コラム
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2013/3/22
1220    美人の25か条

宝塚歌劇団には「ブスの25か条」というものがあると聞きました。その25か条は有名だそうで、引用できると思いますので書くことはしませんが、それを基にして漫画家の新條まゆさんが美人の25か条というものを書いていることも聞いたのでそれを紹介します。

1 いつも笑顔が絶えない。2 ありがとうの言葉をよく口にする。3 なんでもおいしくいただける。4 キラキラしたオーラに包まれている。5 根拠のないプライドは持ち合わせていない。6 愚痴をこぼさない。7 希望や信念がある。8 いつも周りの人に感謝をしている。9自分を大切にしている。10 声にハリがあり、元気がいい。11 小さな声でクヨクヨしない。12 他人に嫉妬される存在。13 瞳が輝いている。14 常に口角が上がっている。 15 責任感が強く、他人のせいにしない。16 自分の軸をしっかり持ち、ブレない。17 いつもポジティブシンキング。18 前に進むための努力を怠らない。19 人のためにする労力をいとわない。20 信頼できる人間が大勢いる。21 人生においても仕事においても意欲的である。22 常に謙虚な気持ちで、他人を見下さない。23 周りのアドバイスや忠告に耳を貸す。24 人の振り見て我がふりを直せる。25 存在自体が周りを明るくパワフルにする。

以上が美人の25か条ですが、これは美人の条件ではなくて素敵な大人の条件とも言えるものです。常に明るく元気に、そして謙虚で、人のことを自分のことのように大事に思う気持ちを持っていることだと思います。

どんな教訓からでも感じることですが、決して難しいことを言うのではなくて、当たり前のことを当たり前にすることが日常心掛けておくべきことです。これらはやろうと思えば簡単なことですが、実践してみると以外と難しいのです。

キーワードだけを抜き出すと、常に笑顔がある。ありがとうと言える。希望を持っている。感謝の気持ちがある。元気で明るい。責任感がある。誰に対しても謙虚である。これらの気持ちを持つことは簡単なように思いますが、思うだけではなくて行動で示すことで効果が発生します。その行動力を持つことが難しいのです。

嫌なことがあっても笑顔でいること。これは難しいことですが、笑顔でいられると嫌なことは消えてしまいます。

小さなことでも感謝の気持ちを「ありがとう」で伝えること。私は外食をする時、お水を持ってきてくれても「ありがとう」と言いますし、取り皿を持ってきてくれても「ありがとう」と言います。勿論、注文したものを持ってきてくれた時も「ありがとう」と言いますし、お勘定をする時も「ありがとう」と言います。一回の食事で10回以上「ありがとう」を言う時があります。つまりサービスを提供してくれる数だけ「ありがとう」と伝えているのです。すると不思議なことが起こります。運んでくれる度に「ありがとう」と私が言うので、最初は反応しなかった店員さんが、途中から笑顔に変わるのです。無表情と無表情で人と接するよりも、笑顔と笑顔で人と接する方が幸せになります。

謙虚でいることはとても大事なことです。謙虚でいると人は何かを教えてくれるので学ぶことがでてきます。経営者であっても店員であっても同じ気持ちで接することで信頼が生まれます。信頼は日々の小さな積み重ねから生まれるものです。

美人になるために25個の行為はできなくても良いので、できる項目から始めましょう。