残念な訃報が入りました。闘病生活を過ごしていた方が39歳でお亡くなりになりました。親族の皆さんに挨拶をさせていただきましたが全く言葉がありません。心からご冥福をお祈りしています。
事業者の皆さんと太陽後発電に関する協議を行いました。平成24年度の契約に間に合わせるための期限は厳しい状況の中、案件についての協議を行いました。条件は良くても、後は系統連携に要する時間が問題になっています。大手事業者は既に平成24年度の事業計画を締め切り、現在抱えている案件は平成25年度に事業化するかどうかの検討に入っています。採算面からすると本年度中に事業化を図りたい意向があり、次年度にずれ込むと計画が消える可能性もあるようです。
規模、投資額または賃貸の金額などから判断していますが、計画する地点の条件面は厳しくなっています。
明日、和歌山市民会館でフラメンコの舞台がある森久美子先生を訪ねました。丁度、明日の舞台と明後日出発してスペインで踊るためのフラメンコの練習を始めようとする時でした。明日の舞台は、平成24年度文化庁の「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」で選択された「情熱のフラメンコ!アリシア&ネストルフラメンコ」です。明日は観にいく予定にしていますが、公演の前日も練習を行い、最終確認をしているところでした。
森先生は「明日の公演とスペイン公演に備えて、練習をしておかなければと思っているところです。一夜漬けのようなものです」と笑って話してくれました。
私からも「一夜漬けかもしれませんね」と笑いながら答えさせてもらいました。笑って返答した一夜漬けという言葉には意味があります。一夜漬けをして成果を出せる人は、それまでの蓄積がある人だけです。毎日の厳しい練習を続けてきた人、勉強を続けてきた人だけが一夜漬けでその成果を出せるのです。本番やテストの日に至るまでの蓄積があり、前日に見直しをする、チェックをすることが一夜漬けなのです。前日も普段通りの練習や本番の踊りの確認ができるのは、練習の積み重ねと確立した技術があるからです。基礎がないのに一夜漬けで結果を出せることはありません。
森先生の一夜漬けは正に蓄積した技術の確認であり、細部に及んで最終チェックのために行っているものです。そして明日だけではなくて、明後日出発して本場スペインでの舞台も視野入れています。目標があるから一夜漬けが可能なのです。目標があるから毎日の厳しい練習を行えるのです。
晴れの舞台の影には努力の継続と前日でも確認を怠らない取り組みがあります。今日の練習と同じ踊りを舞台で発揮することになります。舞台で演じることができるのは練習の場で演じられることだけです。プロであれば練習で成功しない踊りを舞台で踊ることはできません。成功の可能性が半々の演技を披露する訳にはいかないからです。お客さんは完成した演技を観にくるからです。
そして森先生と二人のお嬢さんがフラメンコ衣装雑誌『ソニア・ジョーンズ発行「ラティード」14号』の表紙を飾っています。この冊子の表紙では日本全国のフラメンコ舞踊家を取り上げていますが、和歌山県の舞踊家が取り上げられることは珍しいことのようです。表紙に取り上げてくれた理由は、和歌山フラメンコ協会を設立し現在まで活動を継続していること。そして和のフラメンコを創出して発信していることなどの姿勢に、ソニア・ジョーンズの社長が感銘を受けたからです。
そして表紙の森先生の衣装は平成24年11月25日のスペイン公演で予定している「AMATERASU」で着用する衣装です。本場スペインでも和のフラメンコを披露することになっています。スペインで日本を、そして和歌山県の名前を轟かせてくれる意気込みで出発することになっています。
こんな大きな舞台で舞う森先生のフラメンコは日々の練習が支えています。スタジオを訪問させていただき練習の場面に遭遇しました。練習の姿から日々の努力の大切さを学ばせてもらいました。
和歌山ゴールドライオンズクラブ結成10周年記念行事実行委員会を開催しました。平成24年11月30日の福岡ソフトバンクホークスの小久保選手の講演会と少年野球教室に関する最終の詰めを行いました。タイムスケジュールとシナリオの作成、そして役割分担を行い、実行委員会メンバーで確認と同意をいただきました。会員の小久保さんも出席していただき話し合いを行い、若干準備があるものの後は当日を迎えるだけになりました。
計画が煮詰まり楽しみが増してきました。
午後8時から県議会報告会を開催しました。開始予定時間が遅れたのですが、皆さんへの説明と意見交換はとても楽しい時間となりました。皆さん楽しみに待ってくれているので、毎回ここで報告することが楽しみです。
本日は平成25年度の予算方針案、夏の電力受給の結果について、そして衆議院議員選挙の見方について説明を行いました。アメリカと中国の大国では新しいリーダーが誕生しました。私達は強いリーダーを見ているだけに、わが国でも強いリーダーの誕生を期待しています。政権を決定する選挙はリーダーを決める選挙でもあります。政権を取った政党の代表が総理大臣になるため、総理大臣を決めるための間接でもあり直接でもある選挙になります。
郵政民営化や政権交代といった大きくて分かり易い争点がない選挙なので、どこに投票すれば良いか違いが分かり難いのです。見方としては、各党の政策で選ぶ方法、わが国のリーダーを選ぶ方法、そして選挙区の候補者の人物で選ぶ方法があります。
ただ政策に関しては自分の思っていることと全て一致した政策を掲げている政党はないと思います。消費税、金融緩和などの経済対策、エネルギー問題、防衛と安全保障、そしてTPPへの参加の是非など、個別に見ていくと全ての項目が自分の意見一致することはないと思います。それでも選ばなければならないのです。
価値観が似ている部分が多い人や政党を選ぶ選挙になると思います。大局的な観点から、世界のリーダーを選ぶ選挙になることも考えて候補者を選んで欲しいものです。