ライオンズクラブ主催の女性会員パワーアップフォーラムに出席しました。和歌山ゴールドライオンズクラブからは8名が出席いたしました。女性会員のためのフォーラムですが、女性会員の在籍しているクラブ会員なら勉強のため参加可能なので出席したものです。
世界のライオンズクラブの約25パーセントが女性会員です。日本では男性の比率が高いことから女性会員に参加してもらう余地があり、楽しい例会にするための方策を紹介してもらいました。
キャビネット委員からは、今日聞いてそうだと思ったことは実施して欲しいと話があったように、良いと思ったことでも実行しなければ何の変化も起きません。聞いて良いと思ったことは実行することが活動を前進させる秘訣です。
事例発表として「女性クラブだからこそできる楽しい例会」がありました。クラブ内にお茶同好会やグルメ同好会などのサークルを設置して、例会やアクティビティ以外にも会員同士で楽しめる企画にしています。また毎回会員スピーチを実施しています。人前で話しをすることが楽しいと感じている会員が多いため、順番にスピーチの機会を設けているのです。
二番目の事例発表は「ローコストで実現する楽しい例会と仲間作り」です。楽しい例会の方法として会員のスピーチがあります。やはり人は参加している実感があることで満足感を得られます。 例会に参加しても何の発言もしなければ楽しみも緊張もありません。会員としてスピーチをすることで遣り甲斐や楽しみが感じられるのです。人は役割があって遣り甲斐を感じるものです。会員の得意分野のスピーチで聞く会員にも役立つ内容の例会にする工夫があります。
今までに法律や税務、国政や大阪府政、大阪市政に関してのスピーチを行っています。政治の話は生活に直結している問題ですから、例会で取り上げても良いと思います。政治を知らずして経済や外交問題は語れません。中にはAKB48のスピーチもあり時流を捉えています。
最後の事例発表は「単独アクティビティの意義」についてです。吹田ライオンズクラブでは、未来の子ども達に自然環境を申し送るために5年計画の立案と実行をしています。具体的には吹田市内の市の土地に池と水路を作り生物が住む環境を作り出したことです。
都会の中に自然環境を蘇らせて、子ども達に自然環境と生物の営みについて学べる機会を作り出した取り組みです。5年間一貫してこの取り組みを行ってきました。結果としてホタルの幼虫と餌を放ち、ホタルが生息する池となりました。毎年孵化したホタルがこの池を飛んでいます。このホタルの飛び交う光景を見た時、吹田ライオンズクラブ会員は涙が零れたと話してくれました。苦労した分だけ喜びがある。ライオンズクラブの活動の原点を見るようです。
そしてこの大規模な計画が実行できた理由は、三人のリーダーが存在していたことが挙げられます。一人は田圃を所有し、自分で田を作っている経験のある会員がいることです。池と水路作りのアドバイスをして会員をリードしてくれました。二人目は吹田市との折衝ができる会員がいたことです。行政機関との折衝をするためのつきあいと人脈を持っている会員がいることで、行政手続がスムーズに進みました。三人目は資金調達をしてくれる会員がいたことです。
この三つの分野でリーダーシップを発揮する会員がいたことから吹田市内での池と水路、そしてホタルの生息地を作ることができたのです。
事業を行うためには如何にリーダーの存在が重要であることが分かります。現場を知っている人と折衝能力のある人、そして資金調達ができる人が揃ったことからこのアクティビティができたのです。現場力と人間力、資金調達の三要素はビジネスでも必要ですから、社会奉仕もビジネスも同じようにリーダーシップが必要となるのです。
成功の秘訣は現場で責任を取れる人の存在。そして全体を把握してリーダーシップを取れる人の存在が挙げられます。ライオンズクラブは役割分担と活動を通じてリーダーシップを育成する組織でもあるのです。人は会員との交流の中で成長して行きます。それが優れた組織であり、ライオンズクラブなのです。
- 知人のお母様がお亡くなりになり、お悔やみに伺いました。突然の訃報に接し言葉もありませんが、心からご冥福をお祈りしました。
- いつもお世話に成りっぱなしのIさんの事務所を訪ねました。丁度、事務所にいて心から歓迎してくれました。平成25年1月の新春の集いの依頼を初め、お願い事をしたところ、すべて快く引き受けてくれました。心から感謝しています。
- 大切な友人が入院したことからお見舞いに掛け付けました。救急車で運ばれたのですが、初期対応が早かったこと、主治医が素晴らしかったことから、大事には至りませんでした。ほっと安心しました。