コラム
コラム
2013/8/21
1311    往復書簡

「感謝の心」を読んだ感想を聞かせてくれましたが、これが本当に素敵な感想なのです。独り占めするのはもったいないので共有します。但し、原文からは自分の感想も交えて少しアレンジしています。

「私の何気ない一言や、他愛もない一言を覚えてくれて、喜んでくれたりしていること。他の皆さんが話しているような気の利いたことや勉強になることでもないので、嬉しいやら恥ずかしいやら、という気持ちです。

コラム感謝の心も本当にその通りだと思います。一つの点を除いては。反省しなくてはならないことは、大切な人への感謝の気持ちを忘れていることです。もし大切な人が倒れたら、好きなこともできなくなります。元気でいてくれだけで幸せなことです。

お盆は魂になった方々とまだ元気に長生きして欲しい母に会いに行きます。父母にいつも以上に感謝の心を伝えたいと思います。また新しい一週間が始まります。希望の一週間です」。

とても素敵なメッセージです。感謝の心に対して感謝の心を返してくれました。しかも感謝する心と行動を伴ってです。

このメッセージに対して返事をしました。

「コラムの感想を聞かせていただき恐縮です。お盆の時期、今は魂になった人との再会があります。悲しくもあり、楽しくもあり、若い頃にはなかった感情が湧き起っています。人はつながっていますし、生でもあった魂ともつながっていると思います。人は心で魂とつながっているのだから、人と人はもっとつながっているはずです。今近くにいてくれる人の存在は奇跡で、関わっていてくれることは、私達を助けてくれていることだと思います。だから常に感謝ですね。今日もご縁としか言いようのない出来事がありました。

預金不足で引き落としが出来ていなかった会費がありました。そのため会費を支払うために直接事務局に行きました。そこで責任者に偶然出会い、お盆の時期なので少し時間があると言ってくれたので、支払いを済ませてから応接室にお邪魔しました。懇談している中で面接の心得を聞かせてもらえたのです。今月中に面接に対する心構えのレクチャーを必要としている人がいたので、そのことを伝えると、「直ぐに来てもらって下さい」という言葉をいただきました。目の前から携帯電話をかけて趣旨を説明した後、「今から準備をして20分で来て欲しい」と伝えました。その後、面接の心得を必要としていた彼は、僕が立ち去った後の応接室に到着し、面接の心得を伝えてもらったのです。

もしこの会費を引き落としで支払っていたとすれば、今日事務局に行くことはありませんでした。もしそうだったとしたら、責任者に会いませんでしたし、面接の話をきくこともありませんでした。

ひとつの出来事が次々に次へとつながりました。良いご縁があるとそれからの流れが良くなります。流れが良いと氣が流れ、物事は良い方向へと進みます。結果として良いご縁は良い氣の流れをつくり、そして流れを良くしてくれます。」

預金不足という失態でしたが、これもサムシンググレートが次につながる流れを作ってくれたように感じます。自分が出会う出来事には意味があると言うことを感じました。この往復書簡は感謝の気持ちを持つと、奇跡に思えることが簡単に起きたことを示しています。