コラム
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2013/9/9
1322    幸せ実現の法則

多くの本を出版している作者の話を聞く機会がありました。話の中で幸せ実現の法則を教えてもらいました。それは簡単な法則ですから、誰でも今直ぐ実行できるものです。その法則とは、相手の嫌がることをしないこと。そして相手の喜ぶことをしてあげること。このふたつです。とても簡単なことですが実践しようとすれば難しいと感じることです。

もう少し具体的に書くと次のようになります。

今直ぐやめた方が良いこと。

  • 細かいことを口うるさく言うこと。
  • 相手をけなすこと。
  • 大声を出して怒ること。
  • きつい言い方をすること。
  • 相手のプライドを傷つけること。
  • 欠点を無理やり変えさせようとすること。自分の考えを押し付けること。
  • 暴力を振るうこと。

これらのことは今直ぐ止める方が良いことです。

それではやってあげたいことは次のようなことです。

  • 愛情表現を豊かにすること。
  • 思いやりを持って親切にすること。
  • 聞き上手になって楽しい会話をすること。
  • 考え方の違いを認めること。
  • 長所や努力を心から賞賛すること。
  • できるだけ自由にさせてあげること。
  • 両親を大切にすること。

これが進んで実行したいことです。

如何でしょうか。書くと簡単なことばかりですが、実行する段階になると立ち止まってしまいそうです。それは自分を中心に考えているため、相手のことよりも自分を大切にしているからできないのです。人は自分のことが世界で一番大事に思っています。世界平和よりも、世界の発展よりも、自分の幸せが一番大切なのです。だから自分のことを一番に考え。世界につながっている相手のことはそれ以下で考えるのです。

でも世界につながる窓口は今目の前にいる人です。人を通じて私達は世界につながることができるのです。どれだけ良いアイデアがあったとしても、どれだけ素晴らしい才能を持っていたとしても、人とつながらなければ世の中に出ることはありません。その第一歩が目の前にいてくれる人なのです。

その相手をけなしたり、プライドを傷つけたり、細かいことを口うるさく言っていると、信頼されなくなります。それよりも、人には思いやりを持って接することが大切なのです。

世界は与えたものが受け取るものという法則に支配されています。相手を批判すれば自分も批判されることになります。相手を称えたら、自分も称えられることになります。相手に親切にすれば、自分も親切にされることになります。

進んでやってあげたいいことを実行すれば、自分も同じような思いをすることになります。相手にやってあげたいことは、自分もやってもらいたいことなので、とても気持ちの良い関係になります。

口うるさく言われたくないと思ったら、自分が口うるさく言わないことです。親切にされたいと思ったら、自分から親切にすることです。自分が欲しいものを先に求めてはこの法則は働きません。あくまでも自分から先に行動することで欲しいものが受け取れるのです。

幸せ実現のためには、一の法則は相手の嫌がることをしないこと。第二の法則は相手の喜ぶことをすること。このシンプルな法則に従うことです。