コラム
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2012/8/22
1096    暑中見舞い

こばと学園の子ども達から嬉しい暑中見舞いが届きました。三人の子ども達からいただいた書中見舞いは嬉しい宝物になります。平成24年も暑い夏ですが、いつまで経ってもこばと学園との夏の思い出とこの暑中見舞いは忘れないと思います。今日も頑張れるのは、こんな自分でも支えている人がいて、逆にみんなから支えられていることに気付くからです。次はこばと学園の夏祭りのお手伝いに伺います。みんなと楽しめる楽しい企画を考えています。

高校生からの暑中見舞い。「暑中お見舞い申し上げます。いつも色々と私達のために御支援していただき本当ありがとうございます。私は高校でソフトテニス部に所属しており、今回全国大会に出場することが決りました。毎日、暑い日が続いていますが、お身体に気を付けてください」。

小学校4年生からの暑中見舞い。「暑中お見舞い申し上げます。片桐さん、いつもありがとうございます。私は小学校4年生です。剣道を週に三回やっています。これからもよろしくお願いいたします。暑い日が多いけれどがんばってください」。

そして小学校3年生からの暑中見舞いです。「しょちゅうおみまいもうしあげます。かだきり先生、いつもありがとうございます。小学校3年生の女の子です。これからもよろしくおねがいします」。そしてトンボとクワガタムシの絵が添えられていました。

子ども達の素直な感想がここにあります。葉書を書いた本人は忘れてしまうと思いますが、受け取った方は大切にするものです。教師でない大人としては子ども達にできることは少ないのですが、普段から関わりを持つこと、そして継続したつきあいをすることができることだと思います。

こばと学園さんとは、夏祭り、クリスマス会、春の運動会、水泳教室の協力、社会施設見学会、吉本新喜劇の観劇などの思い出があります。そして学園内の子ども達によるクリスマス会にも参加させてもらっています。先生方ともとても仲良くさせてもらっています。

継続することが力になることを実感できた三枚の暑中見舞いです。何の関係も無い子ども達から葉書が届くことは絶対にありません。何かの行動や行為、そしてそれを実施している気持ちがあるからこそ結果が生まれるのです。

人にとって嬉しいと思ってくれる行為をすることは、自分にとって嬉しい結果となって返ってきます。行動は行動で返ってきますし、言葉も言葉で返ってきます。常に自分の行為が相手から自分に対する行為という結果で受け取ることになるのです。

良い行いは良い結果として現れます。そうでない行いをすれば、それに見合った結果として表れます。人が主体となる行いの絶対の法則です。もし思うような結果が受け取れなかったとしたら、それは自分の行為がその結果を受け取るまでに至っていないのです。

勿論、自分の都合の良い結果を受け取るために行う行為では効果がありませんから、心から思っていることを素直に行動に移すことが大事なことなのです。子ども達に対しての行為では見返りを求めません。そんな見返りを求めない行為が結果として表れるのです。