コラム
コラム
2011/1/7
857  今からやろう

やったことがない事が多いのは誰でも同じです。やつたことがないのは、関心がないから、やっても出来ないと思っているから、などの理由があるからです。その中で、やってみたいけれども、やったことがないのでやらないことかがあります。それをするにはどうすれば良いのでしょうか。

やったことがないのであれば、今からやって見たら良いのです。それでやらないことによる実現性のないことが全て解決します。今からやってみると出来ることがあるかも知れません。やった結果、成果が出なければ止めたら良いと思いますし、やってみたけれど思っていたものと違うと感じたら止めたら良いのです。

やりたいけれどもやったことがないのであれば、やって見ることをお勧めします。

そうして何事も実践している人かいます。パソコンの先生、地元の歴史を観光客に対して説明していること、音楽で演奏活動をしている人。一人で実践しているのです。最初はパソコンも触れませんでしたし、楽器も演奏できませんでした。それでも高齢者の皆さんを楽しませたいと思って、やって見ようと思い練習を開始しました。初心者でも練習を始めると、やがて教えられるようになります。

ある市からはパソコン教室で先生として教えに来て欲しいと依頼が来るようになりました。高齢者の皆さんの会を結成し、歴史を学ぶ旅行や、料理教室、講演会などを開催しています。そして福祉施設への慰問活動も行うようになりました。昨日までの初心者が講師になり、会を運営するようになったのです。和歌山市で生活をしている高齢者に楽しみを提供したいと思っての行動です。

今では賛同者も多く現れて、理事のメンバーで運営と次年度の活動計画の策定に当たっています。

やったたことがないけれど、やって見ようと思ったことが始まりで大きな活動になっています。皆さんの心意気は、昨日を忘れで、今日を喜び、そして明日を楽しむことです。今日は良い日だったと寝る時にその日を振り返り、昨日に返してあげます。自分の手を離して即日を返したところで、その日のことは忘れます。そして今日という朝を迎えます。今日という日はたった一日だけの宝物ですから、今日を迎えられたことを喜びたいものです。喜びの中に感謝の気持ちが芽生えます。そして明日に向けた種を蒔き、明日の実りを楽しむのです。

昨日になる今日という日の夜に反省し、新しい朝に今日を迎えます。そんな新しい今日を喜び、もうすぐ今日という日に孵化しようと準備をしている明日のために楽しみたいものです。

新しい日を迎えられる喜びと、明日を迎えられるという楽しみがあるから生きているのです。昨日までやったことがないことでも、今日からやれば明日になれば、やったことがあると言えるのです。今日の経験が明日の自分を形成してくれます。昨日よりも今日、今日よりも明日につながるサイクルを大切にしたいものです。