コラム
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2012/6/28
1065    人生の法則

人生の法則についての講義を受けた方からその成果を聞かせてもらいました。とても役に立つ内容です。人生の法則は4つです。

ひとつ。人に与えたものは必ず自分に返ってくることです。与えるとは単発のものではなくて与え続けることです。そして与えた相手から直接何か返ってくるとは限らないのです。また返ってくることを期待して、或いは狙っても与え続けられないのです。無欲で与え続けることが自分に返ってくることにつながります。

ふたつ。存在に対する証人が幸せな人生の第一歩になること。Be 、Do 、Haveの法則があります。Beとは自分の存在理由のことで、夢や目的を指します。Do、ではそれを適えるためには何をすべきか。それは行動すべきことです。そしてHave、そうするとそれを手に入れられるのです。

みっつ。許しと感謝は幸せを約束すること。許すとは聴すことで、相手の話を聞き入れることです。そして感謝には3つのレベルがあります。何かをしてもらった時に「ありがとう」と思える心。あって当然と思っている事柄に感謝できる心。そして自分に降りかかる困難や災難、課題にさえ感謝できる心です。相手の話しを聞いて、感謝の気持ちを持てることが幸せを運んでくれます。

よっつ。課題に向き合い続けることで成長が約束され人生は光り輝くこと。成功の反対は失敗ではなくて何もしないことです。課題に挑戦し続ける勇気があれば、人生は輝きます。課題は先送りしたとしても逃げ切れません。直面している今、課題に向き合うことです。

高齢者ケア専門のトレーナーであるナオミ・フェイルの言葉です。「人生の各段階で、その時々向き合わなければならない固有の問題がある。私たちは自分自身でその課題と奮闘し、それを成し遂げ次の課題へと進んでいく。もし未解決の課題を残してしまった時、その課題は必ず人生の最終ステージであなたの前に立ちはだかる」というものです。課題は解決しておかなければ課題として立ちふさがります。決して先送りをしないように。

最後に。自分が源泉だということを知って下さい。自分の周囲に起きる出来事は、全て自分が創り出した結果であるという立場をとることです。カール・サイモントン医師の療法にサイモントン療法というものがあります。患者は、自分が癌であることを知っています。そしてそれを創り出したのが自分であることも知っているのです。病気でさえ自分が創り出したものなのですから、自分の周囲の出来事程度であれば自分で創り出せるのです。

そうすると良い出来事に囲まれることは簡単です。4つの人生の法則を実践すれば良いのです。1.人に与え続けること。人に与えたことが自分に返ってくるものです。2.Be、Do、Haveの順序で人は夢を実現すること。3.「許します」と「ありがとう」を口癖にすること。4.課題と向き合えた時が人としての成長が始まるので、今ここで向き合うこと。

たった4つの人生の法則です。簡単なことだと馬鹿にしないで、簡単なことを実践しましょう。