目標を掲げることはとても大事なことです。そして掲げた目標を忘れないように常に書いたものを携行することはもっと大事なことです。自分の掲げた目標を常に持っている方がNさんです。

Nさんの目標を見せてもらいました。2012年と2013年、つまり今年と来年の目標が具体的に書き込まれています。ここまで具体的に書くことが出来ていたら実現することは間違いありません。

参考までに2012年の目標は、テーマが「輝く」、輝かせるものは、身体、心、社会、社会、教養、経済の6項目です。自分に近いものから順番に範囲を広げています。テーマに関して具体的な記述と写真掲載があります。バリ島に行きました。ゴルフ4回達成。シンガポールに行きました。家族は最高に幸せです。という記述がありました。

そして経済面では1,000万円のお札の束が写真入りで掲載されています。銀行発行の1,000万円の帯が写真入りであります。達成した後のイメージが具体的ですから見事です。

そして全て結果系で書かれていて写真入りです。具体的に達成したイメージが書かれているので、既に達成した出来事となっている点が注目です。

既に2013年の目標も具体化されています。仕事は順調で、今あるリラクゼーションサロン7店舗が順調に業績をあげていることが記されています。そして7つの店舗のことを「大好き」と表現しています。大好きな事業所だから大切にしているのです。

更に自社ビルを所有することになっています。サロンの売り上げが伸び、月収は500万円となっています。年収は500万円罰12ヶ月で6,000万円と記載されています。

実に見事な目標計画が具体化されています。常にカバンに入れて持ち歩いていて、毎日、目標を確認しているのです。人から尋ねられると即座に見せて説明することが出来るのです。Nさんからこの目標達成表を見せてもらっていると、隣の人からも「何ですか、見せて下さい」と輪が広がり、その方も「凄い」と写真を撮影しました。目標はオープンにすることと、自分が達成した幸せを他人に分け与えることが実現することを後押ししてくれます。

そして見てくれた人からサインを貰うことで、目標達成をより強固なものにしてくれます。自分と共に友人が確認してくれたことで、思いは現実のものになるように動きは加速していきます。　自分が目指すべきものがあれば、目標達成シートまたは目標達成表とも言うべきものは書いておくべきですし、それを携行することで目標を確認することができます。毎日、見ることで目標は現実化していきます。

目標を掲げ行動することの大切さは多くの人が知っています。しかし具体的な目標達成表を持ち歩いている人は少ない筈です。直接見せてもらったのは初めてでした。「片桐さんの場合は5年先まで書いておくと良いですよ」と薦めてくれました。直近の目標と共に中長期的な目標を持つことで、より遠くまで行けるからです。具体的な記述と写真掲載でイメージ力を高め現実と同じくすること。それが目標を達成させ現実のものにしてくれます。