「会社経営。社会貢献、精一杯生きて夭折した先輩に学ぶ〜片桐章浩県会議員」
この春の県議選で当選した片桐章浩議員。優しい。謙虚だ。包容力がある。こころざしが高い。何より政治家として誠実。春秋に富んだ若い県議が「旅の終わり」というエッセイを自分のホームページで公開している。
ある先輩の通夜式に参列した。弱冠46歳。夭折(ようせつ=若死に)だった。複数の会社を経営し、社会貢献にも積極的で、県の将来を心配し政治活動にも参加していた。若くしてこの世を去った先輩に、心が痛むような感覚があった。
人の運命は分からない。あれほど元気だったのに、突然の病に倒れ、数ヶ月の闘病生活の後、不帰の客になった。信じられない。悲しみに満ちた通夜の中で故人の思い出がよみがえり、考えさせられることがあった。
人は誰でも死ぬ。全力で生きても、手を抜いて生きても、人は死に向かって生きている。しかし私達は生に限りがあることを忘れ、生命を意識しないで生きている。身近な人が死ぬと生命のことや人生のことを考えるのだ。
人間が人生を振り返り一番後悔するのは冒険をしなかったことだと聞いたことがある。安定した人生も良いけれど、仕事以外の分野にチャレンジしたり冒険する複線型の人生もまた良しである。
「ネバー・ギブアップ」。人生をあきらめない。人生は冒険だ。冒険のない人生はつまらない。冒険心をもって困難な人生に立ち向かう。「良くがんばったなぁ」。最後にそう言える人生。
旅の途中で、若くしてこの世を去った先輩の冥福を祈りながら、そんなことを考えた。
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