コラム
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2011/1/18
863  2011目標

2011年は希望の年です。これまでの行き詰った社会から未来を感じる社会に向かうからです。希望を感じる年になることを念頭において目標を掲げました。毎年のことですが、過去からの目標を思い返すためにも目標の歴史を記します。

2004年「行動する」。
2005年「継続する」。
2006年「一段高く」。
2007年「挑戦」。
2008年「昇る」。
2009年「元気&前進」。

2010年は「もっともっと飛躍」。

目標を見返すと懐かしくその年を思い出します。中でも行動、継続、挑戦は好きな言葉で、それを目標にしたことで意識の中に埋め込まれた感があります。

そして全てのものが新しく生まれ変わる年に目標にすべきことは、現実から飛躍したものではなくて基本を大切にすることです。

そこで2011年は「基礎をつくる」ことを目標に掲げて行動したいと考えています。

大きな飛躍するためには、一瞬屈むことが必要です。屈む行為は上に向かう行為と逆方向ですが、それをしないと大きく跳躍できないのです。時代が変わる節目において備えておくべきは、自分が変わることの先頭を切ることではなくて、どんな変化に対しても、その環境変化に対応できる力を備えておきたいものです。環境変化に対応するためには、基礎力を身に付けるに限ります。時代や環境が変わろうとも、人としても基礎は変わらないからです。どんなに時代が変わっても、正しくて優しいことは人が生きる社会の中で揺るがない事実です。時代の評価にも変わらない揺るがないものが基礎となります。

活動の原点は人に対する優しさ、そして正しい行動です。その行動は人に知られても問題はないかどうか。そのことを報道されても言い分があるかどうか。家族に知られても恥ずかしくないかどうか。言い回しが正確ではないのですが、挨拶に伺った会社に掲示されていた言葉がありました。それが正しさと優しさであり、それが人としての基礎力なのです。

今以上に行動することを継続させること。そして行動が伴うことに挑戦し続けることをするためには、基礎力を再確認することです。再確認は自分で出来ることと出来ないことがありますが、チェックするのに簡単な方法があります。それは周囲の方からの人としての評価を聞くことです。第三者から伝わってくる評価が、現在の自分の本当の姿です。良い評判が伝わってくれば謙虚にその姿勢を続けること。良くない評判が伝わってきたら謙虚に反省すること。これで自分の基礎力を確認できます。

基礎力とは大きく伸びても倒れないように根を張ることです。生きて成長するために必要な大地とは支援してくれる皆さんのことです。大地に根を張るためには、周囲の皆さんからエネルギーを供給してもらう必要があります。そこから倒れないように太陽の恵みを吸収して、大地に戻すことが信頼関係なのです。

2011年はこのような基礎力を作ることを目標に掲げます。