コラム
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2012/7/19
1078    言葉ひとつ

和歌山県議会は、定例会一般質問の様子が地元テレビ局のテレビ和歌山で放映されます。これは観てくれている人が多く「テレビで見たよ」と観た人が声を掛けてくれます。

みなべ市の飲食業の人と会った時も「今週の月曜日テレビで見ました。お会いするのは今日初めてですが、今日会えるとは思っていませんでした」という言葉を頂戴しました。皆さんから反応があることは嬉しいことです。

そして感想を寄せてくれた人もいます。

「今、たまたまテレビを観ていましたら片桐さんが登場していました。テレビの片桐さんに釘付けになってしまいました。昨日の懇親会で一緒だったのですが、昨日は二次会どころでなかったのですね。政治は政治家の方にお任せ、と思っていた頃の自分が、片桐さんに出会えたお陰で、だんだん分かってきたことが日々あります。ありがとうございます。
和歌山県を引っ張って行って下さい。私も片桐さんのお手伝いができるように頑張ります。県議会定例会の様子を、テレビを観る楽しみができました」。

とても嬉しい意見です。多くの感想をいただくことは嬉しいことです。そして励ましの意見や嬉しくなる意見、前向きな感想を聞かせてもらえることは、とても勇気づけられますし、やる気が満ちてきます。良い言葉は人に元気の素を与えてくれる作用があります。

反対の言葉があります。所謂、批判というやっかいなものです。行動や代替案を伴わない単なる批判を聞かされるだけでは、これからの活動の素にはなりません。自分は批判に曝されない安全な場所にいて、行動している人を批判するのは是非とも止めたい行為です。

加えて批判は匿名のものが大部分で、匿名メールや非通知での携帯への電話は不愉快ですし非常識です。批判などで相手の気分を悪くする行為をする人は、自分で自分のエネルギーを弱めています。負の言葉を発すると自分に跳ね返ってくることを知るべきです。

相手を褒める、称える、勇気付ける言葉や行為は、その言葉を発して、聞いている自分にとって良い効果をもたらしてくれます。

また人に何かの行為をした場合、後に届けてくれる言葉は元気の素になります。今日一日の間に届けてくれた嬉しくて励みになる言葉です。

「将来に虹が架かったように思います」。

「いつも懇親会で飲む機会が多いのにホームページを更新しているのは凄いことです。真似のできることではないので敬服します。」

「今までにない対応をしてくれました。これは早速、動いてくたれからかな、と思いました」。

「凄く嬉しく思っています。感謝です。ほんまにありがとう」。

こうして書いてみると簡単な言葉ですが、言葉から状況が浮かび、皆さんの温かい心が感じられます。言葉は人を勇気付ける正義の武器になるのです。言うことは簡単ですし、言葉に感謝の気持ちを添えるだけで良いのです。

言葉一つで相手が変わるし自分も変われるのです。