活動報告・レポート
2012年12月18日(火)
一般質問二日日
一般質問二日日
一般質問二日目

一般質問二日目の二人目として登壇させてもらいました。午前11時から昼までの時間で知事や部長と質疑を交わしました。質問内容は通告のとおり、紀の国わかやま国体について、フロリダ州との姉妹提携について、そして主要幹線道路の渋滞対策についての三項目でした。以下、質問の要旨のみを記載します。

国体に関する競技日程に関して、基本的に会期内に行うことが原則ですが、事情によっては水泳を含めた3競技までは会期より前に開催することも可能だと聞いています。逆に言えば水泳を含めた3種目を除いた競技を会期内で実施しなければならない訳です。

仮に和歌山市で宿泊施設が不足するとした場合、原則に則った3競技以外の競技を開会前の日程に組み込むことを検討する必要もありそうです。

宿泊施設の問題がネックとなり競技日程が確定していない状況がある訳ですが、本来であれば競技日程を決めてからそれぞれの日にちの宿泊者数予測を出し、宿泊施設が不足するところはホテルなど配宿ロスを減少させるなど話し合いをすべきだと思います。

まず競技日程の決定を先にしなければならないと思いますが、競技日程の決定時期、そしてどこがどのようなプロセスを経て決定するのかを確認しました。

競技日程を確定された後の問題として選手や役員、そして応援者の宿泊が和歌山市内の場合、配宿することが困難であることを質しました。それを解決するために和歌山市と県が連携を保ちながら早期対応する必要性を確認しました。

続いて、フロリダ州との姉妹提携、中でも、オレンジパートナーシップ締結について質疑を交わしました。

仁坂知事が締結を果たしたオレンジパートナーシップ締結から1年が経過していますが、西フロリダ大学の先生が期待しているのが、この協定により民間交流での成果が現れることです。そのため締結後の活動と今後の活動計画に関して質しました。

一般質問二日目

三点目は和歌山市内の主要幹線道路の整備に関しての質問です。前段は国道24号の和歌山インターチェンジ付近の渋滞緩和と新しく交差する道路が平面交差に計画変更したことに関しての質疑を行いました。その上で、渋滞緩和の必要性や交通安全対策上問題があるとすれば、この道路に流入する車を他の道路に誘導する必要もあることを前提として、和歌山市内の主要幹線道路の渋滞緩和対策について質しました。併せて、国体開催に向けて道路の整備が進むことを期待していることから、和歌山市内の道路整備による渋滞緩和に向けた知事の考え方、および、国体開催までの和歌山市内で計画している主要道路の整備計画の見込みについて質しました。

詳細は後日、答弁の内容と共に掲載を予定いたします。

そして本日、年末のお忙しい中、傍聴に来ていただいた皆さんに感謝しています。質疑を終えた後、何人かの皆さんと話をさせていただきました。その中の一人の方から感動する話を伺いました。

「今日は一般質問の日ということで是非聞きたいと思い、傍聴に越させてもらいました。しかし今日という日に父親が亡くなったのです。それでも聞きたいと思ったので議会に来させてもらいました。これからか葬儀会場に向かいます」という話です。大変な時なのに私の一般質問を聞きに来てくれたこと、驚きと感動がありました。こんな皆さんに支えられて議会に送り出してもらっていることに感謝しながら、改めて責任の重さを感じています。傍聴に来てくれた方に何かを持ち帰ってもらえたかどうか心配しましたが、具体的に得ることがあったことを伝えてもらいました。このことについては改めて触れさせてもらいますが、本当に感謝すべき一般質問となりました。

懇親会

夕方からは懇親会を行いました。遠くからお客さんも来ていただき、密度の濃い4時間となりました。職業を通じた人とのこれまでの関係から、人の生き方や人生のあり方について学ぶことができました。職業が違ってもそれぞれの仕事や人間関係の中で活かせることがあります。新鮮な驚きと共に人生の不思議を感じました。