市政に関するお知らせ
和歌山市木造住宅耐震診断事業について
東南海・南海地震に備えて、生命と財産を守るためのひとつの手段として、和歌山市が個人住宅の耐震診断の補助を行うものです。
平成16年度の診断戸数は300戸を予定していて、超過した場合は抽選となります。

申し込み要件は次の通りです。
  1. 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅であること。
    専用住宅が対象ですが、兼業住宅の場合は述べ床面積の1/2以上が居住の用に供されていることが条件となります。
  2. 木造軸組工法であること。枠組工法、プレハブ工法などは除きます。
  3. 地上階数が2階建て以下であること。
  4. 述べ面積が200u以下であること。
  5. 上の条件に全て該当する住宅を所有しそこに居住する人。
    所有者が同居の親族または直系尊属を含みます。
提出書類として、申込書、間取り図、写真、付近見取り図、建築時期証明の写しが必要となります。

申し込み期間は、平成16年7月15日から平成16年7月31日までの間です。申し込みが受理され当選された方に対しては、市役所から承諾通知書が送られてきます。木造住宅耐震診断士による耐震診断日程の打ち合わせをした上で耐震診断を行い、耐震診断結果報告書が市役所から送付されます。

倒壊または大破の危険があると判定された場合は、各人が耐震補強の検討を行うことになります。和歌山市では、平成16年度は耐震改修に対する補助制度はありません。

災害への備えの原則は自己責任です。東南海・南海地震対策として、和歌山市での耐震診断制度は実現した事業です。上手く活用して家屋の財産管理を行い、耐震改修をして自己責任において生命を守って欲しいものです。