感謝できることがありますか。今感謝していることはありますか。朝起きて最初にすることを感謝することにしてみて下さい。これだけで人生が変わることを教えてもらいました。毎日するのは簡単なことではありませんが、是非とも実践してみて下さい。

毎朝、感謝する対象を思い感謝しているとその日の過ごし方が変わりますし、何気ない日常が幸せであることに気づきます。感謝することは無理に考えて捻り出すものではなくて、自然に思い浮かぶことで良いのです。

自分で自分に質問をして下さい。「今、感謝できることは何ですか」。直ぐに浮かび、そして毎日思い浮かぶ答えがあります。

• 朝、健康な状態で起きられたこと
• 家族と一緒の朝を過ごせること。
• おはようと言える人がいること。
• 悩むことなく笑顔で朝食を食べられること。
• 仕事があること。行き場所があること。
• 多くの素敵な人に囲まれていること。
• 毎日やるべきことがあり、日々充実していること。
• 将来に希望を持てていること。
• 今日出会える人が約束の時間を待ってくれていること。
• 両親と家族が今日も元気に過ごせていること。
• 手帳を見て、今日生きていることを確認できる予定が詰まっていること。

例を掲げて見ました。どれもこれも毎日の些細な出来事で、意識しなくても自然にしていることばかりです。毎日感謝して思うことは、特別なことは滅多にないということです。

毎日が特別なことで構成されているのであればそれは素敵なことですが、そんな特別な日で包まれた人はいないと思います。毎日感謝できることがある、やれることがあることが幸せなことなのです。幸せは誰かから贈られる特別なプレゼントではなくて、自分の気持ちが作り上げるものなのです。与えられている今日という一日を過ごすことが幸せなことなのです。

その証拠に先に掲げた感謝している項目が欠けている状態を記して見ます。

• 朝、健康な状態でないこと。→熱がある、心配事がある朝は幸せが遠くなります。
• おはようと言える人がいないこと。→一人で向かえる朝は寂しいものですし、挨拶できる関係の人がいないことも寂しい一日の始まりとなります。
• 仕事がなく、行き場所がないこと。→無駄な一日を過ごすことになります。社会やのために人に役立つことがないと人は幸せにはなれません。

どうでしょうか。少し表現を変えるだけで一日が一変することになります。当たり前の日々に感謝したくなります。毎朝、感謝の気持ちを確かめて、一日をスタートさせたいものです。