令和7年2月定例会一般質問 / 質問内容

1.和歌山県におけるeスポーツについて

一般質問

こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。

Eスポーツの良さ、特長、盛り上がり、何故、地域振興や人材育成や教育に資するのかのイメージを捉えることは難しいと思います。僕の学生時代はゲームセンターやゲームのある喫茶店に入ることが悪いとされてきた時代でしたから、余計に分かりにくいのです。

ただeスポーツを和歌山県で盛り上げて欲しいと要望があり、今回、教育者、プレイヤー、高校生、事業者、地方自治体と企画を立てている人などにヒアリングをしてまとめました。前半は観光や地域振興に関すること、後半は人材育成や教育にどのように関係しているのか、わかりやすく質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

和歌山県を始め全国の地方自治体が、集客と体験を目指して取り組みを進めているeスポーツですが、主なジャンルは次のようなものです。

人気の高い戦略ゲームとシューティングゲーム。他にスポーツゲームや格闘技ゲーム、レーシングゲームやデジタルカードゲームがあります。

和歌山県の観光や地域振興のためにお薦めのeスポーツはツーリズムとゲームの組み合わせ「体験型デジタルツーリズム」です。京都市には二条城をゲームの舞台にしたソフトがありますが、これは多言語対応なので外国でも利用されています。

二条城がゲームの舞台になったことで京都市の認知度がさらに高まり、インバウント観光客の増加につながっています。参考までに京都市がゲームの舞台に二条城を使用することの同意に約一年を要したそうですが、世界に京都市をアピールできたことや観光施策につなげられたれたことによる効果があったようです。

和歌山県の観光テーマは聖地リゾートですから、ゲームの舞台になる場所がたくさんあります。観光地をゲームソフト化すれば外国でも利用されることから、この聖地リゾートゲームを体験した人の中から、和歌山県を訪れたくなる人が増えると思いますから、eスポーツはツーリズムと親和性があります。

ゲームの「フォートナイト」では「和歌山城、JR和歌山駅前、アロチ」が舞台にしたソフトがあります。このゲームは「eスポーツと観光」のオンラインゲームなので、観光和歌山県を発信させようとしています。

さて令和7年1月29日から5日間、「eスポーツの聖地」に名乗りを上げている札幌市の札幌ドームで開催された「ALGS (Apex Legends Global Series) Year4 Championship」を観戦してきた教育者と会議を行いました。テーマは「eスポーツと教育」、「eスポーツと観光」、「eスポーツと地域活性化」などでした。

この世界大会で札幌ドームは満員になり、試合の様子は世界にリアルタイムで配信され、アーカイブで観ることができます。札幌市長も挨拶しているのは、この大会の影響力を理解しているからです。世界大会を開催した札幌市はさらに世界の認知度が高まりインバウンド観光やビジネスの機会を得たことになります。

このeスポーツの世界大会のチケットは約1万円で、人気歌手のコンサートなどと同等の水準で販売されていますが、チケットは完売になるほどの人気でした。

このように、eスポーツビジネスで大事なものの一つに、オフライン上でリアルに集まって行なうイベントがあります。ゲームはオンラインでもできますが、選手や観客が実際に集まり、同じゲームを見て、あるいは一緒にアクションをして楽しめるオフラインイベントはとても重要となっています。

オフラインイベントは大規模な大会であればあるほど開催場所が重要になります。ここで必要なものは、ある程度の人数が収容可能な施設です。

しかし残念なことに、和歌山県にはeスポーツ全国大会や世界大会など大規模な観客が見込める大会開催が可能な施設がありません。過去に和歌山県ではMICEの可能性も取り上げられましたが実現しませんでした。MICE や既存の施設をeスポーツ大会が開催可能な施設にすることで、世界レベルの大会の誘致や開催も可能であり、聖地リゾートに代表される観光資源がある和歌山県こそ相応しい舞台です。

一般質問

今回、世界大会を開催した札幌市は、MICEの可能性に言及しています。

札幌市での開催はeスポーツ業界だけでなく、MICE産業にも大きな影響を与えると期待しています。大会開催により国内外から多くの観戦者や関係者が訪れ、観光・宿泊・飲食業界への経済効果が見込まれています。加えて「これらの取り組みを通して、医療・福祉、地域活性化、教育・国際交流など、様々な場面での活用が期待されるeスポーツについての市民の関心を喚起するとともに、ゲーム産業が集積する札幌経済の魅力も発信する」としています。

つまりeスポーツは、多くのステークホルダーが関われる産業だということです。プロスポーツ業界のように「競技」という直接市場がある一方で、周辺事業との多種多様な「掛け算」がしやすいという点が大きな魅力になっています。

掛け算がしやすいというのは、自前のコンテンツを持たない地方自治体や企業にとって、eスポーツは連携しやすい一つのコンテンツになることを意味します。例えば「eスポーツと教育」、「eスポーツとヘルスケア」、「eスポーツと商店街」などの組み合わせがあります。

現に地方自治体において、富山県では地元の酒蔵でのeスポーツ大会開催。群馬県では障がい者向けのeスポーツリーグを組織し、全国大会を開催しています。北海道では医療機関と連携しリハビリに取り組む患者さんに対してeスポーツを使ってコミュニティ作りをしていますし、秋田県では高齢者のプロeスポーツチームを立ち上げています。

これは地方創生や地域経済活性化等の社会課題とも合致します。多くの地方自治体では、「人口が減少している」ことや「コミュニティの場を作ることが難しい」などの問題を抱えていますが、eスポーツの関わることによってこれらの役割を担っていける可能性が生まれます。

質問1:産業としてのeスポーツについて

コンテンツ産業が少ない和歌山県としてeスポーツを産業として捉え、関連企業の進出や人材育成を図ることは重要だと考えます。

例えば、群馬県はeスポーツ担当課を設置しています。

県庁産業経済部「eスポーツ・クリエイティブ推進課」の名称の担当課では、県庁主催のeスポーツリーグイベント。事例して、群馬県企業等対抗社会人eスポーツリーグや全日本eスポーツ実況王決定戦、県庁ビル前で行った「eスポーツ酒場」のようなeスポーツを活用したまちづくりの取り組みを実行しています。

また札幌市の事例などから、eスポーツの全国大会、世界大会の誘致は他のスポーツ大会誘致と同じような効果が生まれると思いますが、和歌山県として観光や医療、福祉、人づくりなど、「掛け算」として有望な産業になり得る和歌山県eスポーツの可能性について知事の答弁をお願いいたします。

答弁者:知事【デジタル社会推進課】

片桐議員のご質問にお答えをしたいと思います。私も片桐議員と全く問題意識を共有するものであります。人口が減っていく中でも持続可能な社会を維持し、地域に活力をもたらすためには、次代を担う若者がですね、創造力を発揮して、持続的にイノベーションを生み出せる環境を整えるということが重要でありますが、正にeスポーツというのは、そういうことができるジャンルであるという風に考えております。

群馬県のように担当課までは作っていませんけれども、うちではデジタル社会推進課が担当しています。課長自ら色んなところでeスポーツの現場を走り回ってくれていまして、実際、デジタル社会推進課の提案で、先月2月、和歌山eスポーツ月間というのを作りました。

イベントを四つやりました。一つは、和歌山県eスポーツの高校生の大会をやりました。これも報道等でご存知のとおり、今年度の事業で県立高校5校にeスポーツ部を作ってもらいまして、県としても補助金を出して、機械や、プロのゲーマーのご指導をいただくということで推進をしております。それから、正に産業としてのeスポーツという意味で言うと、eスポーツ企業交流戦というのが、和歌山eスポーツ連合さん、これは一般社団法人なんですけれども、が中心となってやっておられます。2024年度、2回やりましたけれども、これも2月に、県庁も一緒に共催で、eスポーツ企業交流戦2024ファイナルステージin和歌山県庁ということで、南別館で開催をしました。12社11チームが参加しまして、恥ずかしながら私もエキシビションで、これはストリートファイター6という格闘ゲームなんですけれども、特訓をしまして、きいちゃんと対戦をしまして、勝たしていただきました。

はい。これちょっと甘かったんですけど。なんと、本当に和歌山の「これは」という企業の方が集まってこられて。面白いんですよ。企業同士ですから、まず名刺交換してからゲームをはじめるんですよ。それで、ゲームが終わってからビジネスの話をしたりとか、とっても面白い集まりでした。なんと、県庁は主催者なんでAとBと2チーム出させてもらったんですが、県庁Aチームは準優勝なんです。はい。県庁挙げてeスポーツやってますので、はい。

本当にですね、eスポーツというのは限りない可能性があります。日本のeスポーツの市場規模は2022年で125億円とそんなに大きくありませんけど、さっきおっしゃった札幌の話もありますし、世界的にはすごく大きなマーケットになってますし、それから、これもよく申し上げるんですけれども、アメリカの良い大学なんかは、野球とか、あるいはバスケットボールとかアメリカンフットボールとかできる子は特待生で採りますよね。5、6年前からeスポーツのできる子は、その特待生で大学に行けるそうなんです。おそらく日本もそうなってくると思います。そういう意味ではeスポーツをきっかとしてですね、若者達が活躍できる、そういう和歌山を作っていきたいと思っておりますので、どうぞご指導よろしくお願いいたします。

質問2:「eスポーツわかやま推進プロジェクト」の概要と同プロジェクトを発展させることについて
一般質問

世界のeスポーツは1990年代後半に誕生し、既に30年の歴史があります。アメリカや中国、韓国やドイツ、スウェーデンなどが先進国です。一方、日本では2018年に経済産業省が支援したことからeスポーツ元年とされており、先進国と比較すると30年近く遅れています。

欧米との違いは、欧米ではビジネスとして進化していますが、わが国では地方自治体がリードするコミュニティとして独自の進化をしてきました。

昨今の世界では、国際スポーツシーンでのeスポーツの導入が加速しています。2023年の中国杭州アジア競技大会からはeスポーツがメダル種目として正式に認められ、次の2026年愛知・名古屋アジア競技大会でもeスポーツが11タイトルとして決定し、スポーツと同様に日本が他の国と競争します。

そして、IOCがeスポーツの認め、「Olympic E sports Games」という国際eスポーツイベントを2027年から開催する予定です。

わが国において、eスポーツに積極的な地方自治体の取り組みには、次のようなものがあります。

  • 秋田県ではシニアeスポーツとして、MATAGI SNIPERS(マタギ スナイパーズ)という60歳以上のプレイヤーで構成された、秋田地場企業が運営する日本初のシニアプロゲーミングチームがあります。
  • 神戸市ではシニアのための60歳以上限定eスポーツ施設があります。
  • 熊本県では障がい者のためのeスポーツ施設があり、重度障がい者、高齢者の方にeスポーツのプレイサポートを行っています。
  • 北海道ではリハビリテーション室に採り入れて障害者の生きがい繋げています。
  • 札幌市では先に伝えたeスポーツ世界大会の決勝戦の札幌ドームで誘致し、約3万人の来場者がありました。
  • 茨城県ではコンテンツクリエイター教育を実践している他、ゲーム作り体験、作ったゲームのコンテスト、イオンホールを使ったゲーム体験を行っています。イベントには子どもと共に高齢者の参加が多くなっています。
  • 埼玉県では映像博物館でeスポーツ展示会を夏休み中に行われ、約二万人が来場しています。そして1日eスポーツ体験会では、100人規模の予定が800人規模の体験会となりました。
  • 大阪市ではインテックス大阪でeスポーツの何かのダンス体験を行いました。
    他には福岡県、徳島県そして横須賀市が先進地となっています。

eスポーツは観光、教育、高齢者や障がい者福祉の分野で効果を発揮しています。つまり地方自治体のこれらの行政課題とeスポーツを組み合わせることで解決に向かわせることも可能なのです。

またeスポーツは単に大会開催で集客するだけものではなくて、一つの産業だということです。市場は数千億円規模の成長が予測されている産業ですから、これを仕事にできますし、この分野の人材育成の必要性もあるので、和歌山県に新しい産業を誕生させる取り組みと考えるべきものです。

eスポーツはイベント企画、配信、イベント実施などに携わる必要がありますし、ゲームコンテンツ作りやプロスポーツのマネジメントなどの仕事があるので、インターネット産業の一つになっています。

そこで「eスポーツわかやま推進プロジェクト」の概要と同プロジェクトを発展させることについての質問です。

和歌山県で令和7年度に計画している「eスポーツわかやま推進プロジェクト」はeスポーツの推進を目的として、高校生によるeスポーツの取組を支援するとともに、eスポーツを普及させるためのイベントを開催することを計画しています。

高校生の大会の概要を説明していただくと共に、一般の人も参加できる大会開催について、地域振興部長からお聞かせください。

答弁者:地域振興部長【デジタル社会推進課】

高校生の大会ですが、eスポーツに励む県内の高校生達が活躍し、互いに交流できる機会として、今年度、はじめてeスポーツ選手権を開催いたしました。

県立高等学校5校から9チームが参加し、1月25日にオンラインで予選を開催、2月2日に予選を勝ち抜いた4チームによる本選を、和歌山市内で行いました。

星林高校のチームが優勝しましたが、他のチームも日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、白熱した試合が繰り広げられました。

このような取組を来年度も引き続き行いながら、高校生による選手権大会の開催だけではなく、こどもから高齢者まで多様な人々が交流できるeスポーツイベントを開催する予定としております。

質問3:和歌山デジタルクリエイティブ拠点創出について

星林高校では「リーグオブレジェント」というゲームを使っており、大会でもこのゲームが採用され各校で高めあったようです。これは人気のあるゲームですが、他にも人気のゲームがあるので世界で活躍できるよう、今後は色々なソフトを活用して欲しいと思います。

一般質問

和歌山デジタルクリエイティブ拠点創出については、創造性豊かな若者が集い、互いに高め合う場としてゲームクリエイターコミュニティを構築し、成果発表のためのコンテストを開催することを目指しています。

これからは「デジタルクリエイティブ人材発掘・育成」および「企業の伝承」に加え「個人デジタルコンテンツの伝承」が必要になってくる時代になると思います。

地方を拠点にデジタルクリエイティブ人材が育てられたり、集まったら、地方の魅力を世界に向けて表現できることも増える、それを見た外部から訪問する人も増える、人材が増えると地域に企業体も自然に増える、という良い循環が生まれます。

人材育成、教育として、実際にゲームを作ることや職業としてクリエイターの道を選択することを目指すことも考えるべきです。

和歌山デジタルクリエイティブ拠点創出事業の概要と、先進県を目指すための取り組みについて、地域振興部長にお尋ねします。

答弁者:地域振興部長【デジタル社会推進課】

本議会に提案しております来年度予算で実施予定の和歌山デジタルクリエイティブ拠点創出事業は、創造性豊かな若者達が県内外から集い、お互いの知性と感性を高め合うことができる環境として、ゲームクリエイター同士が交流するコミュニティを構築するものです。

コミュニティでは、クリエイター同士が意見交換を行い、協力し合いながらゲームを制作し、その成果を発表する場として、ゲームづくりコンテストと作品展示会を開催することとしております。

ゲーム制作は、プログラミング、デザイン、音楽作成など多様でクリエイティブな要素が含まれることから、若者達に魅力ある活躍の場を提供することにつながります。

eスポーツの推進との相乗効果により、ゲームをきっかけに創造性溢れる魅力的な人々が集う、クリエイティブな先進県を目指してまいります。

質問4:eスポーツと人づくりについて

教育者と会議で会話をしている中で「eスポーツと教育」、「人づくりとの関連性」について、次のような説明をしてくれました。

  1. eスポーツは部活動の一つだと思ってください。生徒が好きな競技を選び、仲間と一緒に試合で勝つことを目指して上達していく。その競技がeスポーツであり、野球やサッカー、吹奏楽などと同じようなもので、個人の楽しみとしてゲームで遊ぶことと違います。大人でeスポーツを理解できている人は少ないと思います。
    そのため、自治体・政府としては若い世代の夢・キャリアパス作りを支援する人材育成の取り組みをやりつつ、一方で大人向けにはeスポーツが世代を超える有効的なコミュニケーション手段になることが学べる「デジタルリテラシー教育」のような取り組みも自治体の主幹で同時に並行するべきだと思います。
  2. eスポーツは団体戦もある競技なのでチームで試合に出場します。チームとして活動するので、技術の高い生徒だけが出場するわけではありません。試合に勝つためには上手い人、戦況をみて冷静に判断できる人、チームを鼓舞させるムードメーカー、戦術を考えるのが得意な人などが必要となります。ここでチームプレイと仲間意識を醸成します。
    チームで困難を乗り越えてゴールを目指すことは、生徒の成長に不可欠なことです。eスポーツを通じてチームとして成長すること、社会性や協調性を学ぶことができます。
  3. 今の子どもは小さい頃から誰でもゲームをやっています。大人が「ゲームをするな」、「ゲームは止めなさい」と言っても、楽しいと思っているので止めるはずはありません。だったら好きなゲームで人として成長させる方法を選択すべきです。その方法がチームを通じて成長できるeスポーツです。
  4. 私は子ども達が関心のあるeスポーツを知るために勉強をしています。札幌市まで世界大会を観戦に行ったことも、臨場感を味わい世界トップレベルの試合がどんなものかを体験するためです。ゲームがダメ、eスポーツはスポーツではないと思っている大人は、デジタル社会について学びが必要です。
一般質問

そこで eスポーツと人づくりについて質問です。

eスポーツを教育に取り入れている教育者の話を紹介しましたが、eスポーツは人づくりに資するので、親子参加型プログラミング教室やゲーム開発教室、eスポーツを通じての人材、人格育成なども考えられると思います。今の時代、「ゲームをするな」と言っても無理なのでeスポーツを通じて社会性、協調性、チームプレイなど学ぶ機会を作ることが大事だと思います。eスポーツと人づくりについて、知事の答弁をお願いいたします。

答弁者:知事【デジタル社会推進課】

片桐議員のご質問にお答えしたいと思います。私、今お聞きしておりまして、片桐議員と問題意識を共有するものでございます。もう、あの、デジタル化が推進してきまして生成AIができましたので、もはや昔のようにですね、教科書を読んで、覚えて、あらかじめ答えのある問いを解くというようなことにはあまり意味が無いということであります。むしろ、これからこども達に要求される能力は、やっぱり創造力、それから問いを作る能力ですね、AIは問いを作らないと答えてくれませんので、みずから問いを作る能力。それから、やっぱり、今チームプレイとおっしゃいましたけれども、人間力といいますか、コミュニケーション能力などだと思いますけれども、正にeスポーツは、今申し上げたような能力を取得するためには最適な手段であります。

それから、この前高校生の選手権大会を私もずっと見てたんですが、星林高校の、もともとはパソコン部ということでやってたんですが、そこの部長さんが割といけてる人で、数年前から、その中でプログラミングする子とか、eスポーツする子、チーム作ってたらしいんですね、だから強くて優勝するんですけれども、そのeスポーツを指導している先生がおっしゃるには、eスポーツを始めると一つは集中力がものすごく付くので、付くのが一つね。

それから、もう一つは、正にチームでやったり、色んな疑問が生じた時に誰も教えてくれないので、自分で調べるくせが付くんだそうです。集中力が付いて、自分で色んなものを自発的に調べる能力が付くので、なんと、皆、成績上がったそうです。そういう基礎的な力が付くみたいですね。さらに、eスポーツをやれば、プログラミングへ行きたい子も出てきます。それから、人によっては、コンピュータグラフィックスの分野に行く子もいますし、サウンドクリエイト、音楽の方で、パソコンで音楽を作るような子も出てくるんでですね、ものすごい裾野が広いということでありますので、県としても、来年度はデジタルクリエイティブ拠点創出事業として、ゲームプレイであるeスポーツはもちろんですけれども、ゲームを制作する方の若者達が活躍できる場所も作っていきたいと思っております。

今、片桐先生もおっしゃいましたけれども、少し前はね、こどもがゲームばっかりしていると、和歌山のお母さんは「こら周平、お前、ゲームばっかりしとらんと勉強しなさい、宿題しなさい」と言うてたと思います。私はこれを変えたいと思います。これからは和歌山のお母さんは「こら周平、お前教科書見てどないすんねん、意味ないぞ。ゲームしなさい。」こういう和歌山にしたいと思いますので、どうぞご協力をお願いいたします。