携帯電話に関する良い話です。ある人の携帯電話が故障したので、機体を修理に出しました。修理が仕上がってきた携帯電話は機能を回復してくれたと同時に、傷や汚れた部分をきれいに補修してくれていたのです。新品同様になって気持ちが一新したことを話してくれました。
私の携帯電話を眺めてみたところ傷だらけです。使っているので勲章だと思っていたのですが、その次の一言が素晴らしいものでした。「車もそうだけれども、傷が増えてきたら愛着が薄れてしまうよ」というものでした。素晴らしい事実です。
車の場合が顕著ですが、新車の時は大切に乗りますし掃除も車体をぴかぴかに仕上げます。ところが年数が経過したり、ボディに傷が入ってくると傷ついても何とも思わなくなります。それは愛着が薄くなっていることなのです。愛着がなくなるとものを大事にしなくなります。ものを大事にしなくなることは、そのことに関心が向かなくなります。関心がなくなると益々愛着が薄れます。
愛着が薄れないように人も物も大切にしたいところです。
【そのニ】ある人からこんな話を聞きました。
「この前、スーパーに行って買い物したら、ちょうどぴったり1,000円だったのです。
そんな奇跡あるんやぁと思って、しばらく「ぽかーん」としてしまいました。そうしたら店員さんから「なんか良いことあるかも知れませんよ」って言われて、小さな幸せを感じて嬉しかったなぁ」。
日常の中に小さな幸せは転がっているものです。要はそれを幸せと感じるかどうか。それ以前に、それを見逃していたら幸せは訪れません、小さな幸せがやってこないと、大きな幸せは訪れないものです。
【その三】「毎日、目まぐるしいスケジュールを元気にクリアして いつも高い志しを持ち続ける片桐さんを誇りに思います。そんな方を知っている私はとても幸せ者です。これからも、心の清らかな 素敵な片桐さんでいてくださ
いね。
それから、49年前に大変な思いをされた お母様に感謝してくださいませ。いつも優しくしてくださる片桐さんに心からHappy Birthday」。
誕生日は自分がお祝いしてもらう日でなくて、この世に送り出してくれた両親に感謝する日なのです。誕生日は、日頃、ご無沙汰をしてばかりして心配させている両親に感謝する日なのです。誕生日はお祝いの日でもあり、感謝する日でもあるのです。どちからと言うと後者の意味を持つ日にしたいものです。