活動報告・レポート
2012年11月12日(月)
植樹
電気店経営者との懇談

市内の某電気店のI社長が訪ねてくれました。何時、訪ねてもお店にも自宅にもいない24時間仕事の社長です。働き続けてお店を維持し繁栄させています。お客さんの数も相当なもので、常にアフターフォローに務めている姿勢が印象に残ります。

「自分のことよりも私を信頼して仕事を発注してくれているお客さんが大事です。そのため会社を発展させることと、将来とも存続させることが私の務めです」と話してくれたように、会社を倒産させてしまうと困るのはお客さんです。数あるお店の中からIさんを選んで製品を購入してくれたお客さんを大事に思う気持ちが伝わってきます。

「私が引退しても後継者も私と同じようにお客さんを大切にしてくれるよう、これから先には一緒にお客さんを訪問しようと思っています」という言葉もありました。会社を将来とも存続させるためには事業の継承が必要です。一人の経営者がずっと第一線で仕事ができることはないのです。会社や組織は世代交代を繰り返しながら成長して社会の期待に応えられるのです。

ただ地方都市の小さな会社の場合、会社の信頼イコール現場に立ち、お客さんに顔を出している社長の信頼でもあります。社長がいなくなれば会社との付き合いも途絶えるようなことにはしたくありません。もう来年度の体制を見据えている社長の姿があります。

ただ最近はお客さんの都合により売上金の回収期間が長くなる傾向にあります。三ヶ月、四ヶ月後の支払いの依頼は当たり前のようにあるそうです。その間、電気店は仕入元に対する支払いをするため、資金繰りが厳しくなります。高い商品を扱えば扱うほど、持ち堪える資金面での体力が必要になるのです。

仕入元は信頼によって商品を卸していますから、代金の支払いが遅れるとその次の取引はありません。ですからつなぎの期間が長くなるなどの場合によっては、家庭のお金を会社に貸付して大金を支払っています。この金額が大きくなると経営は厳しくなるのです。

そして残りの現役時代を全力で仕事をして後継者につなげたいと話してくれました。その後は家族でゆったりと人生を過ごす計画を立てています。現役引退後に自由に活動できる期間は10年と見込んでいます。その期間は仕事でできなかったことをやり遂げる思いを持っています。会社務めで修行をしていた期間を第一幕、独立して会社経営に携わった期間が第二幕、そして後継者に会社を任せ引退してからの人生を第三幕と位置づけ人生設計を描いています。

きっとIさんは第二幕を全力で駆け抜け、実り多い第三幕を生きることだと思います。訪問していただき、ありがとうございました。

植樹
植樹

福祉施設への植樹活動を行いました。年に二度実施しているもので、福祉施設の入居者の皆さんと一緒に植樹を楽しみました。昨日の雨のお陰で庭園の土が軟らかくて、とてもよい環境で植樹をすることができました。植えたのはさつきつつじ30本。穴掘りと肥料、植栽、そして水やりまでを行いました。入居者の皆さんは今日の日を楽しみに待ってくれていて、時間の前には庭園に集まってくれました。 その中の一人からは、「この場所は雑草が生えてくるので事前に抜いておきました。でももう雑草が育ってきているのですよ」と説明してくれました。この福祉施設では毎日、入居者の皆さんが庭園のお世話をしています。お花を大切にしていることが分かるような整った庭園でした。

植樹

施設長からは「今日の植樹をイベントのようにしたい」と話を聞いていたので、植えるところから皆さんと一緒に行いました。皆さんがさつきつつじを植えている姿を見ていると、楽しみ待ってくれていたことが分かります。そんな期待に応えられるように一緒に作業を行いました。来年の5月頃、赤い花を咲かせてくれる日を楽しみにしています。

その他
  • イケ腹プロジェクトでエクササイズを行いました。約2時間30分、汗をかきながら、楽しく体力作りを行いました。呼吸と腹筋を意識することを忘れないようにしています。
  • 和歌山ゴールドライオンズクラブ主催の福岡ソフトバンクホークス小久保選手によるアクティビティについて県後援箇所と協議しました。国体マスコットのきいちゃんも広報活動で支援してくれることになりました。
  • 身体を注意するようにと、有り難いお守りを届けてくれました。日々の活動で身体と健康に留意するようにご祈祷してくれたお守りを頂戴しました。「少し心配になったので」という言葉が有り難く思いました。気にしてくれる人がいることは有り難いことです。