コラム
コラム
2012/3/16
1000    1,000回達成

平成15年5月。和歌山市議会議員に当選させてもらいました。その時から始めたホームページとコラムの執筆。平成24年3月の現在、もう直ぐ9年が経過しようとしています。

時間の経過は本当に早いものです。市議会議員に当選した時はこれから9年も経過するとは夢にも思っていませんでした。そして通算3回の選挙を戦い、県議会議員に当選させてもらえることになるとは夢にも思っていませんでした。

考えてみると夢の中で過ごさせてもらえている9年間です。本当に幸せなことで、素晴らしい舞台を用意してくれている皆さんに心から感謝しています。全ての人は限られた人生という素晴らしい舞台の本番を生きています。私も毎日の夢舞台を生きていることに感謝するばかりです。

平成15年5月、当選直後に初めてのコラムを書き、ホームページに掲載しました。その時の目標は10年後でした。この議員としての活動を続けることができたら、1年間に100本のコラムを書き綴りたいと目標を立てました。そうすれば10年後にはコラムが1,000本を達成している計算になります。平成15年5月に10年後の大目標を立てたのです。

1年間に100本書くことは、3.65日に1本のコラムを書くことになります。当初、それは少し高い目標かなと思いましたが、どうせ書くなら1年で100本書くような活動をしければ議員をやっている意味はないと思い、10年後の目標に決めました。

10年後は平成25年5月の予定でしたが、1年と2ヶ月早い達成となりました。今は少し嬉しく思っています。嬉しさは「9年間継続できたこと」、「納得できるような日々の活動をやってこられたこと」、「最初のコラムを書く時にはひとつのアイデアだけだったのに、よく1,000のコラムを書けるアイデアに巡り合えたこと」、「10年の予定が1年前倒しの9年で達成できたこと」、「9年間の活動が確かに積み重なっていることが実感てきていること」などが要因です。

そして何事も継続してそれを1,000回達成すれば、世界が変わることを私は信じています。コラムを1,000本書き続けたことで何かが変わると確信しています。やり続けること、それを達成することは、自分の中の力を大きく成長させ、これから大きな変化を迎えてくれる予感がします。

10本や20本書くことは簡単ですが、100本書くことは作家などの本職でもない限り、簡単なことではなくなります。1,000本を達成できたことは、目標の達成感を感じると同時に、自分の中で誇りに感じています。それは、確かにこの9年が積み重なっていること。充実した日々であったこと。そして明日につながるものであったこと。何よりもコラムで書いていることは、多くの人との出会いの記録であり、感動と感謝の記録であることです。

もし書き留めていなければ、多くの人との出会いや感動は、忘却の彼方へと旅立っていた筈です。感動や体験は書くことで自分の一部になります。他人の体験や言葉を自分のものとして消化し、今では身体の一部を形成しているのです。書くことで人としての成長速度は高まります。1,000回達成という重さを抱きしめ、自信と誇りを実感しています。