コラム
コラム
2013/10/22
1347    自分の知らない自分

ふたつのメッセージを紹介します。嬉しいことに太陽のように暖かいメッセージをいただきました。

日々皆さんからたくさんのメッセージを頂戴していることに感謝。そして幸せで、嬉しい言葉に包まれて生きていられることへの感謝の気持ちを持ち続けています。幸せな言葉は人に元気を与えてくれるものであり、批判の言葉は人の心に傷を残して立ち去ります。

幸せな言葉を贈り合う関係は、それぞれが幸せな生き方をすることになりますが、批判の言葉を浴びせた人は、その人達の仲間から消え去ることになります。批判はその言葉を発した人が批判の言葉と共に消え去ることになりますから注意したいものです。

幸せな言葉はポカポカ暖まる太陽のようで、批判の言葉は北風のように身を切る冷たさがあります。ですから自分が使う言葉は太陽のような言葉にして、温かさを相手に伝えたいのです。温かいところに人は集まり、笑顔で談話をすることになります。

でも北風のような言葉を使っているとそれが習慣となり、やがて誰に対しても北風のような言葉を使うようになります。人工的な北風が吹くところに人は集まってきません。

次のメッセージは幸せにさせてくれる言葉です。

「あなたにとって素敵な一年になりますように。たくさんの幸せがあなたに訪れますように。お忙しい毎日ですが、暖かい太陽を浴びるしなやかなコスモスのように、活き活き輝く毎日を幸せいっぱい過ごして下さい」。

「片桐さんおはようございます。人生に対して、主体的に、能動的に、片桐さんの内面からの御意志で行動とご判断と分析をされていて、素晴らしいといつも思います。 ショックな出来事で、あるいはピンチが起こり局面に立とうとも。また、パラダイムの変換があり、ご経験を糧にされる強さがしなやかです。惑いがないです。ますますのプロフェッショナルな御活躍お祈り申し上げます」。

決してメッセージで称えてくれているような人格者ではありませんが、言葉はその人に言葉通りの人格を与えてくれる場合があります。謙虚にいながらも、臆することなくこのメッセージを額面通りに受け取りたいと思います。きっと、このように見えているのだと思うからです。

人は自分の知っている自分と、自分の知らない自分があると言われています。もっと細かく分類すると、自分が知っていて相手も知っている自分。自分が知っているけれど相手が知らない自分。自分は知らないけれど相手が知っている自分。そして自分も相手も知らない自分のよっつです。

自分も相手も知らない自分の領域を狭め、自分も相手も知っている自分の領域を大きくすると、自分にズレがないので生き方が楽になると言われています。今回のメッセージは自分が知らないけれど、その人が知っている私の見え方を届けてくれたようです。

暖かい太陽を浴びてしなやかに生きているコスモスのような自分。主体的に、能動的に自分の意思で行動と判断ができている自分。経験を糧にした強さがあり、その強さにはしなりがあるという理想の姿の自分。自分の知らない、こんな自分が存在していると思うと、とても強くなれます。自分の知らない自分のことを伝えてもらえることは幸せです。