3.「大阪・関西万博」和歌山ゾーンステージの活用について
「大阪・関西万博」の中で関西広域連合が設置する関西パビリオン内に和歌山県ゾーンを出展することになっています。和歌山県としてオール関西を盛り上げるため、「聖地リゾート和歌山」の取り組みによって来場者の観光誘客を目指した取り組みが必要だと思います。
その盛り上げ対策と和歌山県への魅力発信と誘客のための取り組みの一つとして、和歌山ゾーンステージの活用があります。
本日、着物文化を伝えるため、着物を着ることで和歌山県の振興を目指した活動している団体やタレントの方も来ていますが、皆さんは「大阪・関西万博」の和歌山ゾーンステージへの出演を目指してくれている人もいます。他にも沢山の県民の方々が出演を目指していると思います。
和歌山ゾーンステージでは、より多くの方々に出演してもらい、和歌山県の魅力と楽しさを発信することや、和歌山県に行きたいと思わせるステージ、文化と歴史を伝えるパフォーマンスなどの出演者を広く募り、求めたいと思います。
また県民の皆さんにソーンステージの出演を呼び掛けることや応募してもらうことで、「大阪・関西万博」への参加意識を醸成でき、「自分達がステージでパフォーマンスをすることで和歌山県の魅力を発信したい」と思うことなどによって、県民意識を高める効果があると思います。
ゾーンステージに出演した経験は出演者や応援した方々にとって生涯の宝物になりますし、和歌山県民であることに誇りを持つことにつながると思います。そしてこの出演経験は、万博以降の和歌山県の活力に資するものだと思います。
そこで質問です。「大阪・関西万博」の和歌山ゾーンステージを活用することで機運醸成を図ることや県民参加意識の醸成。そして出演者が自信と誇りをもって活躍することが、万博後の和歌山県の活力につながると思います。
「大阪・関西万博」の和歌山ゾーンステージの活用について、商工観光労働部長にお尋ねいたします。
和歌山ゾーンでは、映像、ステージ、フードの3つのコンテンツで、自然・人・産業・食・文化など本県が誇る多様な魅力を全世界に発信するとともに、県民の皆様にも地域の魅力を再発見し、故郷に誇りを持てる展示・演出を目指しているところです。
このため、県では、和歌山ゾーンのステージを県民参加型のプロモーションの場としたいと考えており、現在、ステージにおいて、本県の魅力を存分に感じてもらえる企画の実現に向け、熱意のある県民の皆様から公募を行っております。
これらの取組は、県民の皆様の万博に対する機運醸成につながるものと考えております。
また、県としましては、和歌山ゾーン以外にも、関西パビリオン内多目的エリアや万博会場内にある、より大規模な催事施設を活用した「和歌山DAY」、「和歌山WEEK」といったイベントも企画し、相乗効果を図っていきたいと考えております。
万博の開幕まで約400日です。県議会や県民の皆様とともにオール和歌山で万博を盛り上げてまいります。