コラム
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2014/10/1
1538    29回目

片桐章浩を支援する会主宰の議会報告会が29回目を数えました。会長が「片桐さん、今回が29回目の報告会になっています」と、平成26年9月の議会報告会の冒頭に言ってくれたので分かりました。毎月実施している報告会が積み重なり随分回数が増えているので、驚くと同時に少し嬉しくなりました。それは29回を年数に置き換えると2年と約半年になるからです。2年と半年も議会報告会を主宰してくれて、会場の準備や参加者を集めてくれていることに感謝しているからです。

これだけの期間続けられたのは、主宰者の人柄とお迎えするための準備が行き届いていること。そして参加してくれる皆さんが議会報告会を楽しみにしてくれていることがあります。

「片桐さんの議会報告は分かり易いし楽しい」、「県政の動きを丁寧に説明してくれています」、「最初の頃と全く変わらない姿勢で来てくれている」などの意見にあるように、親しみを感じてくれていることも嬉しいことです。

議会報告会は29回ですが、それ以外にも神社の清掃活動やペットボトルのキャップの収集活動なども行っていますから実数はもっと多くなります。

数字で記すとたった29回の議会報告会ですが、1からスタートさせたものが29回目を迎えたことに感動しています。1回目の次は2回目であり、その次は3回目と数字は1つずつ増えていくだけです。一気に10回目にはなりませんから、この積み上げた数字には重みがあります。たった一度だけ主催するだけでも大変な労力と時間が必要となりますから、こうして継続できていることは私達が小さな歴史を創っていることになります。

会が発足していなければゼロのままですし、最初に議会報告会を実施しようと思わなければ、会を設立しただけのことになっています。会を立ち上げることと、会を継続することは難しいことですから、価値がある取り組みだと思っています。

「次回開催すると30回目になります」と会長が話してくれたように、10月には30回目の議会報告会を行うことになっています。これまで取り上げたテーマは和歌山県の経済、企業誘致活動、再生可能エネルギー、海洋資源の活用、都市計画、紀の国わかやま国体、学力向上の問題、外国語教育、道路行政、地球環境問題、防災対策と津波対策などがあります。

積み重ねたものは簡単には崩れないと思いますし、参加してくれている皆さんの県政への関心は飛躍的に高まっていると思います。知識がなかったり、無関心でいると県政の動きが見えてきません。また政治参画しなければ、自分たちの思いや意見を行政機関に届けることはできないのです。自分たちの意見が反映されないで県政が進められているのと、自分たちの意見を反映する機会があるのとでは、県政への参加意識は全く違ったものになります。

県政を関心のある人に任せるのではなくて、自分たちが直接県政に参画していく意識を持つことが民意であり、県政を自らの意思に基づいた方向に変えられる力があるのです。県政に関心を持つことができているので、県議会の模様を地元テレビで見てくれているのです。このように県政に関心を持つと自らの行動が変わりますから、議員としての役割は皆さんに関心を持ってもらうことと参加意識を持ってもらうことにあります。

私達は続けてきたことへの誇りと継続する力を感じています。続けることで得られた力ですから、これからも持ち続けたいと私達は思い行動しています。