見送っていたならば、現職と元職の人による戦いとなっていたのです。それが悪いとは言いませんが、私たちの選択肢は確実に狭められることになります。新しい候補者の選択肢がない訳ですから。
この閉塞感のある状況、高い壁に邪魔をされて新人候補が声をあげられない状況が、保守的で変化の少ない和歌山県を作り出している要因なのかも知れません。ただこの壁に挑戦することは大変な勇気が必要です。勇気と行動力、新しい人にはこれらの要素が必要だと思います。
新人候補である場合、現職のように地盤も知名度もありませんから、高い壁に阻まれているような感じがあります。それを打破するための後援会活動を行っていますが、名前を浸透させる難しさを感じています。
特にただ今は皆さんの、私たちの大切な平成19年度予算、つまり今年4月から来年3月までの市の予算の使い道の審議をしている最中ですから、まだ全ての皆さんの所にお邪魔出来ていない状況にあります。議会活動と後援会活動の両方を行っている時間的制約もあり、厳しい戦いとなっています。
それでも挑戦する必要があると思っています。挑戦するに際しては、まだ市議会1期では早いという意見もありました。しかし物事を成し遂げるには時期があります。旬というものがあります。いくつかの政策と事業展開を行っている今が最適な時期だと思っています。仕事の出来る今の年齢だからこそ出来ることがあるのです。2期〜3期やってから、ぼちぼち県会へなどと考えているようなら、何も成し遂げられないことでしょう。この時期に実施しないといけないことがあるから新しい挑戦を行なっています。
人生は偶然に左右されることがあります。自分の思っている通りに行くのが人生ではありません。しかし偶然は道を迷わすものではなく、偶然の出来事を取り込むことで人生の道幅が広がります。私の場合、和歌山県で開催された南紀熊野体験博に民間企業から出向した経験があります。全く違う経験をした訳ですが、これは自分の希望した道ではなく、偶然実行委員会に行くことになった訳です。その前には青年部のリーダーとして活動する立場を任されたことがあります。これも自らが望んだ訳ではなく、偶然指名されたものだと思います。
このように人生とは望んだ通りに進みたいところですが、常に偶然が付きまといます。しかし偶然の出来事を、自分の望む本道ではないから経験を捨ててしまっては回り道になります。偶然を取り込むことで進むべき人生は確実に広がります。全ての意味のある経験を自分のものにすることでこれまでと違った人生が現れるのです。
本日、偶然、ふたつの新聞に私が関わっている事業についての記事掲載がありましたので、紹介させていただきます。
ひとつは和歌山新報の一面の記事です。和歌山市でコミュニティFMを開設する取り組みです。全国の県庁所在地の市で、民間のFM局がないのは現在、和歌山市だけなのです。これも誇れない状況のひとつです。音楽文化や若い人達が世に飛び出す手段としての電波の力は大きなものがあります。ここの文化が欠けていることも和歌山市が低迷している原因のひとつだと思います。そして東南海・南海地震の危機が最も言われているのが和歌山県ですから、防災機能としてもFMは活用出来るのです。災害時には情報の伝達が最も必要とされるもののひとつです。早ければ秋から開局となります。是非とも皆さんも期待を寄せていただきたいと思います。
もうひとつは、今日の毎日新聞の記事です。前面に和歌山県の観光医療産業の取り組みについて紹介されています。和歌山県の資源を活かした新しい観光医療産業を創造する。それが和歌山県の活性化につながるものだと確信しています。これらの仕事をやり遂げるためにも、和歌山県の舞台に立たせていただきたいと思っています。
今、手掛けているこれらのこと、手掛けようとしていることは信託をいただけたら、全てこの4年間で実現させるつもりです。10年先、20年先、その内など言うつもりはありません。この4年間で実現させるためにも新しい挑戦を行なうのです。そのための挑戦です。公約を4年間で達成出来なかったらこの場所から退場する。その覚悟で挑んでいます。
議員としての活動と後援会活動を進めていると、本当に色々な経験を短期間で経験させてもらえます。最初は希望、夢、期待と言う言葉が現れます。その次には不安や揺らぎが現れると共に、高い壁が前にそびえ立ちます。そしてそれを乗り越えるための行動力や勇気が生まれてきます。長い人生で味わうであろう経験をこの年齢でさせてもらっていることで、少しは成長出来ているように感じています。一緒に活動している、これからするであろう皆さんと一緒に、多くの経験を味わいたいと思います。皆んなが幅広い経験をすることで地域や社会は変わりますし、やがて自分の人生も変わると思います。今後とも皆さんと一緒に成長して行きたいと思います。
最後に、是非とも引き続いて皆さんからのご支援をお願い申し上げます。さらに支援の輪を拡げていただきまして、成果を出したいと願っています。最後までご支援を心よりお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。