活動報告・レポート
2012年11月28日(水)
セミナー
駅前の話

和歌山市内のオフィスビルの事務所の入居が減少傾向にあることを伺いました。ビルのオーナーと話を行いましたが、支店や営業所の撤退などによって空き室が増えているようです。駅前のビルであっても苦戦している様子があり問題視しています。地方都市にとって市の玄関口とも言える駅前は最高の立地条件を満たしている場所です。和歌山市の場合はJR和歌山駅と南海電鉄和歌山市駅前が該当します。ところが今に始まったことではありませんがオフィス需要が減少しているのです。

他都市に本社のある企業の支店や営業所が縮小していることや道路整備が進んでいることから大阪からお客さん対応が可能になっていること、そしてインターネットでの対応などが要因です。

しかしビジネスの中で大切な機会は面談することが必要です。メールだけで会ったこともないビジネスはたいしたものではありません。また意思決定の最終段階や信頼関係を構築する最初の局面では直接会うことが必須です。そのために事務所は必要であり、信頼関係を築くために毎回ホテルのロビーや喫茶で面談する訳にはいかないのです。信頼関係を築くための条件を挙げるときりはありませんが、一例として事務所を訪問して環境や雰囲気を確認することも方法です。ビジネスの当該地域に事務所が存在していないようでは、本気で和歌山市でビジネスをする気持ちがあるのかどうか不透明に感じますから、やはり一級の企業であればビジネス現場に事業所は必要なのです。

官公庁の入札においては、入札を希望する市町村の所在地に事務所があることを義務付けているところも多い筈です。それは仕事をする上での信頼関係の前提となるからです。 事務所も無い、人もいないようでは信頼関係を構築することはできないのです。

そんなことを話し合いながら、空き室対策も仕事を行う上で大切なことであることを認識しています。少なくとも駅前と中心市街地を活性化させることで和歌山市が活性化することについて議論を行いました。

防犯灯

市内の某自治会を訪ね、防犯灯の設置に付いて協議を行いました。市内を明るくすることは防犯効果があると思います。設置場所の確認などを行いながら打合せを行いました。

町内を良くする活動を支援しています。

昼食

普段、昼食はとらないのですが、11月30日開催のプロ野球福岡ソフトバンクホークス小久保選手の講演会と少年野球教室に参加してくれる皆さんと話し合いを兼ねて昼食をいただきました。話を交わすと期待を感じます。プロ野球球団のない地域でプロ野球選手に会えること、そして野球教室に参加できる機会はそれほど多くはありません。

今日はお母さんもジャージで参加するので野球教室に参加したいという要望や、奈良市から参加してくれる親子もいて嬉しく思っています。

奈良市在住の子どもの目標はプロ野球選手であり、小久保選手の野球教室への参加を心から楽しみにしてくれています。そして甲子園を目指して智弁学園和歌山高校への進学を希望しています。そんな話を伺うと主催者の一人としてやる気が漲ってきます。

少年野球教室に参加してくれる子どもは約300人になると予想しています。楽しくてためになること、そして子ども達の憧れを大切にするイベントに仕上げたいと考えています。

また地元テレビ局も取材に入ってくれることが決定しました。感謝しています。

セミナー
セミナー

午後7時過ぎからセミナーに参加しました。テーマは「起業家一万人との出会いから学んだ、パーソナルブランドの作り方」で、講師は自分ブランドプロデューサーの立石剛さんです。立石さんはこのセミナーのために京都から来てくれました。お忙しい講師なのに起業家、そして起業家を目指している皆さんのお役に立つことを目指して和歌山市までお越しいただいたことに感謝しています。途中参加でしたが講義に参加して良かったと感じています。

人は誰でも強みを持っています。気付いているか気付いていないかの違いはありますが、誰でも強みを持っているのです。そして強みの活かし方には基本があります。

ひとつ。相手を見極めること。自分で強みを意識することが基本ですが、自分の強みを必要とする人と、価値観が同じ人に対して自分を発揮すべきことです。このふたつを意識することで生産性が向上します。何故なら、自分を必要としている人と自分が合う人との出会いを求めようとするからです。そんな人と出会えると当然生産性があがるのです。

ふたつ。相手が受け取り易いように言語化することです。同じことを伝えるにも、表現を変えることで訴える力が違ってくるのです。表現力が違うと結果が違ってきます。保険の営業の場合はこのことが分かり易いのです。保険の商品は誰が扱っても同じですが、営業する人によって成果が違うのが現実です。誰が扱っても同じ商品なのに扱う人によって成果が違うのは何故なのでしょうか。売り方の表現力が違うことも要因です。

相手に伝わる表現力に変えることで結果が違うことを意識しましょう。自分の強みが社交的だとします。でも社交的と言ってもインパクトはありません。そこで、初対面の人でも一瞬で自分のファンにしてしまうことが強みですと表現すると訴える力は圧倒的に違います。

聞き上手という表現を変えてみます。的確な質問を使ってその人が気付いていない要求を気付かせることができるのが強みです。この表現の方が相手とって魅力的です。

そして表現力が豊かになって人と違うことを知らせると、言葉が独り歩きしていきます。

立石さんの場合、強みが自分ブランドプロデューサーという肩書きになり、その肩書きで仕事ができるようになっています。自分ブランドプロデューサーに仕事が舞い込むようになっているのです。強みが一人歩きしている事例です。

みっつ。他の強みと組み合わせることです。自分の強みと他の人の強みを組み合わせて新たな価値を作ることができます。それは自分一人だけの強みとなります。

よっつ。強みに徹底的に磨きをかけることです。そのために知識と知恵を蓄えること。意識しなくてもできるようになることが必要です。無意識で出来ることは理想の強みの姿です。自分が何故、この強みを持っているのかを知識と知恵で分かっていれば、スランプに陥った時でも自分の力で克服することができます。強みを理論的に分っていると修正が可能だからです。

そして経験を積むことで強みに磨きが掛かります。セミナー講師のやり方の本を1年間読み続けるよりも、10分間だけ人前で講師をする方が自分の強みを磨けます。

以上の方法で強みが活かせます。

セミナー

そして強みを活かして自分ブランドを作る方法です。

最初のステップは宣言すること。そうすると期待が集まります。自分がそれに応えようとします。結果として信頼が蓄積されていきます。信頼を積み重ねことがブランドなのです。ブランドを作るためには信頼、信頼、信頼の積み重ねです。信頼が積み重なっていくとブラントになるのです。つまり自分ブランドとは信頼の積み重なった結果であり、相手との信頼関係なのです。そして自分との信頼関係を結ぶことであり、自分との約束なのです。自分のブランドを守ること、自分ブランドを裏切らないことが自分との約束であり、自分ブランドを作ることなのです。

最後に、自分ブランド宣言をして終わります。誰を大切にしたいかを考える。自分に何ができるか強みを考える。そして何を実施したいのか。ビジョンを持つことです。この項目を明文化することが自分ブランド宣言であり、その通りに進むことになります。

立石さん、そしてセミナーを企画してくれた皆さんに感謝しています。今日も学びの機会をいただきました。

その他
  • 太陽光発電に関して協議を行いました。設置時期との関係から事業者は計画を急いでいます。ただし平成24年度内に完成するかどうかは微妙な時期に突入しています。来年度の買い取り価格に注目が集まっています。
  • 新しい道路建設に関して協議を行いました。道路整備は重要課題ですが時期を初めとして計画通りに進展し難いのです。どうしてもずれることがありますし、計画が変更なることもあります。それぞれ事情はあるのでしょうが、計画変更に伴う問題もでてきます。それらの課題への対応を協議しました。