コラム
コラム
2014/4/18
1447    行動の結果の光景

いつもメールで嬉しい意見をもらっているTさんが訪ねてくれました。「片桐さんのコラムをいつも読んでいます。仕事などで落ち込んでいる時は励ましてくれて、やる気になっている時は刺激を与えてくれています。いつも片桐さんの言葉から力をもらっていますし、モチベーションの維持になっています。毎日、読むことは楽しいことですが、毎日、書き続けることは大変だと思います。僕にはとても真似のできないことです」と話してくれました。

ホームページの掲載記事を読んでくれている人が訪ねてくれて、このように直接意見を聞かせてもらえることは励みになりますし、とても嬉しいことです。発信した内容について反応があることが次につながる自信になります。

「片桐さんのコラムには温かいものがあります。読んでいると、温かいものが言葉の中に潜んでいることが分かります。マイナス思考になっている時は、そこから引っ張り出してくれますし、プラス思考の時は、この調子で頑張ろうという気持ちにさせてくれます。僕は強い味方を得ているようで、毎日が得をしているような気持ちになっています」と話を続けてくれました。

ホームページでは、政治活動や議会報告と共にメッセージ性のあるものを伝えることを目的にしています。自分の経験や学んできたことを、若い皆さんに伝えることを目指してコラムを書いています。ですから政治的な動きや考え方は極力取り上げることなく、社会や会社で生きるための教訓や、前向きに行動できるような考え方や心の持ち方のアドバイスになれば良いと思って、やや教訓めいたことを書いているのです。

人は自らの体験から学ぶことができます。それは行動した中から得られるもの、皆さんと話をする中で学べることや感じること、感動する話を聞いたり見たりした時のこと、そんな場面で得た言葉や思ったことを核として、メッセージ性のあるものにしています。

たった一つだけでも琴線に触れる言葉があれば、そこから思いや考えを膨らませていきます。言い方を変えるなら、キーワードになる言葉が一つでもあれば一つのコラムを書くことができます。このようにして自分の言葉で皆さんに伝えたいことを書いているのです。

「読んでくれている人がいると思うから記事を更新できるのです。今日のように、感想を聞かせてもらえることや励ましの言葉を頂戴することが励みになっています。読んでくれる人がいるから書けるのですよ。特に若い人が何かを感じてくれたり、仕事などで行き詰った時に読み返してくれるなら、書いている目的は達成できていますし、メッセージを発信する意味があると思います」と、お礼の言葉を伝えました。

このようにホームページを読んでくれている皆さんからの意見や感想を頂戴したり、直接意見を伝えてくれることは嬉しいことなのです。今日のように、ホームページの内容や言葉によって読んでくれた人が行動を起こしてくれるのであれば、そこに温かいものや勇気を掴む言葉が存在していると思います。

感動してそのまま、言葉に励まされたのにそのままでは、現状を何も変えることはできません。感動や励まされた後にどんな行動を起こすのかによって、その後の生き方が変わります。ホームページを読んで訪ねるという行動は昨日まではなかったことであり、昨日の光景と違うものです。違う光景を見たければ行動を変えると良いのです。